自治会ってなんなんでしょ

■2002/05/10 (金) はじめまして
自治会ってあるの御存じですか?各町内で代表者が選出されその長が自治会長として自治体に登録されます。地域によって違いがありますが、こちらでは7名で自治会メンバーを構成しています。私は前年度まで自治会長でした。その時思ったことなどを書いてみたいと思います。自治会長というと地域の名誉職で御年配の方がやっています。自治会長の集まる総会があり、それに最初だけはと思い出席しましたが、20代なんて私一人。40代までで2〜3人だったような気がします。みんなじいさんでしかも各自治会間は顔なじみが多く「なんや、今年はあんたかい、○○さんはどうした」「○○さんは去年えらい病気しはって入院しとるんや」みたいな会話が一杯。老人会の集会場のようでした。 会議の進行状況がわからず、黙っていたら、大会議室に集まった全員で自己紹介をやるということになりました。なんの意味があるんだこれはと思い、ニ度といくものかと心に誓いました。 自治会長はたいへん名誉なことらしいのですが、私にはどうでもいいどころか、社会悪の元凶とまではいいませんが、前近代的かつ時代のニーズとはかけはなれたものだという印象しかありませんでした。
■2002/05/11 (土) 自治会ってなんなんでしょう
 自治会の意味は読んで字のごとく「自ら治める会」です。地域の問題や冠婚葬祭、とりきめをまとめる機関といっていいとおもいます。相互扶助の役割の強いもので、地域コミュニティーを形成する最小単位です。
 自治会という名前がいつから使われているのかはちょっと分からないのですが、戦前は「隣組」というのが機能していたので、戦後変わったのではないでしょうか。もうすこし遡れば、村落の庄屋さんであったりしたのかもしれません。江戸時代の「五人組」ってのもありましたですね。「自治会」という言葉からは「自分達を自分達で治める行政機関」という感覚が湧いてきます。実際、自治という観念はもともとローマ時代の頃に植民地支配のなかで統治権はみとめるものの、行政機関は自分達で運営するというところから始まって、中世ヨーロッパの大学などで、大学内における自治権の論争があり、商業都市が自治を神聖ローマ帝国にもとめ、日本でも戦国時代の堺がそれに近い形態をもったりしていました。なんでこんなに書いているかというと「自治」という言葉と、「自治会」のもとになった「隣組」とか「五人組(正確には違うかも)」は決して同じではないということです。
■2002/05/12 (日) 誰のための自治会か
 もともと、「自らを治める会」としての名前のある自治会ですが、歴史的に見るとこのような組織は決して「自ら」というものではありませんでした。戦前の隣組や江戸時代の五人組などは、連帯責任制による相互監視といった側面が強かったようです。本来の自治という意味では戦国時代あたりに遡らなくてはいけません。けれどそれは一個の社会行政単位が昔は村落という最小単位で成り立っていたからできたことです。そのなかでは村単位で決まりやタブーがあり、守れない者は「村八分」になりました。 ようは社会生活を営む為にあった自然発生的かつ直接民主主義的な行政機関(個々のリーダーシップはあったでしょうが)が、国としての行政組織が確立し統治機能が発揮するに従って、行政機関の窓口かつ代行者としての側面が大きくなっていったということです。それが現在まで名前を変えながら続いて自治会として存在しています。 まあ、このへんの考察は専門でもないので間違いだらけでしょうが、結局いままで求められてきたものは、行政の末端機関としての機能であり、本来の意味での自治とは離れたものだったということです。へんに「自治会」なんて名前をつけなきゃいいのに…。
■2002/05/14 (火) 自治会のお仕事
  実際の自治会の仕事は何をするかといいますと。これは地域によって、自治会の単位によって変わってきます。ほんとの町内会な自治会もあれば、マンション単位である自治会もあります。自治会ってなにしてんでしょうか。地域それぞれにいろいろやることがあるのでしょうが、よくわかりません。大概がその地域の商店主の人や社長さんとかがなるらしいです。市議会議員になるために顔売りに自治会長になるということも聞いたことがあります。 私の場合はマンションの自治会長でしたのでちょっと性格が違います。というのも、マンション単位である自治会の場合、マンションに管理組合がある場合が多いので、清掃とかゴミ回収とかは管理組合・会社の範疇になるのでその点の負担はありません。まあ、わからない地域系自治会の話をしても憶測でしかないので、私のわかる範囲で自治会のお仕事を書くと
1、その区域内でご不幸があった場合、お通夜への参列&受付のお手伝い。
2、地域のもめごとの交渉(マンション外の家で飼っている猫がきて困るとかの交渉)
3、自治会主催のお祭り(盆おどりとか)や旅行(日帰り)の主催
4、社会福祉協議会への参加。
5、年3〜4回ある防犯だか火の用心な見回り(これは防犯委員)
6、市とかの主催のお祭りへの警備協力(これも防犯委員)
7、年4回ある募金活動の集金代行(赤十字とか歳末助け合いとか)
8、高齢者の方とのお食事会(独居老人への活動)
9、自治会長の集まり(健康診断や視察旅行やインターネット講習会など。これは任意)
10、いろんな調査依頼への対応
11、広報を各家庭に配付する。
12、回覧板をまわす(警察やら福祉委員会やコミュニティーセンターだよりとか)
本気でやったらもっとあるんでしょうね。いま思い付くだけでこんな感じでしょうか?
