まだ見ぬ探求本への道程と古書店めぐり


新しいジャンル
久しぶりの古書市。あいかわらずの100円コーナー、盛況である。ゆっくりと2階へあがりレジにいる馴染みの店主たちに眼礼。
「色紙があるよ」との声がある。目録で見てはいたが8万円、あえて無視し見てまわる。ノンフィクション全集重版込み揃いが12000円、「紙の中の戦争」初版帯無が3000円。

命日には蔵書を整理し無粋だが使った金子を数えてみた。本格的に探索し始めたのが3年前。今から始めたとしたら3倍はかかりそうだ。けっきょく買ったのは「鳩よ!特集開高健」新品。蔵書はめくりすぎて状態が悪い。「ごぞんじ・・・特装本」はただただ身分不相応。(あの50Pの中では一冊しか持っていない)。

1階の100円コーナーで文庫を2冊、「三人がいっぱい」「書くに値する毎日」開高文がある、文庫関連本というジャンルがあることを発見。手を伸ばすことを決意。

なんで色紙に8万円。昔、原稿2枚で同額を見たことがある。
2002年12月21日 11時27分20秒


「輝ける闇―新装版―」
YAHOOオークションで入手した「輝ける闇―新装版―」が届く。帯び付で状態も良く満足。
しかしそれほど古い本ではないにもかかわらず本当に見かけない、今後経年により古書市場に現れる本なのだろうが・・・。
確かに文庫でも単行本でも読みたいとなればすぐに手に入る本ではある。それでもこだわりたかった―新装版―

「半分あきらめました」を止めた。
2002年11月27日 01時15分22秒


「開高健の前略対談」
久しぶりの単行本入手。注文した「開高健の前略対談」が届く。一度、某古書店のネット目録で見かけすぐ注文したのだが品切れメールで終わりそれ以降なかなか縁がなかった。
価格の2100円は?だが紙装にもかかわらずシミやヤケなどない美本。これで対談集はすべて初版で揃う。そろそろ単行本蒐集のゴール(まだ尻尾くらいか)が見え始めた、帯や状態を考えるとまだまだだが。

また、「太陽」の開高健特集を名古屋の市で見つけ非常に状態が良かったため購入。これで3冊の蔵書となってしまった。
2002年11月19日 10時15分18秒


10月16日 「西鶴粋談」
近所の古本屋から連絡があり対談集なのだが「開高健」の名前がある。取り置いておくとの由。暉峻康隆著の「西鶴粋談」昭和55の初版、全く知らなかった本なので購入、300円。

店主曰く「このHPを見たが「コレクシオン開高健」の方がいい」と。
だったら応援してくださいと言いそそくさと退散。。。
2002年10月17日 01時05分10秒


10月06日 「流亡記」―特装本―
以前スーパー源氏に111500円で出ていた「流亡記」がYAHOOオークションに出品された。やはり気になり価格動向を見ていたがとんでもない。どんどん吊り上がり最終落札価格はなんと15万6千円也。これではついていけません。

やはり半分あきらめましたコーナーの本なのだなと改めて実感。。。
2002年10月07日 12時35分20秒


9月10日 「洋酒天国」
某古書店で「洋酒天国」16〜40号までを入手、12000円だった。雑誌の蒐集は危険との忠告をいただいていたのだが、いざ目にすると手に入れたくなってしまう。これまでは「追悼」「特集」に限っていたのだがこれも縁と手を伸ばすことを決意。
また9月に入って開高本を2冊入手。

「今日は昨日の明日」これでエッセイはすべて初版で揃う。また「パニック」(全国学校図書館協議会発行)を300円で入手。学生向けのテキストらしいが著作としてリストに加える。
2002年09月10日 14時26分11秒


7月6日 「悠々として急げ」
ネットで購入した対談集「悠々として急げ」が届く。今まで古書店、市でもたびたび見かけたのだが重版や初版でも状態が悪いにもかかわらず高額だったりでなかなか蔵書できなかった。これで対談集の未蔵書は「開高健の前略対談」のみとなったが現物は今まで図書館で見ただけ。一度ネットで見つけすぐ注文したのだがあっさり品切れメール。さほど古い本でもないのだが・・・。
それにしても今までネットで注文した本の8割近くが品切れメールで終わり。なんとかならないものか、在庫管理くらいは。。
2002年07月07日 15時35分20秒


7月4日 BOOK OFFにて
久々にBOOK OFFをまわる。近所に3軒あり時々掘り出し物もあるので侮れない。この日は特に期待もしていなかったのだが関連本に収穫があった。
ドナルド・キーンという名が眼に入ったので取り上げてみると「声の残り」副題が私の文壇交遊録となっている。ページをめくるとやはり「開高健」がある。新しい本だが知らなかったので購入。
またこの日は藤原新也本でも収穫あり。「少年の港」という写真多数の小説だがなかなか見かけずオークションでも意外に高値が付いているので蔵書できなかった。帯付の美本で注文カードもそのままの完本を500円。

