蒲公英

ある日、
開け方のわからない
箱を見つけた

毎日、
開け方を考えた

イヤになって
やめようかと思う時も
何度かあった

それでも、
昨日まであきらめずに
がんばってきた

今日、
ついにあきらめて
箱を放り投げた

その時、
箱が音も立てずに開いた

中身は空っぽだった