■2002/05/15 (水) 晴れた日にはお葬式にでよう
 自治会の仕事を書いてみましたが、よく見れば自治会として住民の為のお仕事は3つだけです。それは1のお葬式のお手伝いと、2の交渉ごと。3のお祭りやレクリエーション活動の主催くらいです。それ以外は行政の手先のような仕事ばかりです。これらの仕事に関してもいいたいことがあるのですがそれはあとにしてこんかいはお葬式などの冠婚葬祭に関して書きましょう。 私が告別式に参列して一番最初に面喰らったのは、焼香をするとき、親戚一同に引き続いて自治会長が呼ばれることが多かったことです。一度は故人の働いていはった社長さんが呼ばれましたがその時は2番目でした。っていうか呼ばれたものの出てくるのが若造ですから、参列者の視線が痛かったです。ので、最初は呼ばれたら出ましたが、2回目以降は呼ばれても出ないようにしていました。(焼香はちゃんとしましたけどね) 大概、お通夜と告別式の受付に最低各1名は自治会からお手伝いとして出なければいけなくて、最初は他の自治会の方にいっていただいてたのですが、みんないろいろな事情があり、頼むのもめんどくさくなって私が参加していました。なんか田舎の方では中学生くらいの子が手伝いをするらしいというのも聞きましたが、なんで自治会から人をださなければならないかわからないまま慣例として出席させていただいていました。まあ、別に出席することはいいのですが、香典を数えたり数えなかったりと、その人その人によって受付方法も変わっていて混乱しました。お手伝いの人にお金を数えさせるってどうかと思いましたけどね、特に金額を書いていなければ取り放題じゃんとおもったりして…。
それよりも、友人の結婚式用に買った略礼服をお葬式でおろすことになろうとは思いませんでした。
〜お葬式をしようという人にワンポイントアドバイス〜
 お通夜や告別式にくばる日本茶。今時の人は日本茶をわざわざのまないから、あんまりもらってうれしくないぞ!紅茶をもらったことがあるけど、どっちかというと紅茶のほうがうれしかったぞ!!さあ、これで君もライバルに差をつけろ!!!
■2002/05/16 (木) 交渉しようにも…
 2の「交渉ごと」とはいうものの交渉ごとはほとんどありませんでした。マンションということもあり大概は管理人さんが行ってくれます。マンションの近くで半分飼っている野良猫がいるので苦情をいってくださいっていうことぐらいでした。苦情をいうにもほとんど家に居なけりゃどうしようもないって感じですし…。これが町内の自治会だといろいろあるのかなと思いますが、「苦情をいうと、逆ギレして殺されるんじゃないかしら」と考えてしまう物騒な世の中ですので、もし私の身になんかあってもとても自治会長に相談に行くなんてしないでしょう。 地域住民として世の中を渡っていく為に必要だとしても、それに労力を払いたいとは思わないですし、昔のようにその地域をベースに生活する人でしたらそういうことも必要でしょうけども、生活ベースを遠いところに置いている人には関係ないことです。 ここまで書いていて思ったのですが、そういったことはほとんど今までも議題にのったことなんでしょう。ということは、そういうことを思う人も多かったに違いありません。けれどもそれが問題として抜本的な解決を得ないまま、いままで残されて制度疲労をおこしているということです。じいさんばあさんばっかしの自治会という組織ではあまり変わらずまったりと時間が流れていたんでしょうけどね。
■2002/05/17 (金) 旅行は必要?
 自治会主催で旅行をとかをすると自治体から補助が出ます。コミュニティ活動支援とかいうはずです。これは年度はじめに計画書を出して申請すればいくらかいただけるようになっています。自治会単位で一律の補助ですから最初から予算組がしてあって、「うちらはやりませんでしたのでいりませーん」っていっても無理矢理くれます。べつに私としては補助金をもらう為にやることはないという意見ですので、なんでも一律っていう考えが嫌いです。だってやってないからいりませんっていって書類を出さなかったのに「補助金を出す為に実績を出してください」って言ってくるこのお役所仕事に怒りすら覚えます。 べつにコミュニティ活動を行うことはいいのですが、それに参加するしないは当人の資質の問題であって、参加したければ自治会費や自己負担で行けば良いはずです。それを一律に補助金だしてどうするよって感じです。だってうちのように200世帯を切るような自治会と、大きな自治会と同じ助成金でいいのかという気がします(違っていたらごめんなさい)しかもそういう旅行に参加する人は限られた人でしかも毎回同じ顔だそうです。そりゃあ、私なんかは絶対行きたくないですし、別にいがみ合う気もないですが、積極的に隣近所と仲良くなりたいとも思いません。うちなんかは旅行くらいしかやってなかったので(去年は旅行さえやりませんでしたが)よかったのですが、お祭りなんかをやっていたらえらいことになっていたでしょう。けれど、そういうことを楽しみにしている人も中にはいらっしゃってそういう方が「今年はなかったんですねー」とかいうのでこちらも困ってしまいます。うちのようなだいたい300〜400人くらいの小さな自治会で、そういう旅行の参加者が30人を越えるくらい(役員含む)ということは、約1割の参加率でしょうか。その人たちの為に自治会予算を割いて企画を行うことが果していいものなのか。そりゃあ自己負担もお願いしているわけですから、全額自治会負担と言うわけではないですけど…。参加率1割の企画なんて存在することがおかしいはずです。それこそ参加率のアップを促進するか、存続自体を考えるしかないと思います。ただ、自治会の旅行なんて行きたくないという方はそのことを発言するでもなくただ参加しないだけなので、少数の行きたい人の意見が大勢を占めるようになっているのでしょうね。
■2002/05/18 (土) 助成金はいらない?
