人はそれを本格と呼ぶ
《 Novels list 》

●  last updated 2003.7.3  ●



企画の意図

「本格ミステリ(以下本格)」と「非本格」の境界線がどこにあるのか解からなくなりつつある昨今。特に読者側と送り手側のギャップは度々ネット上でも話題になります。とはいっても、個々の作品に対しては「本格か否か」判断できても、自分の本格観をこれといった言葉にまとめられない方も多いと思います。ならば、個々の作品に対する個々の判断の集積から、大まかにでも境界線を浮かび上がらせてみようではないか、というのがこの企画の意図です。

 この企画は作品の好き嫌いや、小説としての完成度云々を判断するものではありません。ですから、たとえある作品に「本格」として否定的な意見が集まったとしても、その作品が駄作の烙印を押されたわけではありません。あなたの中に「本格観」の物差し一つがあれば、たとえ未読作品が多くても有意義な投票になりますので、お気軽に参加してみて下さい。

 作品のリストはいくつかの貴重な助言をいただきながら、私(ぶこう)が勝手に決めさせていただきました。100冊に絞る主な基準として、三大奇書+幻影城以後のミステリ作家の代表作or問題作、そして私が個人的に境界かと思った作品を中心にピックアップしました。作家ごとの作品数のばらつきに他意はありません、ご了承下さい。それより以前の作家も入れようかギリギリまで迷ったのですが、作品の入手しやすさや、私自信の知識の限界、そして企画の敷き居を無闇に上げたくないと思い、このような形に落ち着きました。


 

 
 
判定方法

質問(1)本格か否か

下に列記した100作品を
A=これぞ本格
B=これも本格の一種
C=本格であるともないともいえる
D=本格ではない
E=未読
のどれかに当てはめて下さい。(アルファベットで解答して下さい)


質問(2)本格として楽しめたか否か

質問(1)でA〜Dと判定した作品のアルファベットの後ろに
5=本格として非常に楽しめた(心酔した、大満足)
4=本格として楽しめた(感心した、満足した)
3=本格としてまあまあ楽しめた(部分的に感心した)
2=本格としてあまり楽しめなかった(やや不満が残った)
1=本格として楽しめなかった(不満が残った)
のどれかを選び、数字を記して下さい。
(数字はそのまま点数となります)



投票例: 夢野 久作 『ドグラ・マグラ』 B4
     小栗 虫太郎『黒死館殺人事件』 D1



リスト内に短編・短編集・シリーズの名が入っていますが、表代作のみの読了でも投票できます。
もちろん短編集まるごとを評価していただいても構いません。
 
ある程度の投票数に達した後、
質問(1)では各作品に投票された実数を(例:A=7票、B=3票、…)公表します。
質問(2)では各作品に投票された合計点(満点=投票者数×5点)、平均点、
および100作品内での順位などを公表します。

 他に、最も読まれている&読まれていない作品名や、
投票者の平均読了冊数等も公表する予定です。


 
 
 
投票方法

リスト内の一作品でも読んだことがある方なら、どなたでも参加できます。
下の作品リストをコピーし、メールの本文にペーストして下さい。
(添付書類での投票は御遠慮下さい)
うまくコピー出来ない、方法が解らないという方は、メールを頂ければ投票用リストを
メールにてお送りいたします。(事情により返信に時間がかかることもあります。ご了承下さい)

上記の投票例のように、作品名の後ろにアルファベット・数字を記して下さい。



よろしければページ最下部にある付属アンケートにもお答え下さい。その場合、
 
(A)「作品名」 「作品名」 「作品名」(最大3作品まで)
(B)「作品名」 「作品名」 「作品名」(最大3作品まで)
 
という表記でお願いいたします。



投票は記名式です。ハンドル名を忘れずにお書き下さい。
ハンドル名が無い場合は無効とさせていただきます。
多重投票は御遠慮下さい。皆様の良識に委ねます。
投票者のハンドル名は公表いたします。公表を希望されない方はその旨お知らせ下さい。
サイトをお持ちの方は是非アドレスをお知らせ下さい。
 
投票者の個別の投票内容やメールアドレスは一切公表いたしません。



なお、この企画は長期間に渡って行なう予定です(最低でも年内は行ないます)。ですから一度投票した後も、未読だった作品を読み「投票したい」と思ったのであれば、追加投票を受けつけます。その場合は必ず前回と同じハンドル名、前回と同じメールアドレスにて投票して下さい。サブジェクトに「追加投票」と書いていただけると助かります。



投票の受けつけ期間は
2003年 7月 3日(水)〜 締切の一ヶ月前に告知

という形にさせていただきます。年内に打ち切ることはありません。

受けつけメールアドレス

bukou3210@yahoo.co.jp

 
 ※ 私は週の半分ほどしかネットに接続できない状態ゆえ、メールの返信およびアンケートへの反映までに時間がかかる場合があります。予めご了承下さい。

 



