かえ、Meadows でほおかぶり!

 

米国オレゴン時間2月5日土曜日、かえが、MEADOWSスキー場で、マフラーをほおかぶり状態にして、
滑っていたという目撃情報を当紙は入手した。事実関係を調べるべく、本人に直接インタービューすると、
こういう事情だったらしい。

スキーに行く時に、荷物をパッキングするのはいつも、EJ氏の仕事。が、この日、Meadowsに着いて、
バッグを開けてみると、カエの毛糸の帽子が不明。カエは謎を解決するべく、EJ氏に尋ねた。

カエ 「ねえねえ、私の帽子どこ?」
EJ 「かばんの中にあるだろ?」
カエ 「ないんですけど・・・」
EJ 「うそ・・・。あ、そう言えば入れた記憶もないかも・・・」

EJ氏の帽子は、なぜか、いつも常に、車のダッシュボードのところに置いてあったので、無事だった。
カエはEJ氏を問い詰めたが、ゴーグルと手袋を入れた覚えはあるけど、帽子を入れた記憶はない、との
ことだった。

カエ 「ま、まあ、今日はあったかいし、大丈夫だよね?帽子無くても」
EJ 「うーん。まあでも、あった方がいいだろ。いいよ、俺の使って」
カエ 「いいの?そう? 悪いねえ。あ、それか売店で新しいの買おっか」
EJ 「まあ、どうしても寒くなったらね」

ということで、とりあえずEJ氏の帽子はカエが被ることにした。
好天気に恵まれ、とりあえず雪も降らないし、晴天だったので、EJ氏はwithout帽子で滑っていたのだが、
お昼過ぎになって、急に吹雪いて来たのである。
見ると、EJ氏の頭は雪で真っ白になっていて、かなりのフケ状態だった。
EJ氏のウェアには元々フードが付いていたらしいのだが、ご丁寧に、取り外しのきくそのフードは
取り外されて、家のクローゼットで眠っているらしい。

カエ 「やっぱり、悪いから、帽子返すよ・・・髪の毛に雪積もってるよ」
EJ 「いいって」

といった感じの問答が繰り返された後、カエは優しさから、いい案を思いついた。

カエ 「私さ、ウェアの下にマフラーつけてるんだ。だから、私はこれを被るから、エイジは帽子被っていいよ」
EJ 「えええええ。それまじで言ってんの?」
カエ 「うん。優しいでしょ。」

と言いつつ、カエはEJの帽子を取って、己マフラーをほおかぶり状態にしたあと、その上からゴーグルを装着した。

EJ 「いやまじでそれはやばいって。あそこの窓ガラスに映して見てみろって」
カエ 「いいのいいの。ここはアメリカなんだから」←意味不明

と言って、カエは、EJ氏に帽子を手渡すも、EJ氏は、帽子は非常に被りたいし、
カエのその気持ちは非常にありがたいのだけど、カエのその様はかなりやばいので、
それなら、己はwithout帽子の方がまだましだ、という理由で、丁重に断られた。

カエ 「あのね、こんなこと言ってひかれてもあれなんだけど、私的にはまじで全く気にならないから」
と言うと、
EJ 「じゃあ、せめて、このゴーグルをマフラーの上じゃなくて、下につけてみれば?」
とエイジが提案するので、その通りに、ゴーグルを髪の毛の上に着けたあとで、マフラーをほおかぶりした。

EJ 「あーそれならまだましかな」
カエ 「そう?イケてる?」
EJ 「イケてるイケてる(投げやり調) あそこの窓ガラスで見てこいよ」
カエ 「OK」

カエが、コースの途中にある、小屋の窓ガラスに己の姿を映して見ていると、中から出て来た、アメリカ人が、
「You look so GOOD!」と言ったので、カエは、なめられているのかと思い、「私の彼が、今日帽子を忘れたので、
雪も吹雪いて来たし、優しい私は己マフラーでこうすることに決め、私の帽子を貸してあげることにしたのだ」、という
少々長い、そして多少の嘘を交えつつ、説明すると、アメリカ人は、

「Oh, OK」
と、あまりにも、萎えるほどあっさりすぎるレスポンスが返ってきた。

ほおかぶりのまま、カエは滑りだしたのだけど、ただでさえも、吹雪いていて、視界が悪いのに、
このほおかぶりめが、ずれてきて、横すら、全く見えなくなってくるのだ。まっすぐ前しか見えない感じ。
結構頻繁に止まって、ほおかぶりの調整を余儀なくされたカエは、
「これからは、己の小道具は己で確認を!」という、当然的な教訓をひしひしと我が身で感じつつ、
スキーイングを続けたのであった。その姿は、ジーンズで滑るアメリカ人よりもさらに注目されていた、という
目撃証言もあった。

 

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