説明

 語録です。単行本→大長編→その他、の順番に「出木杉凄いなあ」的なコメントを抜粋、紹介しています。


 第26巻 のび太の地底国

・あらすじ
 のび太の発見した洞窟に出木杉、ドラえもん、のび太、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんの6人は子供だけの国を作ろうとします。「とりあえず適当に家建てちまえ」くらいのノリでドラえもんが出した「おりたたみハウス」にみんなが群がったその時・・・

 ・発言
 @〜B出木杉「まった!」
  「でたらめにたてちゃ、あとでこまるよ。ちゃんとした都市計画を作らなきゃ。」
  「まん中に公園を、そこから東西南北に大通りを。」

 ・短評
 この発言はもしかして現代日本の道路事情に対する風刺なのでしょうか。のび太の「学校はいらない」との対比が印象的です。どこで得た技術なのか、ちゃんと測量までこなしているあたりも素晴らしいなあ。高度成長期の建設大臣が出木杉でなかったことが悔やまれるところです。


 第30巻 真夜中の電話魔

 ・あらすじ
 部屋に引いた電話に毎夜掛かってくるいたずら電話のせいで、出木杉の成績が下がってしまいました。ざまあみろ。しかし、ドラえもんとのび太はしずかちゃんに頼まれ、ひみつ道具を使い、電話をかけてきた相手を捕まえてしまいます。なんとその犯人は、クラスで2番目に勉強のできる、ガリベン君だったのでした(ひどい名前)。それを知った出木杉は・・・

 ・発言
 @ガリベン「出木杉くんがいるかぎり、ぼくはどうしても1番にはなれない。くやしくて・・・。」
 A出木杉「だって、毎晩電話するんじゃきみだってたいへんだろ?」
  ガリベン「学校から帰ってすぐ昼寝して、夜中におきて、勉強のあいまにかけてたんだ。」
 Bガリベン「どうせみんなにしゃべるんだろ。先生や友だちや両親に。ぼくはもうおしまいだ。ウワ〜〜。」
 C出木杉「しゃべるつもりはないよ。もうしないと約束してくれればね。」

 ・短評
 多発する少年犯罪。今回の事件も親の愛に飢えた子供の歪んだ心が生み出したものと言えるでしょう(言えないかも知れないけどどうでもいい)。 いたずら電話をかけてきた相手を許し、さらには心配すらしている出木杉の心の広さが際立つ場面です。出木杉マジいい奴。劉備かと思った。


 第36巻 大予言・地球の滅びる日

 ・あらすじ
 空のどんよりと曇ったある日、部屋に置きっぱなしにされた本を手に取ったのび太。最後のページに書いてある謎の言葉「暗き天に魔女は怒り狂う この日○終わり悲しきかな!!」がどうも気になってしまい、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんに相談しました。
 するとスネ夫が、よく似た内容の本を知っていると言い出します。それは、ノストラダムスの大予言。つまりこの本は予言書ではないかと言うのです。
 確かめてみると、新聞などに載っている大事件の起こった日と、それに対応するページに載っている、まるで暗号のような日記の内容が、ぴたりと一致しました。そして、最後のページと今日の日付が重なっていたのです。「○は地球のことだ!!」とあせった2人は、みんなに教えようとします。そしてのび太は出木杉にも知らせに走ったのですが・・・。

 ・発言
 @出木杉「予言なんて信じないよ。みんな偶然かこじつけだ。」
  のび太「じゃ、この暗さは?」
 A出木杉「黄砂だよ。中国大陸のこまかい砂ぼこりがまいあがって、偏西風にのって日本へとどいたんだ。時々ある自然現象さ。」

 ・短評
 出木杉の、フリスクをガブ飲みしたんじゃないかってくらいのクールっぷりに注目したいところ。ただ冷静なだけではなく、知識に裏付けされている辺りが高ポイントですね。出木杉ほんと頭いいわー。諸葛亮かと思った。


 第37巻 たまごの中のしずちゃん

 ・あらすじ
 どうしてもしずかちゃんと結婚したいのび太は、1度中に入ってから出てくると、はじめて見た人を好きになってしまうというひみつ道具「刷りこみたまご」にしずかちゃんを放り込みます。ところが中から出てきたしずかちゃんは最初に出木杉を見て、好きになってしまったのです・・・

 ・発言
 @ 出木杉「お願い!なんとかもとにもどして。」
  ドラえもん「これをかぶればもどるよ。」
 A しずか「出木杉さん・・・、あたしにすかれちゃめいわく?」
 B 出木杉「そうじゃないんだ。ぼくだってしずちゃん大すきだよ。でもこんな機械にたよってきみの心を動かすのはいやなんだ。」
  ・・・・・しずかちゃん、もとにもどって・・・・・
 C しずか「ますますすきになったわ。」

 ・短評
 刷り込みたまご欲しい。


 第40巻 しずちゃんをとりもどせ

 ・あらすじ
 しずかちゃんの大人の姿を見ようとタイムテレビで未来を見たのび太。家にいた子供は何故か「ノビスケ」ではなく、出木杉にそっくりな「ヒデヨ」。ドラえもんに「未来は変わることもある。」と真顔で言われ、慌てて現在のしずかちゃんの家に向かいます(短絡的)。すると、しずかちゃんは留守で、出木杉の家に行っているとのことでした。焦ってそっちに向かうと、出木杉が作った料理をしずかちゃんが試食しようとしていました。そして出木杉に勧められ、のび太とドラえもんも一緒に試食することに・・・