 限定された人しか参加しないコミュニティ活動とそれになにも考えずバラまかれる助成金。ほとんど助成金の為に旅行とかを行っているところもあるのではないでしょうか。変な意味で平等を建て前にしているので、逆に不平等になっているという現実に直視してほしいものです。だって例えば各自治会に仮に50000円が支給されるとして200の自治会があれば1000万円ですよ。で、50000円の補助を受けてやる旅行の参加者は私の処では、いいとこ30人くらいです。一人当り1600円の補助です。他の処はわかりませんが、例えば3倍の90人参加するようなところなら一人当り500円強になってしまいます。 じゃあ助成金はいらないのかいというと、もらえるもんはもらいたいと言うのが心理でしょう。けど、それも税金からまかなっているものです。建て前的には平等に集めたものが不平等に、しかも無駄に使われるという現実を見過ごすにはあまりにも余裕のある国や自治体、個人じゃないだろうと思います。そんなアホなことの為に税金が使われると思うと腹が立ってきます。
■2002/05/19 (日)
 4番目のお仕事、社会福祉委員会についてです。確かに社会福祉活動は重要なことと思います。それ自体を否定するつもりはありません。ただ、人に富めるものと富めないものがいるように、社会福祉活動ができる人とできない人がいることを認識していただきたい。 というのも自治会役員の中に社会福祉の役員というのがありまして、これが仕事的には一番めんどくさいのではないかと思います。私も委員会の一員ですが(自治会長は強制)結局一度もでませんでした。といいますのも、その会議がだいたい平日の7時からとかになっていて、仕事している人が出れるわけないじゃんって感じだったのです。うちの場合は主婦の方に出ていただいていましたが、だいぶ嫌みを言われていたみたいで、つらいやろなーって思い、中途半端に参加するくらいなら行かない方が先方にとっても良いことだと思って参加してませんでした。ボランティア部会とかでいろいろやることは良いのですが、それを出たくもない人に強制するのはいかがなものかと思います。私が大学生の頃阪神大震災があって社会福祉の学部のあったおかげで同級生の何人かはボランティア活動を行っていました。私はボランティアは行わない性格ですので「えらいねー」って話をしていたら「なんで行かないんですか?」って感じで迫ってこられて喧嘩になりました。行く行かないは本人の資質と自覚であって、強制されていくものではないはずです。もっというならば、私の個人的な見解では、「人を癒すんだ。人の役に立ってうれしいな」ってひとの中には、人を癒したと思うことによって自分が癒されると思う人が多いように思われます。
 それはそうと、委員会のメンバーになったら出て、参加して当然という独善的な考えが嫌いです。なりたくてなった訳でもないのにそれはルールだからといって思考停止を迫るからです。決まったルールだからしょうがないと思うのか、なんでそんなルールがあるんだと思って反対するのか(反対するのはだれでもできます)、なんでそんなルールを作ったのかと思って、原因とその対策を考えるかによって人の資質というものは変わってくると思います。
■2002/05/20 (月) 福祉の問題点
 福祉活動のどこが悪いかといいますと、基本的に人の善意に頼っているところです。そりゃあ、生活に苦労しない人や時間がある人は良いでしょうが、私のように生活するだけで精一杯という人にとっては、そのような活動に参加すること自体が苦痛になってきます。何度も言うようにそれを否定するつもりはありません。ただ、「福祉活動に参加してください」という声があまりにも正論過ぎるのでついていけないのです。
 日本の世の中は資本主義社会といわれる世の中です。そのなかでは、存在するだけでその対価を払わなければなりません。なにか行動を起こすことによって経済活動が生じ、資本が循環し、社会が円滑に動いていきます。したがって、本来無償の慈善活動というものは、何も生まないもの(社会悪)として排除されるものなのです。ただ、いままではその活動を行った本人が他人の為にとった行動に対して自分で対価(お金や時間)を払っているので問題にならないのです。自分でできることを「善意で」「無償で」行うことは、その行為自体は美しいのでしょうが、それを市場原理として考えたら大きな損失です。なぜなら、個人および小規模な団体の善意の集まりでは、大きな市場とは成りえないからです。個人に頼る為に、経済として大きなものとはなりえず、経済活動(損得感情)を悪と考えるような風潮ですので、企業として参入しづらく、いつまでたってもうさんくさそうな団体が多いのです。私的には、観光産業とならぶ21世紀の成長産業かつ、抜本的な構造改革に迫られている産業ではないかと思います。 もっと社会福祉を産業として捉える必要があるのですが、結局福祉委員やボランティアがその市場性を理解せず、個人の献身を強制している状態です。そのあたりは介護法などもできましたので今後変わっていくこともあるかと思いますが、所詮お役所の決めたものですから、市場原理を無視し、まともな形にはならないだろうなと推測します。
 まとめますと、人の善意に頼って、善意と正論を振り回すのは止めて下さいということです。市場原理を導入して、ちゃんとした産業として成り立つ福祉市場を作っていけば、自治会の人が無理に出ることもなく、福祉のプロによる満足度の高いサービスが提供されるようになります。そんな世の中のほうがいいとおもいませんか?
