◆百万塔陀羅尼経計画とは何か◆

 そもそも百万塔陀羅尼経計画は、現在欧州(特にドイツ)を中心として推進されてゐる
グーテンベルク=プロジェクトによる現行テクストのe-texte化の精神に倣ひ、日本古典及び日本文化に影響を与へた漢籍を個人で電脳化せんとする一種無謀な試みである。

 百万塔陀羅尼経の歴史は古く奈良朝に遡る。恵美押勝(藤原仲麻呂)の乱(764(天平宝字8)年)後、称徳天皇(重祚在位764(天平宝字8)-770(宝亀1)年)の願ひによつて造立された木製の三重の小塔(タイトル=ロゴ両翼にあるのがそれである。)には、世界最古の印刷物と云はれる陀羅尼経が納められてをり、これが南都(奈良・平城京)の十大寺に各十万基づゝ寄進された。これが世に云ふ百万塔陀羅尼経である。

 欧州に於るグーテンベルク=プロジェクトは、ドイツ人グーテンベルク Johannes Gutenberg(1400頃-1468年)が鋳型によつて活字を鋳造、且つ印刷機を完成し活版印刷術を発明したとされる所から、現代の電脳化を新たなる出版革命と見做し、同プロジェクトにグーテンベルクの名を冠する。

 これに封し、日本に於る百万塔陀羅尼経計画では、世界最古の印刷物と云はれるこの陀羅尼経を記念して、日本版グーテンベルク=プロジェクトにこの名を冠すものである。




◆電脳化過程にある書籍たち◆

日本近代思想
「軍人に賜はりたる勅語」(軍人勅諭) (TEXT)
『軍隊手牒』 (写真)
「赤紙」 (写真)
「尼港事件殉難者記念碑」 (写真)
「二・二六事件関係文書」 (TEXT)
「国民精神作興ニ関スル詔書」 (写真)
「靖国神社」 (写真)
「教育勅語」 (TEXT)
「國體明徴聲明」「國體明徴問題再聲明」 (TEXT)
「日本國憲法公布の詔」 (TEXT)
「『国体の本義』緒言」 (TEXT)
「『国体の本義』表紙」 (写真)
「治安維持法」 (TEXT)
「日本国憲法」 (TEXT)
「ソ連邦の対日宣戦布告についての陸軍大臣布告」 (TEXT)
中野正剛「戰時宰相論」 (TEXT)
「ポツダム宣言受諾の勅令」 (TEXT)
「治安維持法違反被告事件大審院判決事項並びに判決要旨」 (TEXT)
「皇室典範」 (TEXT)
「日米修好通商条約批准におけるアメリカ合衆国大統領宛将軍親書」 (TEXT)
「高杉暢夫墓誌」 (PDF)
「カイロ宣言」 (TEXT)
「ポツダム宣言」 (TEXT)
「『終戦』の詔書」 (TEXT)

日本古典
吉田松陰『講孟余話』序 (附日本語訳)
大鹽平八郎檄文 (TEXT)

漢籍
論語(白文と略註)<巻第三まで>
般若心経(白文・全文完了)


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