 ・発言
 @のび太「う、うまい、くやしいけど、うまい!!」
 Aのび太「でもさあ、男の子が料理なんて・・・。」
  出木杉「いや、おかしくないと思うよ。」
 B「これからの時代は、女性もどんどん社会に出て働くだろ。家事は女性の専門というわけにいかなくなると思うよ。」
 Cしずか「出木杉さんのおよめさんになる人はしあわせね。」 

 ・短評
 結局、後でドラえもんが確かめたところによると、今回はただ出木杉の子供を預かっていただけでした。およめさん云々言っておいて平気でのび太と結婚するあたりやっぱ女ってこえーなー。とはいえ、「しずかちゃんの胸がだんだん大きくなったのは出木杉に揉まれたからだ。」との情報も入っており、依然として今後の予断を許さない状態は続いています。


 43巻 仙人らくらくコース

 ・あらすじ
 せっかくの連休なのに特別に宿題を出されてしまったのび太。帰りに空き地に寄ると、出木杉、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫の4人がキャンプの話をしていました。

 ・発言
 @のび太「すね夫のいとこがキャンプに連れてってくれるの?ぼくもいく。」
 Aスネ夫「ばーか、身分を考えろ。」
  ジャイアン「宿題いっぱいかかえてるくせに。」
 B出木杉「悪いこといわない。宿題のほうが、キャンプよりだいじだよ。」
  しずか「出木杉さんのいうとおりよ。きょうはあきらめなさい。」

 ・短評
 あー正しい正しい、出木杉の言う通りだよ。とりあえず偉そうに正論を言う子供ってむかつくよね。


 43巻 ジャックとベティとジャニー

 ・あらすじ
 しずかちゃんのかわいがっていた人形のひとり、ジャックが突然いなくなってしまいました。しずかちゃんの相談を受けた出木杉は、推理を開始します・・・

 ・発言
  @〜C出木杉「人形がかってに家出するなんて、考えられない。」
 「とすると、だれかがもちだしたってことになる。人間じゃないだろう。のらネコかもしれない。食べられる心配はないね。たぶんどこかにすててあると思うよ。」
  〜手作りのポスターを持って〜
  出木杉「これをコピーして・・・。」
  出木杉「あちこちぼくがはっとくから、きみはききこみをたのむ。」
  しずか「ありがとう。」 
  〜しばらくして〜
 Lしずか「だめだわ。まるで手がかりがつかめない。」
  出木杉「ぜんぶはってきたよ。」
 M出木杉「交番にもとどけておいたし。やるだけのことはやったんだから、あとは結果をまつだけさ。」
 N出木杉「きっとみつかるよ。」
  しずか「いろいろありがとう。」

 ・短評
 どういたしまして。じゃなかった。出木杉の推理力と行動力に感嘆する場面だった。結果として犯人はやっぱりノラ猫でした。さすがー!あと、交番に行っておまわりさんに「人形が行方不明になったんです!探してください!」って頼んだら具体的にどんな対策をとってくれるのか知りたい。 


 大長編 のび太の魔界大冒険

 ・あらすじ
 『打席に入り、魔法の力でホームランを打つ妄想をしている間に三振。』という、もしかしてこいつ薬やってるんじゃないの?と疑ってしまう程に現実と妄想の境界線があやふやになってしまったのび太。ドラえもんとしずかちゃんに魔法なんて無いと馬鹿にされても諦めきれず、思いきって出木杉に聞くことにしました。

 ・発言
 @出木杉「ふうん、魔法がほんとにあるかって?」
 A出木杉「べつにわらわないよ。魔法も昔はちゃんとした学問として研究されていたんだから。」
  のび太「ほんと!?」
 B〜F出木杉「昔の人びとは、世界は人間以上の大きな力で動かされていると考えた。神とか、悪魔とか、精霊とか。彼らはその大きな力が自分たちに何を与えようとしているのか、幸福か・・・災いか・・・、それをしりたいと思った。大きな力を味方につけたいと考えた。古代バビロニア人は「占星術」を発明した。星の動きで運命を占おうというわけだ。これが現代の天文学の基礎になったんだよ。「錬金術」なんて学問もあった。ほかの鉱物を金にかえる術だ。成功はしなかったが、さまざまな実験が科学の進歩に大きく役だったんだ。だから、科学も魔法も根は一つなんだよ。」
  のび太「じゃ、どうして魔法だけすたれちゃったの?」
 G〜I出木杉「魔法ってのは悪魔の力をかりる術だと思われたんだね。神にそむく学問ということになったんだ。一五世紀から一七世紀まで、徹底的な魔女狩りがおこなわれた。魔法を使った者、使ったとうわさされた者をかたっぱしから捕らえ、拷問し、死刑にしちゃったんだ。それと、あとから発達した科学が、それまでの迷信のウソを徹底的にあばいてしまった。で、魔法は息の根をとめられたってわけ。」
 
 ・短評
 文章の構成力にしろ言葉の選び方にしろ、出木杉の能力は疑いないところですが、そんなことよりもドラえもんはのび太を馬鹿にしてる暇があったら妄想癖を矯正させないとまずいんじゃないかと思います。お前何しに20世紀に来たんだよ。


 コロコロ文庫 ドラえもん ドラミ編 ドラえもんとドラミちゃん

 ・あらすじ
 出木杉君の家のそばで、道路工事が始まりました。うるさくてとても勉強できずに困った出木杉君はしずかちゃんの家へ勉強に向かいます。そして源家の前で・・・

 ・発言
  しずか「うちは静かだから、お勉強がはかどるわ。」
  出木杉「さぞ静かだろうね。なにしろ、しずかちゃんの家だもの、アハハ・・・」
 
 ・短評
 唖然。こりゃ振られるわー!


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