■2002/05/21 (火) 防犯委員で火の用心
 えらそうに福祉関係のことを書きましたが、なんにもそれ系の仕事をお手伝いしていないので、実際と違ってたらごめんなさい。最後は福祉事業のほうになってしまいました。それはそうと、防犯委員です。よく、町内を見回りしている人がいますよね。昔でしたら「火の用心、マッチ一本火事の元」って言ってました。たまに見回りをしている人を見かけます。ご苦労様です。見回りは良いのでしょうが、見回っている人の安全が心配とは思わないのでしょうか?だって、大半が年輩の方ですよ。しかも、なにか訓練を受けたわけでもないのに。
 地域の安全に繋がりますので頑張っていただきたいのですが、うちの自治会では年3〜4回「春の火災予防月間」などのときに消防署の方が集会場まで視察(激励?)にこられます。そのときだけは、ちゃんとやっているふりをしています。それに対して思うのですが、「自治会で自発的にやっているものならば、視察なんて来るな。強制でやらされているというなら、それに対して対価を払いなさい」大人が何人か集まってぼーっと来るのを待っていて、来たら解散っていうのも変な話ですが、仕事させといて差し入れで終わりという根性が気に入りません。さきほども言いましたが、自発的行為であるならば視察自体いらないと思います。まあ、差し入れくらいはいいでしょう。けれど、大半がその場を繕う為に行っているわけです。福祉の時にも思っていたのですが「無償の奉仕を強制するな」というのが私の意見ですので仕事をしてほしければそれに見合った報酬を払いなさいということです。「なんや、金の話ばかりでせこいやつやなー」と思うでしょうが、消防署の人や市役所職員は別にボランティアでやっているわけではないのです。市とかから給料をもらって、市民サービスを行うサービス産業の人です。市民の為に働くのは当たり前です。で、なんでその職員から無償奉仕を強制されなければならないのでしょう。なんども言いますように、それが自発的いますが、実体は強制です。
■2002/05/22 (水) お祭りこわい
自治会が関係するお祭りは、自治会主催のお祭りの他に自治体が主催するお祭りへの参加があります。主催のお祭りはやったことがないので書きませんが、自治体主催のお祭りに関してはお手伝いしたので書きたいと思います。まず、自治体主催のお祭りの恐い所は、ほんとに市の職員がやっていることです。思い出してください、明石市の花火大会。これは市主催の花火大会で多くの死傷者がでましたが、これも市役所職員が企画をなにからなにまでやっていたために、イベントとしての安全性や警備状態まで手が回らなくなって(というか手抜きして)事故が起きました。これの責任問題もよくわからないまま終わりそうな雰囲気になっていますよね。そりゃあ、追求する側の警察が加害者ですからやりようがないっていうこともわかります。これも、イベントを市の職員レベルでできると思ってしまった(以前はよかったんでしょうが)市側の考えの甘さでしょう。ちゃんとしたイベント企画会社に振っておけばこんなことにはならなかったか、せめて責任の所在ははっきりしたでしょうにと思ってしまいます。
 自治体主催のお祭りは大概が職員の方ががんばってやるものです。そこで自治会はお手伝いを頼まれるわけです。それはなにかと訪ねると、お祭りの警備なわけです。警備会社の方もいるのですが、それ以上に自治会の防犯委員から人を出して警備の人間の数を多いように見せかけます。なぜ見せかけるかと書くかというと、ほんとに見せかけにしかならないからです。
 考えてみてください、自治会の人間ですから当然御年配の男性ばっかりです。20代なんてほんとに私だけでした。 仕事といえば警備する範囲を決めてただそこにいるだけです。なにかあったときのマニュアルなどもありません。それを夕方5時くらいから10時過ぎまで行います。あまりの暇さ加減にいろいろと考えさせられました。思ったことは、事件後でしたので、もし明石の歩道橋?で警備しててもなんにもできなかった(しなかった)だろうなということでした。こんな素人を何人出しても意味などないよなー。こういうところで自治会のじいさん達を頭数にいれるなんて市役所は危機管理する気があるんだろうか?これだから素人の主催は恐いな−と思った次第でした。
■2002/05/23 (木) もったいないのでみんなでお祭りに参加しましょう
