
はらはらメイド物語
夜中の二時、トイレに行こうと部屋を出た紗耶香は、
父の部屋からかすかに漏れてくる声に気づいた。
(こんな時間にパパ何してるんだろう。)
そっとドアを開けて隙間から部屋の中を覗いた紗耶香が目にしたものは、
父に尻から犯されるメイドの姿だった。
両手を後ろに縛られ、
胸の上下にかけられた縄でくびり出された乳房が絨毯の床に押し付けられている。
身動きの取れないメイドの尻を抱えて、父は獣のようにピストン運動を繰り返していた。
「どうだきもちいいだろう。このメスブタめが。ご主人様のチンポもらえてマンコは大喜びだな。」
「あ、あぁん、ご主人様、いいですっ、メイドは幸せ者ですっ、もっとおチンポくださいっ、あん、あぁん」
紗耶香は不思議だった。
何でパパはあんなひどいことするの?
なんでメイドはあんなひどいことされてるのに気持ちよさそうな声を上げてるの?
まだまだ子供な紗耶香には父とメイドの関係が理解できなかった。
いけないものを見ていると思いながらも紗耶香は二人の行為から目をそらすことができなかった。
やがて父はまるでメイドの体を破壊せんばかりの激しさで腰を打ち付け出した。
それを受けてメイドの喘ぎも一層激しくなる。
「あっ、ああぁん、ご、ご主人様、
そんなにしたらメイド壊れちゃいますぅ、
あ、ああ、もういきそうですっ、ご主人様ぁっ」
「そらっ、イケ、このブタがっ、たっぷりザーメン出してやるからな、くらえっ!!!」
「あっ、熱いっ、メイドイキますっ、ああぁ」
父の腰が何かを放出するように動いたとたん、メイドの体はビクっと大きく震えた。
フルフルと尻を震わせるメイドから性器を抜くと、
父は使い終わったおもちゃを捨てるようにメイドの体を床に転がし縄を解くと、
満足げに奥の部屋へ消えていった。
放心状態で、荒い息をしているメイドの姿を紗耶香はじっと見つめていた。
いつのまにか紗耶香の呼吸も押さえようのないくらい激しくなっていた。
しばらくして意識を取り戻し、顔を上げたメイドとさやかの目が合った。
その瞬間紗耶香はばっと身を翻すと、廊下を駆け出した。
「あっ、さ、紗耶香様っ」
驚いて立ち上がろうとしたメイドの耳に紗耶香の部屋のドアが閉まる激しい音が聞こえた……。
紗耶香は部屋の鍵をかけると、ベッドに入って布団を頭からかぶった。
息を殺しても心臓のドキドキが止まらない。
全部忘れて眠ろうと思っても、さっき見た光景がまぶたに焼き付いて眠れなかった。
(そうだ、トイレに行きたかったんだ……。)
思い出したように股間に手をやった紗耶香は、そこがじっとりと濡れていることに気づいた。
(ヤダ、おもらししちゃったのかな。
でもおしっことは感じが違う。なんだかあそこが熱くって変な気分……。)
下着の中に手を伸ばし、性器をいじると電流のような快感が紗耶香の中を駆け巡った。
(なにこれ、すごく気持ちいい……、こんなの初めて……。)
指先が触れるたびに波のように快感が押し寄せる。
いつしか紗耶香は頭の中にさっき見た父とメイドの姿を思い浮かべていた。
父の激しい腰使いと、上気したメイドの肉感的な体。
紗耶香はもう指の動きを止めることはできなかった。
(あ、なんか、体の奥から押し寄せてくるっ、わたしなんかいけないことしてる…、
紗耶香変になっちゃうよぉっ、ああっ)
やがて紗耶香は枕をぎゅっと抱きしめると、布団の中でびくりと跳ねた。
数秒間、硬直したあと荒い息を口から吐いた。
市井紗耶香十六の春、初めての絶頂だった。
体のほてりが落ち着いたころ、紗耶香の心の中は羞恥心と嫌悪感でいっぱいだった。
(きっとこれが、雑誌で読んだオナニーなんだ…、
でもあたし、あんなこと思い出しながらするなんて最低だよ、
パパも最低、メイドも最低、もうこんな家いられない。)
紗耶香はベッドから出ると、机の上のブタの貯金箱に手をかけた…
真里は紗耶香が紅茶を飲み干すのをじっと見ていた。
紅茶の中にはメイドが仕込んだ睡眠薬が入っている。
紗耶香への劣等感を持ち続けていた真里と、
