
かえ、お尻で初滑り!
アメリカ西海岸時間1月16日日曜日、かえはエイジ、こ○やしさんとKさんを引き連れて
またもやスキーに行くことになった。今回はみんな初めてという、Ski
Bowl。Meadows
よりも、近いということもあり非常に便利なロケーションである。初心者コースも充実して
いて、ぼこぼこしていることもなく、非常に高感度ランキング1だった。しかし、やらかして
しまったのである。全員初めてということで、チケット売り場でもらったマップを見つつ、
模索していたのだが、Kさんが言うままに付いて行っていると、とんでもない、コブ斜面
プラス斜面度80度といった斜面に出くわした。斜めずるずる降りを試みるも、コブがあって、
スキーの板が曲がる。「折れるんちゃうん?」というくらいに、板はべろーんと屈折していた。
それにしてもそんな斜面がかなり続くようであり、そんな時にこ○やしさんが、
「お尻で滑れば?」
と提案した。なるほど、板をぬいでかついで降りるのはかなりの恐怖だが、お尻で降りるなら、
心強そうだ。その時、EJ氏は迂回を探すべく、しばらく行方不明になったのち、下で待って
いたのであった。
「俺が板を持って降りてあげるから」とこ○やし氏。
「うーん」と躊躇の素振りを見せたものの、かえの心の中は「お尻しかない!」と決意して
いた。「板貸して」というこ○やし氏の言葉と共にかえは、「えー・・・(躊躇の素振り)」
という言葉とは裏腹に(乙女心ウラハラby井森美幸)、己から板を外そうとしていた。
と、これがまあ、なかなか外れずに、こ○やし氏とK氏のふたりがかりで「えんやーこらや、
どっこいさっさこーらや」(ドリフ風味)といった感じだった。一部始終をEJ氏は斜面の
下の彼方から見守っていたのだが・・・
「じゃあ、先に行ってるね」という言葉が早いか、かえの板を持ってこ○やし氏は座ったまま
スノボーで下に降り、あっという間にEJ氏の隣りに行ってしまった。
「(ふう。板がない以上、お尻で滑るしかないな)」←かえ心の声
「じゃあ、行くよおおおお!」と宣戦布告したが早いか、かえはストックを持ったまま
お尻でゴーゴーしていた。コブがいくつもあるので、その度にお尻に振動が走り、かなりの
衝撃を感じつつも、かえはコブを壊しながら、足の間に雪をためつつものすごい勢いで
滑って行った。思ったよりも怖かった。斜面が急なために、いくらお尻といえども
コントロールはきかなくて、途中で止まれず、かえは思わず、
「うぎゃああああああ」と悲鳴に似た雄叫びをあげていた。
が、しかし、段々不思議なもので、徐々にお尻が冷たくなっていくのを感じつつもその
スタイルは快感へと変貌していった。かえの頭の中には広瀬香美の
♪ぜっこおちょおお、真冬の恋、スピードに乗ってええええ♪
というフレーズが巡回していた。板で滑ってはいないものの、スピードに乗っていることは
確かだったのだから。
と、そこに、小さな子供が・・・
「うわっ!やばっ!」
慌てて、思わずお尻で滑っているにもかかわらず、ストックで方向転換を試みるも、あえなく
失敗。少し子供とぶつかってしまい、子供は転んでしまった。
かえ「ソーリー・・・」
子供はあっけなくかえの謝罪を無視した。そして、父親がやってきて、「Are
you OK?」と
聞いていた。子供は父親の質問にはあっさり、「Yes」と答えていたので、とりあえず無事を
確認して、安堵した。と同時に気づいたら、EJ氏、こ○やし氏がいる所へたどり着いていた。
かえ 「なんか、結構楽しかった。板つけたくないかも」
こ○やし「せめて、斜面の端を滑って来るもんだと思ったら、まさか、堂々と真中をお尻で
滑って来るとは・・・」
EJ氏 「よかったな。HPの記事ができて」
EJ氏の言葉がこれほどまでに心に染みた日はなかった。