さあ、お祭りの警備話第2弾ですが。このお祭りの前に、市役所から自治会あてに協賛金のお願いが回ってきまして、払う払わないでちょっと揉めました。っていうのも、なんで市民の為(自治会参加住民の為でもなく)に市の予算でやっているお祭りに自主的な自治会からお金をとるんだというのがまずおかしいなと思いました。しかも、半強制的に。予算組しているはずのお金じゃ足りないというのなら、市にある企業から協賛金をお願いしたらと思うのですが、まあ、この不景気ですので協賛金はそんなに集まらないのでしょう。金額的には5000円位のものですので目くじら立てないで払ったらとも思うのですが、家から遠くの祭りの為に住民から集めた大切なお金を払わなければなんないんだと思いました。全自治会から集めたら相当な金額になりますし、協賛金ということですのでわりとフリーに使えるお金です。というわけで、3つの理由によって協賛金は払いませんでした。
1、市の予算(税金)でお祭りをやっているのであり、自治会から協賛金を半強制で徴集することは結果的に税金の二重取りにもなる。徴集しやすい自治会から協賛金をとるくらいなら、一般からの協賛を募るか、規模を縮小してでも無駄なお金を使わないようにしてほしい。
2、遠くでやっているので住民の参加率は低いといわざるをえない。しかも、単にお祭りに参加するから協賛金を払うというのもおかしな話。 それならお祭り参加者から徴集したら?けどそれも無理な話。
3、協賛金を集めたからといって、なんのメリットもない。よく協賛企業を短冊みたいなのに書いてはり出したりしますが、それは10000円からだそうで、したがって公表もされない。それが何に使われたかの事後説明もない。などの理由によって払う意志無しとしていたのですが、警備の依頼には参加させていただきました。だって、警備なら人件費だけですので私の時間がつぶれるだけですので、限りある自治会予算は痛みません。そこで、まあ6時間位の警備の仕事を終えた時に、「ご苦労様」といって1000円を渡されました。私は別にお金が欲しくてしていたわけではないので、受け取りませんでした(実話)。と、同時にむかつき度合いが最大になったのです。
■2002/05/25 (土) もったいない。
  1、5000円徴集して、警備の人にバイト料として1000円渡すってどういうこと?5000円は自治会費という公金から払って、1000円は私のお金として受け取るっておかしくないですか?1日1人1000円でしから、たとえば大きな自治会で2日間各2名警備にだしたら4000円帰ってくるから1000円出したことになるんかい!じゃあ何のための協賛金やねん。自分が1000円受け取るために5000円出したのかい。
2、大の大人を6時間拘束しておいて1000円ってどういうこと?大人をなめてんのか!時給1000円でも6000円ですよ。別にお金を払わなければボランティアで済んだのに、はした金を出すからいらんプライドを刺激するんです。だから1000円は受け取りませんでした。受け取ったら1000円でバイトしたことになりますから。と、まあこんなことに使うような協賛金なんて死んでも払うもんかと心に決めました。お金に関してはもう一つあるのですが、それはまたの機会に。
■2002/05/26 (日) 募金活動のメリットって
自治会をやってますと、年4回位募金活動をお願いされます。とはいっても、お願いされるのではなく、それ用のを一式送りつけられます。赤十字や歳末助け合いなどなどがありましてよくわからん。しかもすごくめんどくさい。昔はいちいち各家庭の玄関までまわっていたのですが、めんどいので封筒に入れてもらって回収にしたのですが、それさえできなくなって逃げてしまいました。ごめんなさい。反省しています。けど、赤十字のように「500円以下はもらわないようにしてください」なんていう人の善意をなめくさったようなことを言うものもあります。
募金活動のなにが嫌かといえば、自治会の人間がボランティア活動をするメリットがなにもないことです。何度も書いていますが、別にボランティア活動をしたい人がするのは全然オッケーです。どんどんやっていただきたいです。ただ、自治会というものはボランティア活動に近いものではありますが、その地域住民の為であって行政機関の雑務担当窓口ではないという認識をもっていただきたい。 けど、福祉系の募金の場合やらないと委員会の方から「そちらはなんでないんですか?」みたいなかんじで言われます。で、しょうがないので自治会費からはらったりします。それって強制じゃん!!