日ごろ紗耶香にこき使われるメイドは、共謀して紗耶香に復讐を企てたのだ。
もちろんどこに盗聴器が仕掛けられているか分からない市井邸の中で不振な動きはできない。
紗耶香がトイレにいっている間も、真里とメイドは日常会話を交わしながら、
目線だけで計画遂行の合図を交わしていた。
五分後、
すっかり意識を失いソファに倒れた紗耶香を見下ろし、真里とメイドはにやりと笑いあった、
さあ、宴の始まりだ。
すぅっ ― 真里が紗耶香のTシャツの中に手を入れる。
「う…ん……」
まだ起きない。
「真里さん、遠慮することは無いですよ」
そう言ってメイドはカーテンを閉める。
「ええ、わかってますわ」
真里はゆっくりとその手を核心に向かって伸ばし始めた。
『カラダガウゴカナイ…?』
紗耶香は実は起きていた。
体が自分の意思に従わないだけだったのだ。
「ふふ… 今まで馬鹿にされた分、たっぷりカワイガってあげる」
真里の手から加わる力が痛い。
『真里ってこんなに力強かったんだ…』
「さ、真里さん…」
メイドに促される様に真里はその手を徐々に下の方にずらしていく。
『ぅ… ぃゃ…』
紗耶香はその嫌悪感を態度で示そうとしたのだが、何しろ体が動かない。
「紗耶香… あの日のあの屈辱、私は忘れてないわよ…!」
「真里、ドライブ行こっ!」
紗耶香に誘われたあの日。
あの時、あの瞬間まで紗耶香のことが好きだった。 だった―
「いやっ! やめてー!」
身の丈が自分の2倍以上もある男に3人がかりで襲われたのだった。
ただでさえ小さな真里の腿は名も知らぬ男たちによって玩ばれる事になる。
『なんで? アタシ、紗耶香のこと信じてたのに…』
「ふぐぅっ! ぅつぅっ…」
真里の目の前に知らない男の腰があり、その小さな口に知らない男の一部が含まれていた。
「ヘヘヘ… 小さな口でオレのモノをめいっぱい咥えこんでるぜ。」
ゲスな笑い声が耳に入る。
「オラ、美味しいモノ飲ませてやるから溢さないで全部飲めよな。」
間も無く、およそ"美味しい"と形容できるようなモノではない液体が真里の口の中に注ぎ込まれた。
「ヒャハハハッ! その口じゃオレの汁を全部飲み込めねえか!!」
『紗耶香… 助けて…』
「イヤッツ! ヤメテ!」
言葉にならない痛みが下腹部から伝わる。
「おぉっ! こりゃいいぜ! こんな具合のいいのは久しぶりだぜ。」
「おいおい、もったいぶってんじゃねーよ」
「早くイって俺たちにもやらせろや」
入っていない方の男達は小さな手に肉棒を握らせながら、促す。
「あーっ! 出ちまうぜ… ウッ!」
『え?』
「オイ、中出しか?」
「バカヤロウ! なんでテメーの精子まみれのマンコに突っ込まなきゃいけないんだよ!」
確信犯だったのか、男はへへとケズに笑うばかり。
「まあまあ、喧嘩しないの」
聞き覚えのある声。
「アンタ達にも今度違う"玩具"あげるから、今日は我慢しなさいよね」
それから後のことはよく覚えていない。
思い出したくも無い。
ただ…
「紗耶香は絶対に許さない!」
真里の顔にはこれまでに無い残忍な笑みが浮かんでいた。
「紗耶香も本当はこんなことがされたかったんでしょ?」
淫猥な笑みを浮かべてそう呟いた真里は、
動かない紗耶香を引き寄せ、互いの舌を絡め合い始めた。
同時に、
メイドの指先が、プリプリした弾力を持つ乳房の先端に付いた、薄桃色の乳首を摘んだ。
パチンコ玉程の直径を持つ肉粒が、
親指と人差し指でちょんと摘まれ、一センチ程前方に引っ張られ、そこからパッと放たれる。
すると乳房の弾力で、引き伸ばされた先端部を元の位置に戻し、その時勢い余ってプルッと振動する。
「…ん…ん…」
メイドは知っていた。
摘み上げられ、引き伸ばされ…紗耶香が最も好む、乳首への愛撫方法。
それは夜毎に繰り返される紗耶香の夜の儀式のそれと同一の手法であった。
僅か数回繰り返されただけで、フニャっとした感触の乳首は、たちどころに硬くしこり始める。
「ん…あ…ああ…」
唇を離した真里は不気味に笑う。
「体が動かなくても声は出るなんてね。フフッ…。」