 
作品リスト

夢野 久作  『ドグラ・マグラ』
小栗 虫太郎 『黒死館殺人事件』
中井 英夫  『虚無への供物』
  
赤川 次郎  『三毛猫ホームズの推理』
秋月 涼介  『月長石の魔犬』
芦辺  拓  『殺人喜劇の13人』
芦辺  拓  『名探偵Z』
我孫子 武丸 『殺戮にいたる病』
綾辻 行人  『十角館の殺人』
綾辻 行人  『殺人鬼』
綾辻 行人  『霧越邸殺人事件』
泡坂 妻夫  『奇術探偵曽我佳城全集』
生垣 真太郎 『フレームアウト』
伊坂 幸太郎 『重力ピエロ』
石崎 幸二  『日曜日の沈黙』
乾 くるみ  『Jの神話』
乾 くるみ  『匣の中』
井上 雅彦  『竹馬男の犯罪』
井上 夢人  『オルファクトグラム』
歌野 昌午  『世界の終わり、あるいは始まり』
歌野 昌午  『葉桜の季節に君を想うということ』
浦賀 和宏  『記憶の果て』
逢坂  剛  『百舌の叫ぶ夜』
岡嶋 二人  『クラインの壺』
小川 勝己  『眩暈を愛して夢を見よ 』
奥泉  光  『葦と百合』
乙  一   『夏と花火と私の死体』
乙  一   『GOTH リストカット事件』
小野 不由美 『黒祠の島』
折原  一  『倒錯のロンド』
恩田  陸  『六番目の小夜子』
笠井  潔  『オイディプス症候群』
霞  流一  『スティームタイガーの死走』
上遠野 浩平 『殺竜事件』
北村  薫  『空飛ぶ馬』
北村  薫  『スキップ』
北山 猛邦  『『クロック城』殺人事件』
京極 夏彦  『姑獲鳥の夏』
京極 夏彦  『魍魎の匣』
霧舎  巧  『ドッペルゲンガー宮』
霧舎  巧  『四月は霧の00(ラブラブ)密室』
倉阪 鬼一郎 『赤い額縁』
鯨 統一郎  『邪馬台国はどこですか? 』
倉知  淳  『星降り山荘の殺人』
倉知  淳  『壷中の天国』
黒田 研二  『ウェディング・ドレス』
黒田 研二  『硝子細工のマトリョーシカ』
古泉 迦十  『火蛾』
古処 誠二  『UNKNOWN』
古処 誠二  『ルール』
小林 泰三  『密室・殺人』
小森 健太朗 『ローウェル城の密室』
佐藤 友哉  『フリッカー式』
篠田 真由美 『未明の家』
島田 荘司  『異邦の騎士』
島田 荘司  『奇想、天を動かす』
島田 荘司  『三浦和義事件』
殊能 将行  『ハサミ男』
殊能 将行  『黒い仏』
殊能 将行  『鏡の中は日曜日』
清涼院 流水 『コズミック』
蘇部 健一  『六枚のとんかつ』
高田 崇史  『試験に出るパズル』
竹本 健治  『匣の中の失楽』
竹本 健治  『ウロボロスの偽書』
柄刀  一  『ifの迷宮』
筒井 康隆  『ロートレック荘事件』
積木 鏡介  『歪んだ創世記』
天藤  真  『大誘拐』
中島 らも  『ガダラの豚』
中西 智明  『消失!』
二階堂 黎人 『人狼城の恐怖』
西尾 維新  『クビシメロマンチスト』
西尾 維新  『サイコロジカル』
西澤 保彦  『七回死んだ男』
西澤 保彦  『聯愁殺』
貫井 徳郎  『慟哭』
貫井 徳郎  『神のふたつの貌』
法月 綸太郎 『頼子のために』
法月 綸太郎 『パズル崩壊』
原  寮   『私が殺した少女』
東野 圭吾  『どちらかが彼女を殺した』
東野 圭吾  『秘密』
氷川  透  『真っ暗な夜明け』
船戸 与一  『猛き箱舟』
舞城 王太郎 『煙か土か食い物』
麻耶 雄嵩  『翼ある闇』
麻耶 雄嵩  『夏と冬の奏鳴曲』
皆川 博子  『死の泉』
宮部 みゆき 『魔術はささやく』
宮部 みゆき 『火車』
森  博嗣  『すべてがFになる』
柳  広司  『はじまりの島』
山口 雅也  『生ける屍の死』
山口 雅也  『奇偶』
山田 正紀  『女囮捜査官シリーズ』
山田 正紀  『ミステリ・オペラ』
横山 秀夫  『動機』
連城 三紀彦 『戻り川心中』
連城 三紀彦 『人間動物園』

 
付属アンケート
 ※リスト外の作品でも結構です
 ※両方とも最大3作品まで

 (A)あなたの「理想形」に最も近い日本の本格ミステリを教えて下さい。
 (B)あなたが「斬新だ」と感じた日本の本格ミステリを教えて下さい。
 
 

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