募金活動をするといくばくかのお金が自治会にバックされますが、自治会役員には還元がありません。自治会に還元があるからいいじゃないと思うかも知れませんが、じゃあ目的はたかだか10%程度のバックが募金の目的か?って思いません?何度もいうように、自治体の為の自治会ですか?違いますよねえ。ただ、そういったことばかりが多くてわけがわからなくなってくるんです。
まあ、全然仕事をしなかったので言い訳しているよにしか見えないので今日はこのくらいで終わります。
■2002/05/27 (月) 老人の方?とは仲良くしましょうね。
 すみません。この部分っていちばんよくわからないんです。なんでわからないかというと、福祉関係になるので1年間逃げまわっていたからです。だいたい、コミュニティセンター(コミセン)という体育館みたいのところの一室で集まって、お花見をしたりどっかいったりなどなどの活動をしているのだそうです。それとは別に自治会としては、独居老人の方を把握しておきます。福祉の方は定期的に訪れたりしているそうです。年何回かある募金活動のうちの一回がそれ系の募金で、集めた金額のいくばくかが自治会にバックされるしくみになっています。したがって、その募金活動を行わないと周りからえらいこといわれます。
 で、自治会費からおさめるはめになります。毎年年明け頃に、お金がおりてきて、それを原資にお食事会を行っています。うちの自治会では独居老人の方は10名位いらっしゃいますが、今年の参加者は3名でした。しょうがないので、自治会の役員で出れる人もいっしょにお食事をとらせていただきました。さみしいかぎりです。お昼にお弁当をだしたのですが、来られなかった方にはお届けにあがりました。けど、いらっしゃらなかったり、受け取らなかったりということで、何名かはお渡しできずにその日は終わったのでした。ところが、受け取られなかった方からクレームが来ていて、「なんでなんにもないんだ」とのことでした。なぜか、独居老人には予算がおりているということだけは御存じで、「おいおい、いらんゆうたんちゃうん?」と思いましたが、とりあえず新茶をお渡しして一件落着しました。
まだ私はとりあえず若いですので想像もつきませんが、「独居老人」として「認定」され結果として「管理」されるのっていやな話だな−と思ってしまいます。自治体側は「把握」なんでしょうけど…。けど、これって自治会に入っていない人ってどうなってるんでしょう。
 なんか暗い気分になったのでこの項をおわります。
■2002/05/28 (火) ご老人のあつまり。平均年齢高すぎ
 自治会長というのはえらいので自治推進協議会(?)に加盟すると(強制)いろいろなおさそいがあります。いま思い出すと視察旅行だったり、インターネット講習会だったり健康診断だったり。健康診断は実際に切実な問題のようで去年も3名くらいの方がおなくなりになられてしまいました。住民を統治するためには健康な肉体が必要だということを実感したしだいです。インターネット講習会は自治協から来ていて、申し込み用紙も1枚しかなかったので、自治会長あてのものと判断しましたがよかったのかしら?もし地域住民オッケーのものだったらみなさんに悪いことをしたなーと思ってしまいます。視察旅行はどこだったか興味もなかったのでおぼえていません。私の勘違いだったら申し訳ないのですが、自治協に加盟しないと市からの助成金を受けられなかったような気もします。けど自治協に入には年会費として10000円を払わないといけません。そのあたりの関係がよくわからないのですが、自治協としてのそういう活動なんてものははっきりいって認めることはできません。
 そういう活動はお年をめされた御年配の方が動けるようにほとんどが平日に設定されていますので、私が参加することはできません(する気もないですけど)で、その活動がいったいなんのためやねんとおもってしまうのです。だて、「自治会長の健康維持」の為の健康診断(って書いてあったとおもいます)ですよ。自分の健康くらい自分で管理しやがれ!それを各自治会から集めたお金を使うっていうのはどういうことですか?インターネット講習会も普通にやっているんだから普通に申し込めばいいじゃん。もし住民参加がオッケーなものだったとしたらなんで申し込み用紙が1枚しかないねん。視察旅行ってどこいくねん、涅槃までか?自費で行くならなんにも問題ないですが、それを自治会員から集めたお金と税金で運営するんですからもっと有意義に「お金自体を使わなかったら」どうなんでしょう。もっと、ちゃうもんにまわすか、直接還元していただきたいものです。ついでに、助成金を受けるために会費をはらうのもよくわかりません。予算計上的にはどのようになっているのでしょうか。伺い知れませんが10〜20万円の助成を受けるために1万円が必要なのか。それとも根本的には別の問題なのかそこがわからないのでかきようがないので今日はこんなところで…。
■2002/05/31 (金) 月末だしね…。
 自治会をやっていますと、いろいろなところから調査の依頼が来ます。先日もでましたけど、独居老人の名簿を作たりとか。市なんかはこちらに仕事をおしつけるのに、自分の所では自治会に入っている人数や世帯数を把握していなかったりします。けど、助成金を受けるためには必要なんですけどね。なんででしょう。先日、市の住民のうちどのくらいの人数および世帯数が自治会に加盟しているか調べたかったので聞いたけどわからないとのことでした。私の所の自治会はマンション単位ですので全員はいっているわけですけど、他の自治会の方に聞いたら、60%位の加盟率だっておっしゃってたところもあったりしました。全体での割り合いがわかればおおまかな現状把握ができるんですけどね。データを出してくれないのではしょうがない…。