やはり侮れない。BOOK OFF。。
2002年07月05日 0時03分20秒


「フィッシュ・オン」
古本屋のねこやさんにメールを送った。初版帯付だと4〜5万円でどうしても出せない、重版でもいいので探してもらえないか・・・。
突然でしかも不躾なお願いにも関わらずすぐ返事が来、蔵書することができた。しかもカバーにスレなどない美本。初版で蔵書という目標をあきらめてはいないが図書館でしか手にしたことがなかった本だけにこれはうれしい。

ねこやさんに感謝。。
2002年07月01日 12時15分50秒


「サイゴンの十字架」
入手に苦労するとは思っていなかった本だが汚れがひどかったり、ビニールカバーの状態が悪かったりでなかなか蔵書できなかった一冊。
しかし今回30年近く前の本とは思えないほどの美本、背の焼けなども全くなくビニールカバーも完全。本体もシミ一つない。やっと入手できた。。。 。

「サイゴンの十字架」
2002年06月08日 10時03分40秒


6月2日古書市にて
朝一で並ぶ。相変わらず一階の100円コーナーが盛況だ。ゆっくりと2階を見て回ることができた。「七つの短い小説」「裸の王様」と「開高本」がすぐ目に付いた。期待できそうだ。
しかし価格を見て驚いた。今までの相場よりはるかに高い価格が付けられている。「裸の王様」初版とは言え帯無、カバー傷で4500円。「生物〜」にも2000円は信じられない。。「あぁ25年」も3000円。。。
ためいきをつきながらも収穫あり。雑誌だが「面白半分」1〜6開高編集がセットで1800円。「四畳半襖の下張り」裁判特集号が500円。
「開高本」の価格高騰にあきれながらも7冊購入。
2002年06月04日 17時12分08秒


G・W古書探索
琵琶湖釣行のついでに京都・大阪まで足をのばし古書店巡りをした。学生時代に良く通った店は大半が閉店しており古書マップ片手の探索となった。かなりの軒数をまわり丹念に見て回ったが本当にない、有名店のバカ高いものは相変わらずだが以前のように並んでいる背に目を走らせて「おっ」ということがない。店主に聞いても「最近見んようになったなぁ」ばかり・・・。そんな中で関連本に収穫。

「日本の鮭・鱒釣り」


釣りのノウハウ本だが最終章に銀山湖との関わりということで「開高」を特集、常見忠さんと佐藤進さんがエピソードを書いている。写真も多数ありなかなかのもの。

「SEVEN SEAS−追悼 開高健−」


追悼というよりは「ゴルバン・ゴル」モンゴルとチンギス・ハーンへの関わりを特集したもの。BOOK OFFで500円にて購入。 単行本の収穫はなかったが釣果も良かったし2冊で良しとしよう。
2002年05月07日 11時28分16秒


4月12日「片隅の迷路」
Yahooオークションで落札した「片隅の迷路−新文学全書−」が届いた。古書店でもなかなか見つからず半分あきらめましたコーナーに載せていた本である。
今まで古書店を回り、市や倉庫会にまで顔を出していたにもかかわらず手に入らなかった本がヒョイとオークションに出てくる。オークションを否定する気はないがお目当ての本にいつ出会えるかドキドキしてる自分が時々アホらしくなってくる。今後「手から手に」というのが初期本の購入方法になるのだろう。
価格は当然高くなり相場も何もあったものではないが欲しい物は仕方が無いと割り切るべきか。
「反戦の論理」はいくらで落札されるのだろう?
2002年04月13日 15時50分06秒


3月24日「サントリークォータリー」
友人から連絡が入る「角川文庫の片隅の迷路、初版があるけどいる?」
大喜びで出掛ける。1972年の紛れも無い初版、「いくら?」と訊くと土産代こみで4000円だと言う。
「何だ、土産って?」
彼はニヤニヤしながら一冊の雑誌を目の前に置いた。一瞬分からなかった。もっと大きい雑誌だと思っていた。
一週間前ここに愚痴を書いた自分が情けなかった。どこで手に入れただとか何も言わず譲ってくれた「サントリークォータリー35号」、ただただ感謝!!
2002年03月24日 19時40分51秒


3月17日サントリークォータリー
古書店でも市でも見かけない、稀少なのか貴重なのか・・・。
古書店めぐりで手に入れたいと苦労し、市にも必ず顔を出し、それでも手に入らない雑誌。
「玩物喪志」と言われても欲しい。

どこにあるのか、縁はあるのか・・・。
2002年03月18日 00時40分03秒



2月18日 岐阜古書市にて
14日が初日だったのだがどうしても行けなかった。あまり期待しないで会場を見て回る。知っている古書店も出展していたが目ぼしいものは何もなし。「超時空対談」が1500円、初版だったが高すぎる。あとオーパシリーズが2冊ありどちらも11版で表紙の痛みが激しく帯なしにもかかわらず4000円。初日に行けば少しは収穫があったかもしれないが・・・。