その頃、真里のもう一方の手はというと、紗耶香の太股の内側の方にあった。
深い谷に両手を差し入れ、そのまま大きく開脚させる。
「………ぁ」
拒絶の言葉を口にしたつもりだった紗耶香であったが、
広げられた脚をすぼめることはできなかった。
というより、(それを望むか望まぬかにかかわらずだが)自分の力では、
脚を開くことすらもできなかった。
これ以上無いという喜びに満面の笑みを浮かべながら、
真里は紗耶香の両脚の間に顔を移動させていく。
真里はうつ伏せになり、目の前で大きく広げられたスリットを見つめていた。
思ったよりも遥かに濃い隠毛に護られた薄紅色の性器の中央に、
柔らかそうな小陰唇が二本、上下に走っている。
その淫唇に護られた内部は、陰になっていてよく見えなかった。
「…ぁあ…っ」
紗耶香が小さな悲鳴を上げるのも構わず、
真里は両手の親指の腹で、紅色に染った小陰唇を押し開いた。
クズ餅の様な感触の陰唇の間から、より濃く色づいた淫肉が覗き、
その中央で、黒々とした膣口が、
紗耶香の身体の奥に向かってトンネルを穿っていた。
たまらないという表情を浮かべながら、
真里は眼前で大きく開かれた紗耶香の秘裂に顔を近づけ、
その淫肉に舌を這わせ始めた。
「ふふふっ… まだ… まだこれからだからね…!」
「ああ…あ…」
包皮に包まれたクリトリスの感触を舌先で確かめた真里は、
包皮ごと唇で挟み込み、顔を小さく震わせた。
その振動がクリトリスの肉芽に伝わる度、紗耶香は腰をもじもじと動かして快感を訴えた。
『…ああ、は、はいってくる…』
真里が、舌を棒状にして大きく開いた膣口にそれを押し入れた時、
紗耶香は思わず首を左右に振り、挿入感に苛まれるその感触を口にした。
「いやっ!」
「おやおや。 お目覚めになられたのですか、紗耶香様。
しかし、本番はこれからでございますよ。」
「あら。 おはよっ、紗・耶・香!」
勝利者の笑いで見下す真里に、紗耶香は為す術が無かった。
「メイドさんも言ってたでしょー? 本番はこれからなんだって!」
この時、この「現実離れした現実」を把握しようと必死であった紗耶香には、
いつのまにかメイドが部屋を離れ事に気付くはずも無い。
「さっ。 続けましょ。 ふふ…」
「…あ…なた、こんな…んっ…ことし…て、いいっ…いいと思ってるの…んっ!」
紗耶香の声が途切れ途切れなのは、その間も真里が紗耶香の膣口を玩んでいたからである。
「はー? 何か言いましたー? さ・や・か・さ・ま! ははっ…」
真里の侮蔑ともとれる笑い声を聞きながら、紗耶香はどうすることもできない自分を責めた。
「ちくしょう…」
―――――
バタリとドアの閉まる音。
メイドが戻ってくるまでの時間は5分も無かったのだが、
紗耶香にはそれが(真里と紗耶香との間で行われた行為のせいで)数時間にも感じられた。
「お待たせしました。 …すべて用意は…しょう…。」
「あっ、できましたー?」
「はい。 …これを……あちらへ…」
メイドの声が良く聞き取れない。
そして。
「失礼。」
紗耶香は目隠しをされた。
視覚を失う ―
その恐怖で紗耶香は既に泣き出しそうであった。
メイドはすっと紗耶香の体の下に腕をまわし、持ち上げる。
「参りましょうか。」
どこに行くのかはわかるわけもない。
紗耶香にとっては聴覚の使用は辛うじて許されてはいたが、
そんな彼女には些細な音がとても大きく、そして鋭く感じられた。
真里を促す、声。
「こちらです」
ドアを開ける、音。
「えっ? これって…」
真里は、その部屋のただならぬ雰囲気に圧倒されていた。
「…っ。」
真里は、思わず息を呑んだ。
そこには、凡そ如何わしいと形容される種の雑誌に掲載される大人の玩具が、多数、収納されていた。
SMで相手を拘束するための鞭や手錠、ロープなども、たくさんあった。
真里はさすがに、その異様な形に赤面して、
すぐに扉を閉めてしまったが、これらの道具が、
実際に使われる様子を想像して、身体の奥がかっと熱くなるのを感じていた。