 話を戻しますが、あえて出さなかった調査依頼がありましてそれはなんかの地図会社(?)から来ていた依頼で、よくある町内とかの地図で住んでいる人の名前まで載っている地図があるじゃないですか。出前行く時など便利なんでしょうけど。あれの依頼が来ていたのですがなんでわざわざ自分の住所を不特定多数の人にさらさなければならないのか理解に苦しみましたので提出しませんでした。だれでも手に入る地図に自分の住所がのっているわけですよ、名字があまりない方でしたら確実に特定できるじゃないですか。電話帳は掲載の有無が選べますが、あれは自治会長かだれかが親切にも書いて提出すると、自分では気がつかないうちに情報が流れてしまっていることになります。自覚して流れた情報ならまだ、納得もしますが(こんな日記を書いているわけですし…)勝手に流すということに対しての危険性への自覚も無しにそんなことが行われていたので当然のように提出しませんでした。
■2002/06/01 (土) 個人情報について
某日記では犯罪者(?)の個人情報をさらしているわけですが、私的には個人情報は保護されて然るべきものと思います。自分が進んで公開したりする分には問題はありません。犯罪者とかで見せしめの部分もあって公開するのも、感情的には理解できます。けど、自治会長になってあらためて過ごしていると、個人情報がだだ漏れだということに気がつきます。昨日の地図の件もそうですが、自治会長になると、住所氏名電話番号が名簿になって公開されます。そうすると、まず変な業者から電話や手紙がきて、某赤い旗の政治団体などからも集会のお知らせなどが舞い込んできます。
 政府の個人情報関連の法案には大反対です。公人にプライバシーはあるが、その公開責任もあると思っています。けど、自治会長ってお金もらっているわけではなく純粋にボランティアな名誉職です。なんで住所を公開されなあかんねん、おかげで迷惑がかかるちゅーねんって感じです。名簿などは公開せず、市役所で保管して「教えてください」って請求のあった場合に公表するくらいの心配りが必要だと思います。だって自治会ってもともとその地域住民の為にあるもので、市の為にあるものではないのですから。個人情報保護だとかいっているのにそれは自分自身の為で、他人なんてどうでもいいと思っているのでしょう。こっちの住所を公開するなら、市役所職員全員の住所を公開しやがれって思います。けど、それを以前市役所に言ったら、「他の自治体の例を調べて検討します」だって。全然してねーじゃん、他人事だとおもいやがって。
 仕事で市役所などの公官庁にいくと、対応してくれた人が、こっちが名刺をだしているのに名刺を出し返してくれない場合があります。「御名刺いただけませんか?」って聞いても「いや、いいよ」とかいって逃げるんです。別にその名刺を使ってなんか悪いことしようってわけじゃありません。行ったという証拠(?)が欲しいんですが逃げてしまいます。「おまえらそれでも社会人か!名刺も出せないようなやつは社会人じゃねー」「名刺を出さないことによって今言った発言の責任は取らないってことか!」などの怒りの言葉がわき上がってしまいます。あーむかついた。
■2002/06/02 (日) この度引っ越すことになりまして…。
 こんど引っ越すことが決定しまして、なんや自治会顧問なのにええんかい!ってかんじですが、家庭の都合には勝てません。そう考えると、マンションでも持ち家でもそんなにすぐに引っ越しするような人が自治会をやるのはやっぱりどうかと思います。うちの自治会も去年は2名ほど途中で引っ越しされてしまって、次が誰かもわからないまま仕事もせずに過ごしてしまいました。自治会役員が20名とかいるところでしたら良いのでしょうが、うちのように7名しかいなくて、特に日を決めて集まらないような所では致命的でした。といって、日を決めても私自身が参加できないような状況だったと思いますが…。
 市役所や自治会理事の方から、自治会長の任期を2年〜3年にしてくれないかという要請がありました。勝手な意見だなーとも思うのですが、実際問題としてまじめにやれば1年の任期じゃ何やって良いかわからないとは思います。私もあと1年あったらいろいろ出来たのにーっておもったりもします。けど、なにもやらないんでしょうけどね…。なんか小学校区ごとに1名いる理事を2年任期でまわしていきたいけど、うちが1年任期なのでまわせないらしいのです。ちなみに今の理事の方は自治会長は2年任期で3期目だそうです。5年やってらっしゃるらしいです。理事の方は何年目かは聞きませんでしたけどね。
 そういった話を自治会の総会でいっても、なにも決定することなく終わってしまい、なにも話が進まないというのがうちの自治会の現状です。だって、総会っていっても15人くらいしかいないんですもん。決まりようがないっていうのが正直な所です。これに関してはうちに自治会の現状の問題と、自治体の仕事の振り方と、両方で問題があります。けど、話を平行線でおわらせずになんとか解決して行きたい問題です。今回はここまで。
■2002/06/04 (火) 広報が送られていない方っています?
 さて、みなさんの家には自治体の広報紙が送られてきますか?うちの市では月2回、広報紙が配付されます。「あんなんどうでもいいやー」とか思うのですが、楽しみにしている人もいるようで配付するのが遅れると怒られます。この広報紙は自治会に加盟していないと配付されないというのは御存知でした?私は全然知りませんでしたが、考えてみれば以前住んでいた近くのワンルームマンションで広報紙は配付されていませんでした。
 ある自治会では、そのエリア(町内)に約1000戸の家があるのですが、自治会加盟率は6割(約600戸)程度だそうです。それで、市に自治会参加率を問い合わせた所、実数はわからないということでした。市の予算に自治会関係予算というのがあります。年間でいろいろなのをあわせると6000万円をこえる金額になります。けれど、市としてはその予算配付を自治会単位でしか把握していないことになります。25万人もの人口がいるなかで、仮に前出の自治会のように6割の住民しか自治会予算が配分されないということです。
 予算をつけてやっているのですから、各自治会の実数統計くらいやっておいてほしいです。っていうか、住民税を払っているのに広報が送られてこないってどういうこと?ってきもします。まあ、私自身はべつに広報とかはいらないんですけどね。
