「兔とカメ」     

「兔とカメ」についての作品内容と、制作方法です。

  ◆   作 品 内 容   ◆  

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98年度ビデオ作品(3分52秒)
(第35回研連上映作品)
{アンケート集計6位}
素材:ペーパー・粘土・パン・CG

因縁の対決。
湖の向こうの一本杉まで勝負!
互いに逆向きにスタートし、変身を繰り返して勝利目指して走り(歩き・休み)ます。

アニメーションの練習用に作った作品です。
普通のしりとりアニメでは見ていて飽きてしまうことがあるので、何かひねりを加えようと思いこの形式をとりました。

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  ◆   制 作 方 法   ◆  

この作品は、アニメーションの練習のために作った作品です。

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まずは、「制作」のテロップ。なのですが、この文字(3DCGで作ってあります)が画面奥の方から登場する前に、3DCGで描かれた「パンチョ・ゴメス・ガニマール」が画面を横切ります。
 
上映会に流したバージョン(左の画像は、パソコンで再編集した『PC版 兔とカメ』のもの)では、まだ、パソコンを使用して編集することができなかったため、CGアニメーションをパソコンのモニターを撮影(流し撮り)することで実現していました。

もう、今となってはやりたくないことですが、ビデオ出力ができないときなんかに使うかもしれないので一応方法だけ書いときます。
この撮影にはちょっとしたコツが必要です。普通に、コンピューターのディスプレイをビデオ撮影すると、画面がちらちらしてしまいとても使いものにはなりません。(よく、テレビニュースなんかでオフィス等の机上にあるパソコンを写すとちらちらして見えてるヤツです)
そこで、画面の表示設定を変更します。具体的には、リフレッシュレートを60Hzにします。そうすると、数秒に一度、画面上方から黒い筋が通りすぎるだけで、あとはまあまあ見られる画像が撮影できます。

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次は、オープニング部分。
 
ここは、平安絵巻物のような雰囲気を出したくて、筆ペンを使用して動画を描きました。
霧が、かかっていて、それが晴れてカメが登場する場面では、霧をコピックの灰色を用いて、 左上のような「ふすま絵」などで雲を表現するのに使われる描き方を採用しました。
 
対峙する兔とカメの向こうにはゴールの一本杉が見えています。
また、二人の間にラインが引かれ、足下には、スターティングブロックが...
 
そこに、突如、ポリゴンで描かれた標識が現れ、表示部分が回転し「載足定位置」「支度」「轟」と合図を出します。

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そして、スタートと共に、タイトルの画面へ。
 
このタイトルは、パソコンで描いたものをプリントアウトして撮影しました。
(PC版の文字は、PC版を作ったときにビデオ編集ソフトで重ねたものです)
文字が、右から読むようになっているのは...。わかりますよね。しかけです。

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これは、タイトルの後、全力疾走する兔が突然変身するシーンです。
 
アニメの練習として作るため、各人が好きにキャラクターを決めて描けるように、「兔もカメも変身を繰り返している」という設定にしたのです。
その説明の役割を果たすシーンをまず最初に入れたわけです。
 
なぜ、「バニー」なのか? わかりやすく、インパクトがあると思ったからで、こういうのがあればあとはもう何でもありに感じるだろうから、やったまでです。

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ここで、ちょっと説明
 
しりとりアニメを作る上でも、やはり、監督が必要になってきます。
別に、内容に関しての総責任者というわけではなく、各人が勝手にやっていくとバラバラになり一本にまとめるのに大変な労力が必要のなってしまうからです。
 
と、言っておきながら、この作品では監督は置いてません。
なぜかというと、最初に基本的なルールとして、「兔は画面左から右に、カメは右から左に向かって動いているように見えれば、あとは何でもOK!」としておいたからです。(もちろん、ところどころ左のような例外はあります)
こうすることで、最終的に、編集の時点で、兔とカメが交互に登場にするようにつなぐだけで、一つのストーリーのように見せられるようになりました。(兔やカメに見えないようなものでも、キャラの向きで観客にそれと推測してもらえる効果もあります

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次は、各種、素材の利用です。
 
「絵がかけない」という人でも、色塗りやペン塗りなんかの単純作業ではなく、アニメーションさせること自体に参加できるものとして、粘土などを利用しました。
 
左にあるのは、見てのとおり「メロンパン」です。
お店で買ってきたパンに、小麦粘土(油粘土を使うとパンがまずくなるので、これを使いました。幼児が口にしても安全?です。でも、ちょっとしょっぱい)に針金の芯をいれて、「頭・足・しっぽ」をくっつけました。
この「メロンパン」のあとには、同じ頭や手足をもった「ベルギーワッフル」や「蒸しパン」などが登場します。

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これは、ラストシーン。
勝負のつくゴール近くでは、今までのルールを変更し動きの向きを逆転させました。
左側のカメ(メカ?)は3DCGをプリントアウトさせたもの。右側は、3DCGをもとに水彩で描いた兔。
これらを、画面が左右に均等に分かれるように撮影台に置いて撮影しました。(左右でリピート枚数が異なるため撮影の時はもう大変!)

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これは、エンディングクレジット中で勝負の結末を見せたもの。(研連で上映したものには、締切の都合から結末はつけてありませんでした)
ゴールシーンの写真が年月を経てセピア色に色褪せ、「二人の思い出になった」といったところです。(もちろん、勝負はカメが勝ちます。当然!)

この作品では、効果音をあちこちで採り入れました。(スタートのピストルの音や、飛んだり跳ねたり、点火〔?〕したり...)
パソコンでビデオ編集できるようになったPC版では、研連上映版よりも、正確に、より多く入れられています。


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