「なにもない一日」     

「なにもない一日」についての作品内容と、制作方法です。

  ◆   作 品 内 容   ◆  

01020304

98年度ビデオ作品(4分25秒)
(第36回研連上映作品)
素材:ペーパー、CG
背景に実写映像を使い、BGMを排し、生音だけで構成された作品。

  ◆   制 作 方 法   ◆  

 映像パート 

この作品は、ごく短期間で完成させるため、カット毎に使った素材が異なります。

01

例えば、左の画像(01)。
まず背景は、写真で下宿の様子を撮り、現像・プリントしたものをカラーコピー機で拡大したものを使います。
つぎに、その背景に合うように、動画を紙に描き、色を塗り(コピックです)、切り抜きます。
それらを順に重ねて、撮影すればこのシーンの出来上がり。
「03」の画像も同様です。

02

これ(02)も、基本的な作り方は一緒です。
背景は、デジカメで電車の車内を写してきて、それをプリントアウトしたものを使用します。
ただし、プリントアウトをする前に撮ってきた映像を加工します。
具体的には、窓から見える風景をまったく別の映像に取り替え、何枚か違ったものを作って、リピートさせたときに動いて見えるようにします。
窓ガラスに写り込んでいる車内のシートなんかも含め、「ウルトラキッド2」のレイヤー機能で自然になるように調整します。
あとは、上と同様に動画を作り、それらを順に重ねて、撮影するだけです。
(紙に描いた横切っている人物の動画が窓に映り込んでないのは...もう、どうしようもありません。あと、つり革がまったく揺れていない...)

04

さいごは、これ(04)。
この画像ではよくわからないでしょうが、実はCGなんです。
締切が目前となり、背景を作ってから動画を作って撮影して・・・なんてプロセスをとっているヒマがなくなってしまったため、パソコン上の合成で何とか間に合わせようとしました。
◆人物の原画をビデオカメラで撮り、ビデオテープに落として家へ持ち帰る(当時、家にはスキャナがなかった)
→パソコンに画像を取り込む。 →それに着彩 →サングラスやハーモニカ等に、光の写り込みを加える(3枚程度のパターンを作りリピート)
→ビデオカメラで撮ってきた背景も取り込み、アスファルトやマンホールの明るさを調整して人物の後ろに配置(これも数パターン作りリピートさせる)
→ビデオ編集ソフト上で画像を並べ、青色を重ねて完成。

 音声パート 

これといって特別なことはしていませんが、音楽を使わなかったのが特徴といえば特徴です。
 
使用した音は全て、MDを使って録音したもので、パソコン上で加工・編集しています。
電車が通過するシーンがあるのですが、そこでは、延々と終わることのないエンドレスな音が必要であったため、「Creative WaveSynth」というソフトで う ま く 加工し、エンドレスな電車の映像に合わせました。
(パソコン上での音声は 22000Hz 16bit ステレオ で処理しました。)


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