■2002/06/05 (水) いろいろ書いてきましたけど。
 いままでいろいろなことを書いてきましたけど、結局自治会ってなんなんだろうという思いがあります。というのも、他の自治会などでは餅つき大会なんかを開いたりして住民間の交流をはかっているところもあります。けどそれは会長をはじめとした役員の方の無償の努力によっておこなわれている行為です。せっかく住んでいるのだしご近所さんとは仲良くしようという気持ちもすごくよくわかるのです。けどそれって時代には則していない考えでしょう。こういうことを発言すると、「時代に則している、していないなんていうくくり考えていい問題じゃないでしょう。なんてひどいことをいっているんだ!」って感じで非難されるんですが、理想論だけで生きてはいけないのは皆さん分かっているわけです。うちの自治会のように「ないとイヤだけど、自分が関わりになるのはもっとイヤ!」っていう人が大半を占めているんですから、「その自治会に対する献身的な努力は、自己陶酔かたんなるドン・キホーテですよー」って言いたくなります。
 はた目には「えらいことしてはる」って思われる無償奉仕な仕事の場合は、「みんなの為に」とかいいながら積極的にやってしまう2割の人か、本当はやりたくないけどやらなければいけないと思って消極的にやっている8割の人にわかれます。この8割の人も問題で、いやだけど責任感でやってしまって不満を表に出さないから、意見が表にでてきません。8割が発言しないから積極的な2割の意見が大半を占めてしまいます。そうすると、結局なにも変わらないで問題を先送りにして時間だけが過ぎていきます。私みたいな若輩者が意見をいっても「それは決まっていることだから」といってどうもしようがありません。けどそれじゃあダメでしょうって思います。お役所仕事の最たるものは既存路線をなぞることにあります。不平不満をいう人は排除されるだけです。ですので、積極的な反対を行ってみて問題提起を起こしてみたいのです。
■2002/06/07 (金) 本当にいるもんなんかい
自治会の仕事を書いていて最初に述べた話に戻ってしまうのですが、本当に自治会は必要なのかということです。いらないとはいいまんけど、ボランティアで行うには仕事量が多いというのが正直なところです。仕事量が多いのであれば仕事を減らせばいいのです。例えば募金活動。これって自治会に数%のバックがありますが、もともと自治会とはなにも(とはいいませんが)関係のないものですので、やりたくないのにわざわざ時間潰して各家庭をまわるなんて精神衛生上もよくありません。好意で募金していただくのはいいのですが、それをあつめる人間は無理矢理ってどうです?別に納得してやっているのでいたらなにもいいませんが、自治会で募金をするのに納得もなにもないでしょう。この募金活動を中止すると自治会としての損失は、自治会の規模によりますが年間1万円くらいでしょうか。逆にいえば自治会に1万円の利益を得るために7名の自治会役員が年4回各家庭をまわって募金をお願いするわけです。1回の募金だって1日で済むものでもありません。で、集計してどうのこうのってやっていたら、人件費率で考えてもばかな話になります。っていうか、自治会役員の人件費はタダだと思っているのではないかという気がします。
 たとえばお祭りの警備、いてもいなくてもいっしょなんですから呼ばなければいいのに。というか、これだけ景気が悪いのにお祭り自体は毎年行われますよね。あれって結局税金を使っているわけですよ。予算だけで考えたらひとり頭だとたいしたことはないかもしれませんが、税金使ってあれかいっていうようなお祭りならいらないというのが正直な意見。それなら税金安くしやがれって思います。ついでに自治会関係予算。年間6000万円を超える関係費用は等しく市に在住している人に恩恵をあたえていないのですよ。自治会自体の見直しは当然として、市の予算も大幅な見直しが必要でしょう。っていうか予算なんか出すから、無理にレクリエーションをせなならんねん。企業の能力開発の給付金なんかは大量の書類をださすくせに、自治会の補助金なんてザルのような書類でお金がでますよね。まあ、予算規模が違うんですけどね。
■2002/06/08 (土) あれれ
私は大学では現代文学をやっていました。文学のテーマのひとつでよくあるものって知っています?それって、閉塞感なんです。主人公が仕事のことや異性のことで悶えるっていうのがひとつのテーマで、いわゆる戦前にあった私小説(わたくししょうせつ)なんかはたいがいこんな話なんです。人並みはずれて感受性の高い小説家というものは、時代の閉塞感を感じ取り、自分のこととして置き換えて文章をつむぎだします。それが、なんとなく漠然と閉塞感を感じていた一般の読者に目に見える小説として発表され共感されるます。ようは自治会も同じですが、もうこのままではどうしようもないというのに、いままでの慣習にとらわれて身動きができない状況ですよね。その状況を打破するために動いたときが歴史の変革期になります。世の中って人間と一緒で年をとると、いままで無理をしていた体にガタが生じてきます。ガタがきたときに延命作業を行うのか、とっとと諦めて死んでゆくのかということですが、今は一生懸命延命作業をしている状態ですよね。けれど、時代の必然性ということでしたらこのあと必ず訪れるのは大変動期です。日本という島国ではとても完結しないような事態になります。世の中の流れもまるがわりして、とても自治会のような地域コミュニティが機能しなくなるような状態が訪れるか、逆に政府かそれに準ずるものによって統制された地域コミュニティ補完活動が行われます。自治会を1年やらさせていただいて、行政機関のダメさ加減がわかったことと、それをいままでゆるしてしまった社会にも問題があると思います。ですので、今後のテーマであるこれからの時代に対しての考察を行っていきたいと思います。自治会長も引退して、引っ越しもするのでもう自治会話はここまで。

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