リアリズム=写実主義
realism

意識や主観を超えた独立の実在をみとめ、主観にたいして客観をとらえることを主張する立場で、理想主義に対立する概念である。技術においてそのような態度を作品にあらわす様式をいう。なお哲学におけるリアリズムは唯名論に対立する実在論をいう。
歴史的にみると、19世紀後半に市民社会の形成と科学の伸展の過程にあらわれた普遍的な時代的傾向としてまずフランスに起こり、ついで他国に及んだ思潮。その成り立ちからは本質的に民主主義芸術であるという面があった。この面が強調されて、いわゆる社会主義リアリズムが生まれた。