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 2000年3月、某所某板に集う、愉快な面々がいた。素性も経歴も違う男女が、時を忘れ、陽気に語り合っていた。創作のこと、映画のこと、本のこと。話題は尽きることがなかった。小さなネタを披露しあい、それぞれ役割を演じ、面白い話をつくった。掲示板が、劇場と化すこともあった。楽しかった。
 やがて、一人の男が言った。「おやっさん、あっしに杯を」
 当時、組長の異名をもっていた、どーちぇがそれに応じた。
 組作りが始まった。参加者が次々と名乗りをあげた。
 初期の構成員は、組長どーちぇ、キミドリオン、さくら諜報員、フユカゲ博士、チェーザレ閣下、聖文の6人。
 組の名が考えられた。いくつか候補があがった。妖しい「秘密結社」と耽美な「赤い薔薇」、民主的な「共同組合」その三つが選ばれ、組み合わされた。お茶目な組織名「秘密結社赤い薔薇共同組合」となった。
 ここに、秘密結社赤い薔薇協同組合が結成されたのである。
 当初、組合は、とくに目的をもってはいなかった。ノリと勢いによる結成であった。だが、みな喜びと希望に萌えていた。
 桜の花咲く、うららかな春の日であった。
 幾度か、会合が開かれた。その後、組合の本拠地は、ネス湖のほとり、アークハルト城と決まった。組合員は、夜な夜な、アークハルトに集い、紅茶パーティーを行った。大いに語りあい、おどけてみせては、笑いあった。女たちが歌い、男たちが踊った。宴の後には、月夜に瞬く星を眺めた。
 そして、いしつか、世界に目を向けた。
 世界征服?
 否、新たな、世界想像の始まりである。
 表向きのグループ名を「アルディラ」と定め、
 今に続く活動を繰り広げるのであった……


組合年表

2000年 3月 『 秘密結社赤い薔薇共同組合 』 結成される。
6月 コーヒー仮面、あきら、組合に参入。
8月 コーヒー仮面ブラック、寿望月、組合に参入。
8月 創作時のグループ名を「アルディラ」とする。
2001年 1月 チェーザレ閣下、多忙のため足を洗う。
2002年 1月 妖怪剣士・三田蒼角妖之佑吉光、組合に参入。
4月 聖文、創作活動に専念するため足を洗う。
4月 どーちぇ、多忙のため足を洗う。
6月 新HPに移行。
2004年 3月 コーヒー仮面、あきら、多忙のため幽霊組合員に変身。


 年表の示す通り、組合は、いくつかの出会いと別れを経験した。
 現在の組合員は、以下の6名である。




組合員の自己紹介

キミドリオン  私の名は、キミドリオン(笑)
 3本マストの幽霊船に乗り込む唯一の生き人。あとの乗組員はみんな幽霊です。この幽霊船は、深夜、雲の中を漂っています。
 私は飛行機事故の落下中に、幽霊船にひろわれました。それ以来、一応船長をやっています。
 でも、実質的な幽霊船の運営は、副船長のゴンザレスがやっています。彼は全く頼りになる男です。
 私はまあ、お飾りのような物です(笑)
 さあ今宵も、アルディラ本部のある、ネス湖のほとり、アークハルトに向け、出航!
さくら  某王国の女諜報員。極東の島国では峠の茶屋を、西欧の島国では湖畔のほと りでティールームと、各国で「喫茶店」を経営しながら活動。多種多様の「お 薬」をお茶にしのばせる得意技あり。会合にはスコーン提供。様々な悪の団体 の調査の傍ら、おいしいティータイムの追求もやまない。今日のお勧め:桜餅 と鶯玄米茶。
冬陰夏陽  僕の棲家ですが、普段はまっさらとして砂丘だけが妙に目立つ砂漠で、夜に なると地響きと共にお屋敷浮上、砂漠の静かな夜風に吹かれつつも身体の弱い お嬢様(深窓の令嬢?)の下で働く仕事熱心な執事です。普段は余り人前には 顔を出さないのですが、いざ組合長殿にお声をいただければベッドの下に潜ま せている量産型のバラマークがついた「どこでもドア」でレッツ集会。お嬢様 が心配ですが、ここはあえてダミーを置いていこう。「量産、冬陰君人形」よ しこれで大丈夫(おいおい)
 ちなみに巷では地底人ではないかと言う噂が!
あきら
(ただ今、
 幽霊組合員中)
 コーヒー党からの転身者あきら男爵。人呼んでコーヒー仮面。して、その実態は。旅の吟遊詩人にしてドラゴン使い、あらいあきらがその人です。
特技:ドラゴンを寝させることが出来る。(但しドラゴンが眠いときに限る)
   ドラゴンと遊ぶことが出来る。(但しドラゴンが機嫌のいいときに限る)
   ドラゴンを抱っこすることができる。(但し今のうちに限る)
 と、まあ、こんな人です。
 ご機嫌の悪いドラゴンに引っかかれ、蹴られた古傷を抱え、西国を拠点に諸国を漫遊中♪
 お茶会には、隅っこでタバコをこそこそと吸いながら、カフェオレ持参で参加です。
 只今事情により禁煙中♪
 さて、いつまで続くやら。
寿望月  居並ぶ方々の端っこに、なぜかいる私。ええ勿論、人ではありませぬ。だっ て私は月だから。暗い天で、けらけら笑うだけの衛星だもの。たまに地上に降 りたりするときは、ケラケラードなるラテン系東南アジア人の姿で煙草をぷか り。多目的可変ゴーレム、ゼータマンゲムに搭乗し、世界の不可思議を探して いるのでした。時には黒い仮面で顔を隠し、女王に反目する組織の手先として 黒い香豆の普及に暗躍したりもするのです――
『コーヒー仮面ブラック』推して参るっ!!
妖之佑  あれは、とある百鬼夜行の夜のことでござった。
 天空にニヘラニヘラと笑う憎らしげな月。それを追うそれがし は、そのまま隠れ里に迷い込んでしまったのでござる。
 そして、その里の茶屋の茶菓子にいたく傾倒いたし、それ以 来、隠れ里に通いつめることとあいなったのでござる。
 普段は流浪するそれがし、いったん事あらば隠れ里へ!
 里の者たちに仇なす者あらば、愛刀・オコりん丸とニコりん丸 が黙ってはおらぬのでござる。
 妖怪剣士・三田蒼角妖之佑吉光、いざ推参つかまつらん!
 なお。
 桜餅には抹茶を所望いたす。

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