Coffee Break


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月のいる場所



昔のことを思い出そうと思った。できるだけ客観的にてらいなく、あけすけに。
そして、何よりも感傷を伴わずに。
思い出すという行為は、それ自体がいくつもの記憶のフィルターをくぐりぬけて、ある存在を取り出すということで
そのためには、必ず何かの感情を伴うきっかけがある。
そういう意味では、感情の動きを伴わない「思い出」なんかは存在しないのかもしれない。
そんなジレンマをはらみつつ、それでも何か、過去でしかない後姿。
そんなものを綴ってみたい

本当のことでもあり、本当のことでもない
今の光を当てたとき、それは短い物語になる


1   きんもくせい

2   かげろう

3   ホットミルク

4   ユニフォーム

5   助手席

6   彼女の部屋

7   値段

8   朝のドライブ

9   油絵
10  クリスマス

11  背伸び

12  3年間

13  甘いお酒

14  冬の手触り

15  くちびる

16  占い

17  遅すぎた情熱

18  バーボン