Popular Magic words

   

試験に出るマジック用語講座。

 
 スポーツやコンピュータの世界と同じように、マジックの世界にもいわゆる専門用語と言うべきものが存在します。このHPの文章にも当然多くのマジック用語が登場します。ここでは、『チキン〜』を見る上で知っておくと便利な言葉を以下に記しました。

≪4/15 追記≫

 先日このコンテンツで紹介されている用語の誤りを指摘され、その関係で少し調べてみたのですが、マジック用語というものがかなり特殊な特徴を持っていることを知りました。例えば、

・同じ物・現象を指す言葉でも地域、あるいは日本と海外で呼び方が違う。
・一つの物・現象を指す言葉が何種類もある。
・一方でAというカテゴリに入っている現象がで他方ではBというカテゴリに分けられている。

といったことがあります。このような特徴はマジック用語が広がる過程で生まれた『方言』のようなものだと思われます。
 しかし、やっかいなことにマジック用語には『方言』に相対する『標準語』と呼べるようなものがなく、仮に存在しているとしても実際全国に浸透しておらず『標準語』の役目を果たしていませんまあエスペラント語みたいなものです)。

これらマジック用語の地方間の差異などについてはひとまず置き(でも本格的に調査すると面白そうなんでやってみます)、このコンテンツで紹介するマジック用語は管理人の周辺で用いられる意味≒このHP内で用いられる意味で説明し、指摘があればその都度追記する形を取ることにします。




≪マジックのイベント関係≫

○FISM(ふぃずむ)
 三年に一度開かれるマジックの世界大会。いわゆるマジックのオリンピックだと思ってもらえればよいです。世界中から多くのマジシャンが集いその腕を競います。皆さんに馴染みのあるマジシャンでいうと、ナポレオンズがこの大会の常連です。

○コンベンション
 このHP出てくるコンベンションというのは、マジックのイベントのことです。
 一般の方にはあまり知られていませんがこういうものは一年を通して結構開かれており、全国のマジシャンが集まって交流を深めたり、コンテストで腕を競い合ったりします。プロマジシャンのショーや、レクチャー(講義)がある場合もあります。また、ディーラーブースというマジック道具の見本市も開かれます。

≪マジックの演技形態関係≫
 

○クロースアップ
 クロースアップというのはマジックの形態の一つで、マジシャンが客の目の前でマジックを演じます。マリックさんなどがテレビでやっているのがこれです。トランプマジックやスプーン曲げなどが有名です。マジシャンと客が会話しながらマジックをするマジックの形態としてはほかにサロンやストリートがあります。

○サロン
 クロースアップよりも距離が遠いがステージほどは離れない、中間距離のマジックです。
 学校の教室程度の空間で、二、三十人程度の人に見せるという感じでしょうか。

○ステージ
 いわゆる『マジックショー』。大勢のお客さんに見せます。管理人のやっている鳩出しや、プリンセス・テンコーなどのイリュージョンも大きく分ければこの部類に入ります。通常舞台の上で演じるので、トークでお客さんを舞台に上げるなどしないとお客さんと会話することはありません。

○ストリート
 テレビ番組などでたまにある、マジシャンが街角で道行く人にマジックを見せる形態。テレビのそれはヤラセなので驚きもわざとらしいが(ヲイ)、実際街に出て見せると相手が無警戒なぶんめちゃくちゃ驚きます。ただしストリート中のマジシャンは端から見ると明らかに怪しい人なのでマジックを見せようと声をかけた瞬間逃げられても落ち込まないようにしましょう。 

≪マジックの現象・分類関係≫
 

○プロダクション
 いわゆる、手品における物が出てくる現象。ハトや花やワイングラスなど。
 物を出す手品のことをプロダクションというところもある。

○スライハンド 
 いまいちわからなかったのですが、Shanlaさんが教えてくれました。ありがとうございます。
 スライハンドとは"Sleight of Hands"という英語を日本流に短縮した用語で、手先の技術全般を指します。マニピュレーションは主にステージやパーラー系の、しかもどちらかと言うと器用さを見せるような演技を指しますが、スライハンドは表に出ない技法、いわゆるシークレットムーブも含みます。対極をなす言葉と言えば、”ギミック”になるでしょうか。 「スライハンドオンリーのマジック」と言えば、道具の仕掛けに頼らない、技法だけで行う奇術といったところです。
 
○マニュピレーション
 手先の器用さで演じる手品の総称です。先に書いたFISMのコンテストにもマニピュレーション部門があるほどマジックでは大きな分野を占めています。内緒ですが演じるための準備が比較的少なくて楽そうな気がします。でも練習がたいへんそうです。

○ジェネラル
 コンテストにおける部門の一つで、マニピュレーション部門が手先の器用さを競う部門とするとジェネラルはマジック全般を総合的にみて評価される部門です。管理人がやりたいマジックはジェネラルに分類されます。

≪その他≫


○カード 
 いわゆるトランプのこと。マジシャンはこう呼びます。『カードマジック』とはトランプマジックのことです。

○ダブ 
 手品に使うハトのこと。ちなみに公園とかにいるのはピジョンというが、関西のほうではピジョンをハトというところもある。
 
○指の山
 まあ道具のことだがあまり詳しく言及すると多くの優秀なマジックのネタばらしに関係してしまうためこれ以上は言えない。コンベンションのディーラーブースでよく見かける。きっと世界のどこかに指工場がある。

 
○『M先輩』
 文中によく出てくるM先輩なる人は僕にマジックを教えてくれている人です。僕とマジックを結びつけた恩人でもあります。上のFISM・2003オランダ大会にも出場しています。ありていな言い方をすると日本期待の若手、とでも言いましょうか。この人には頭が上がりません。
 ただし、この用語は試験には出ません。


 

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