よろい戸のように
重く閉ざされた
わたくしのこころを

かちゃりと音をたてて
開け放つもの

その瞬間
せきをきったように
あふれでるもの

やわらかく
芳醇で
赤子を包む毛布のような
そんな思い

鍵穴のありかを知っているひと
鍵を大切に持っていてくれるひと

あなたがわたしを
目覚めさせてくれるのです



鍵