サンフランシスコ街並み紹介 〜San Franciscoってどんな街?〜

神戸&San Francisco発 “まちづくり”って何だろう? by Hiro Sasaki
  San Franciscoはアメリカの街の中でも特に美しく、暮らしてみたい街として有名です。サンフランシスコ湾と起伏のある地形が生み出す変化に富む眺望、歴史ある建物が数多く残る統一感のある街並、ケーブルカーに代表される公共交通が整備されたウォーカブルな街のスケール、そして海の幸を初めとする世界中のあらゆる料理が味わえる多彩なレストラン。サンフランシスコはまさに、まちづくりのエッセンスが凝縮されたコンパクトな街ということができます。ここでは、1997年から2年間、更には2000年末から現在までこの街に住んでいる経験を生かし、サンフランシスコの魅力溢れる街並みを紹介します。たくさんのまちづくりのヒントが隠れていませんか?
 サンフランシスコ・ベイエリア注目スポット
  まちづくり編
Street
 Chestnut Street サンフランシスコで今、最も注目されるホットなストリート。続々と新しいショップやレストランがオープンし、いつも若者で賑わっている。いわゆるヴァーティカルミックストユース。1階に店舗、2,3階に住宅と言うミックストユースの建物が連続している。周辺のマリーナ地区はレジデンシャルエリアとしても人気で最近は家賃がうなぎのぼり。私事ですが、この通りで2年間暮らしました。
    
 Union Street サンフランシスコ一の高級住宅地として知られるパシフィックハイツとマリーナ地区に挟まれたサンフランシスコで最もオシャレなストリート。小粋なブティックやレストランが集まり、カフェに座りながら道行く人を眺めているだけでも結構楽しめる。サンフランシスコのペデストリアンオリエンティッドな通りと言うとまずこの通りの名前が挙がるような、いいスケール感を持ったストリートである。
     
 Fillmore Street ジャパンタウンから北に伸びる、チェスナットやユニオンに比べると気取りのないカジュアルなストリート。マリーナ地区においてはユニオンストリートとチェスナットストリートを南北につなぐ役目を果たし、最近はショップやレストランが次々進出してきている。ユニオンからフィルモアを通って、チェスナットへ。1時間くらい街歩きを楽しむには絶好のコース。
       
 The Embarcadero フィッシャーマンズワーフ、ピア39からウォーターフロントを南に延びピア1のフェリービルディング、更には最近開発の進むサウス・エンバーカデロ地区を結ぶストリート。現在LRTの整備が進行中で、完成すればマーケットストリート〜ケーブルカー〜エンバーカデロという周回ルートができ、サンフランシスコ中心部の回遊性が大幅にアップする。
       
 Castro Street サンフランシスコならではのゲイのコミュニティとして有名なカストロ地区のメインストリート。一歩足を踏み入れただけでそれとわかるカップルが仲睦まじく歩いている。店先やアパートの窓にはゲイを象徴するレインボーフラッグがあちこちにたなびいている。治安上の問題はないので、サンフランに来たら是非訪れてみたい通り。
       
Park/Plaza/Landscaping
 Washington Square ノースビーチのリトルイタリー、チャイナタウン、テレグラフヒルの3つのネイバーフッドが交わるところに位置する典型的な近隣公園。セント・ピーター教会などの歴史的建物に囲まれ、中央にはシンプルな芝生広場が広がり、歩行者通路がその周囲を巡っている。結婚式、遠足、太極拳、アートマーケットなどに使われ住民に親しまれている。
      
 Levi's Plaza ジーンズで有名なリーバイス社が所有するプライベート公園だが一般に広く開放されている。自動車交通量の多いエンバーカデロに隣接しているが、芝生広場に高低差をつけるなどデザイン上の工夫が施され、中にいると全く周囲の騒音を感じない。ランチタイムは周辺のオフィスワーカーの憩いの場となる。
       
 Sidney Walton Park SWA Groupのデザインによるダウンタウンに隣接する緑豊かな近隣公園。フィッシャーフリードマン設計のミックストユースビルディング、ゴールデンゲイトウェイコモンズに面し、緑がレンガ色の建物に良く調和している。植栽や彫刻を巧みに用いることにより南側の高層ビルへの視界もうまくコントロールしている。
      
 Yerba Buena Gardens サウスオブマーケットのヤーバブエナ再開発地区の中心に位置する都市型公園。マリオ・ボッタ設計のSFMOMAや槇文彦設計のアートセンターなどに囲まれた都市的な雰囲気漂う憩いの場。西側にはソニーの大型娯楽施設「メトリオン」も完成しサウスオブマーケットの中心として、いつも若者で賑わっている。
      
 Embarcadero Civic Plaza 2000年の完成を目指し現在リニューアルの進むサンフランシスコの目玉プロジェクトのひとつ。エンバーカデロのフェリービルディングに面するROMA Design設計の広場。1989年の地震により崩壊したフリーウェイの取り壊しを契機に整備された。マーケットストリートとウォーターフロントのフェリービルディングを結ぶ役割を果たす。
      
Architectural Project
 Pier 39 老朽化した埠頭を再開発したウォーターフロント商業施設。SFのウォーターフロント再開発の先駆け的プロジェクト。いつ行っても観光客で賑わっているSF観光の目玉。少々ツーリスティー過ぎるため、ローカルはほとんど訪れないが、やはりSF観光となるとはずせないスポット。
       
 Ghirardelli Square Lawrence Halprinデザインのチョコレート工場を“リサイクリング”した商業施設。斜面を巧みに利用し、ベイに対する眺望を確保している。保存・再生プロジェクトとしては頻繁に取り上げられる。パフォーマーによるパフォーマンスも頻繁に行われる。ギラデリーのチョコレートはお土産としても人気。名物のチョコレートパフェ目当ての行列も絶えない。
      
Golden Gateway Commons Fisher-Friedman設計によるSidney Walton Parkに面する囲い込み型ミックストユースビルディング。1,2階は店舗とオフィス、3、4階が住宅と言う構成で、駐車場は1,2階の店舗、オフィスに囲い込まれるように配され、通りには入り口のみが面する。駐車場の上は住宅の中庭として美しいランドスケープが施されている。ミックストユースビルのプロトタイプ的建築。
       
 Yerba Buena District SFMOMAを中心に現在も再開発の進むSFダウンタウンの新しい顔。中心にはYerba Buena Gardensの美しい芝生広場が広がり、それを取り囲むように数々の建築が配されている。1999年6月にはSonyの娯楽拠点Metreonが完成。IMAX 、映画館15館、アトラクション3種、レストラン8店舗などがあり、新しいSFの暇つぶしランドとして人気。
     
 Delancey Street
 Embarcadero Triangle
The EmbercaderoのLRTの整備に伴い住宅開発、再開発の進むエリア。4階建て、336,700 square footのMixed Use開発。三角形の敷地に5棟の建物がコートヤードを取り囲むように配置されている。更に南にはMission Bayの開発も進み、これからのSF開発の目玉エリア。とにかく新しい開発目白押しの目が離せないエリアだけに、今後世界のまちづくりで詳しく紹介の予定。
             
             
 


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