「この程度でいかがでごまいましょうか?」
表情を変えずにメイドが聞く。
「え? ぁ、はい。うん。いぃ、いぃです…。 ハハッ…」
『マジかよー…』
真里の動揺は紗耶香を混乱させる。
『一体何が… 私は…』
「では、その台の上に…」
「あ、はい…。」
真里の声に先程までの勢いは無い。
どうやら完全に雰囲気に呑まれている様だ。
メイドが、紗耶香を台のようなものに座らせた。
その台は、リクライニングした椅子のような角度になっていた。
そして、紗耶香からは見えていないが、背もたれの上の部分と、
足を乗せる部分に手錠・足錠が付いていて、台に縛り付けるようになっていた。
メイドは、実に手際よく、紗耶香の両手と両足を手錠などで、その台に拘束していった。
「やだ…」
拘束が終わった時、足を乗せる部分が約60度に開かれ、突き出された形になっていた。
真里の唾液と自身の愛液のおかげで、露出した秘部が十分妖しい艶を持っていた。
「次は、それを。」
「…。」
先程から真里は殆ど喋らない。
自身の状況にも十分に問題あるのだが、紗耶香にはそれが気になってしょうがなかった。
「ぐっ!」
メイドは、紗耶香の口にゴルフボールのようなものを押し込み、
革の部分を紗耶香の頭の後ろに回して留めた。
猿轡だった。
「ぅう、んん、うぉ」
必死に何かを訴える亜美だったが、猿轡のせいで聞き取れる声にならない。
眩しい。
「うーっ」
目隠しが外された。
しかし目が慣れてくるにしたがって、
紗耶香は視覚を回復した喜びよりも、その部屋のただならぬ雰囲気に圧倒されていく。
全体に黒いトーンでまとめられた部屋には、
大きな回転ベッドと、壁や天井から、太い鎖が下がっていたりした。
それ以外にも、様々な仕掛けがあるようだった。
最近は、雑誌やTVにも、SMに関する情報が、流されてはいるが、
紗耶香には、
それらが、縛り付け、精神的・肉体的苦痛を味わわせるためのものであると漠然と知っていただけであった。
紗耶香は必死に抵抗したが、頑丈な革の手錠はびくともしない。
「どうぞ。」
メイドが真里に勧める不気味な責め具は鳥の羽根のようなものであった。
「…」
二人。 見つめあう。
実は鞭や蝋燭といったもので無い事に、紗耶香は安心していた。
しかし、鳥の羽根とは―?
そんな疑問は、すぐに解決することになった。
真里は、その羽根で紗耶香の顎、脇の下、脇腹、内腿といった敏感な部分を擽り始めた。
『えっ? だめよ、まってっ』
叫んだつもりでも、それは意味不明の呻きでしかなかった。
くすぐったいのは苦手 ―
メイドは、紗耶香のそんな体質を知っていた。
その上で、この責め具を選んだのだ。
「んふっ、ぅふ。んー」
無駄とは知りつつも、全身を捩じらせてみる。 拘束された体をばたつかせてもみる。
しかしそれらは、やはり無駄だった。
「ふっ、おぅふ… う」
休む事のない擽りは、やがて強烈な痒さにも似た感覚となって襲いかかる。
紗耶香に出来ることと言えば、猿轡の中で叫び、苦しげな息を漏らすだけであった。
『やめて。お願い、やめて…』
紗耶香は涙を浮かべて必死に訴えた。
しかし、真里はそれを無視した。
わざとではなかった。
擽りに熱中していたのだった。
真里は「しばりあげとりのはねでくすぐる」という行為に、次第に酔い始めていた。
苛め、それを嫌がる紗耶香の姿を見れば見るほど、不思議な興奮を覚えていく…。
『え?!』
突然、紗耶香の白いの乳房が現われた。
それは、メイドが紗耶香のブラを外したからなのだが、
真里に気を取られていた紗耶香にとっては
メイドの行為はまるで魔法にようにすら感じられた。
興奮のためか、乳首が小さく隆起している…。
だらしない、よだれがとまらないよ。
いやなのに、こんな…。 いや…。
――
正面からは真里が羽根で擽っていた。
真後ろからはメイドが乳首を玩んでいた。
限界。
『も…もうダ、メ…』
何?
何かが、何かがカラダを突き抜ける!
――
「ぅあっ!」 ―
紗耶香は猿轡の中で、獣の叫びを上げた。