キミにこの詩になっていない詩を捧ぐ。

キミがまだお母さんのお腹の中にいた時のコトを覚えてる。
まだ幼い私は意味が良く分からなかったけど、
お母さんが嬉しそうに話してくれたから、私も嬉しかったのを覚えてる。
キミはとってもやんちゃで、2歳の誕生日だったかな?
ブーブーとチャンバラセットをプレゼントされて、とっても喜んでいたね。
その喜びようはとっても可愛くて、ブーブーで机のまわりを走り回ってたね。
でも、後ろを通るたび、おもちゃの刀で叩いていくのが
ちょっとこわかったのを覚えてる。
キミはお風呂やプールが苦手だったね。
髪を洗われるたび、大きな声で泣叫んでいたのを覚えてる?
幼稚園のプール開きを心配してたお母さんを覚えてる。
でも、心配無用で、キミはみんなの前では泣かないコだったみたいだよ。
キミは長靴が大好きだったね。いつもいつも長靴を履いていたね。
近所のちびっ子達の間で、
ちょっとした長靴ブームを作っていたのを覚えてるかな?
幼稚園の頃のアルバムは覚えてる?
いちご狩りの絵を描いてるキミが写ってる写真。
まるでスイカのような斬新ないちごを描いていたね。
でも、小学校では洗堰の絵で賞をもらったね。
あの絵はまだとってあるのかな?
小学校ではキミは学級長をしていたね。
音楽祭では指揮者。キミの人望を知って、
素晴らしい弟がいるコトに、私は得意だったよ。
女の子にももててたね。交換日記したり、
私に相談(質問?)したりしてくれたね。
中学校のキミは頭が良くて、同じ親のコなのに
出来の違いにちょっとびっくりだったよ。
警察官になるって言ってたから、
本気でキミは防衛大学に行くだろうと思っていたよ。
大学に入ってからのキミとは、よく遊ぶようになったね。
可愛かったキミはいつのまにかゲ−マ−になってたね。
恋人はいたコトあるのかな?
キミが、大学をやめて進路を変えたいって悩んでいた時、
急がなくてもいいじゃないか、と思ったけど、
キミがあんまり真剣だったから、
私もお兄ちゃんも、両親への説得を協力したんだよ。
時間は後戻り出来ないけど、
選んだ道はやり直すことが出来るよ。
夢はいっぱい持っていていいと思うよ。
諦めないで。たとえ、今は苦しくて、その道がないように思えても。


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