それにしても???
2002年02月19日 15時32分36秒


1月25日 古書市にて
大失敗をやらかした。朝一で2階を見て回った時のこと、「人はいざ・・1」初版、帯を400円で発見。私蔵書に帯があるものと思い込み買わなかった。自宅に戻り確認してみると帯がない。400円で美本、帯付、買っておけばよかったと後悔。この日「開高本」は不発、他には「知的な痴的な・・」があるのみ。買わなかった「人はいざ・・」を高齢のサラリーマンがすばやく手にしていた、確実にライバルはいるのだ。
しかし関連本に収穫あり、開高さんが前書きを書いている「地雷を踏んだらサヨウナラ」初版を700円。また前から探していた「おしまいのページで」初版完品を定価で入手。これはうれしい。しばらくは関連本の充実にも努めよう。ただし雑誌は「特集」かよほどのもの以外には手を出すまい。以前「洋酒天国」20冊を4万円と言われた時は信じられなかった。古書に相場はないとはいうものの・・・。なにかおかしい。
2002年01月28日 10時44分37秒


1月21日 「日本三文オペラ」
懇意にしている古書店主から連絡が入り、「日本三文オペラ」を交換会で手に入れたとのこと。仕事を終えたあと立ち寄った。三重のとある店にまとめて「開高本」が持ち込まれそのうちの1冊だという。
初版、カバーもスレなどのない美本、40年以上前の本とは思えない状態。よほど大切に扱われたのだろう。
「これだけカバーもいいのは珍しいだろ、申し訳ないけど四千円!」
高いと思ったが仕方がない、これが客の礼儀。丁重に礼を言い買い取る。交換会には他の「開高本」も出たらしいが人気が高く手に入らず頼まれてたからなんとかこれだけはと入手してくれたとのこと。内容を聞くと所持しているものばかり、「フィッシュ・オン」はなかったという。
兎にも角にもただ感謝、初期本の入手は最近本当に難しい。
2002年01月22日 12時11分10秒


1月11日古書市にて
今年最初の古書市、古書運を見極めるための一発目なので気合十分。いつものように2階へ上がり目を走らせる。30分ほど見て回ったが何もない、見事なくらいに。開高本は「片隅の迷路」新装版のみでおなじみの本も見かけない。うろうろしていると懇意にしている古書店の主人がいたので話を聞いてみる、今では古書連盟の市でも初期本はほとんど見ないとのこと。亡くなった直後売れるのを期待して多量に仕入れたらしいがほとんど売れず廃棄したものもあったという話なのに。「最近、開高ブームらしいから」とのお言葉。「まあ根気よく探しな、気持ちがあればそのうち本は寄ってくるから」  達観してやがる、人の気も知らないで。
がっくりして会場をあとに。1階の百円均一コーナーも不発、角川文庫の「白いページ機が初版であったので購入しただけ。なぜか供Ν靴肇バーが全く違う、蔵書は重版だったので知らなかった。
まあ今年も「根気良く」ですな。
2002年01月11日 14時54分02秒


12月9日 「裸の王様」
古本屋めぐりが趣味で遠征までしている友人から連絡があり、古い角川文庫で「開高」を見つけたとの由。「裸の王様・流亡記」の再版だというのでとりあえず見せてもらう。定価90円でカバーが高橋忠也氏、なんと奥付に「開高」の検印あり。文庫で検印のあるものは他に新潮文庫の「パニック・裸の王様」しか確認していないので初版ではないがこれは欲しい。彼曰く、初版でもないし3冊100円コーナーで入手したので金はいいとのこと、感謝して譲ってもらう。また彼の話だと大阪の古書店に「開高」の署名本が多く並んでいるらしいが突然最近になってのことで、サインの字体が怪しいという。ひどいものは明らかに古書に最近マジック書きされたと思しきものまであるという。
2001年12月10日 10時29分38秒


11月20日 ついに手に入れた!!
本日、ネットで購入した「日本人の遊び場」朝日新聞社刊が届く。長年探していた本で、実際もう古書市場にもないのではないか?とまで思った。これはうれしい、また完全蒐集に一歩近づいた。まだ長い道程ではあるが・・・・。
2001年11月20日 10時37分30秒


11月16日 古書市にて
今回も朝一で並ぶ。いつもより人が少なくシャッターが開いても1階の100円均一コーナーに殺到して2階メインはがらがら、ゆっくり物色することが出来た。まず「新しい天体」初版帯び付1500円、蔵書の帯がないため迷ったがあまりにも本体の状態が悪いためパス。帯だけに1500円はちょっと・・・。
その後はめぼしいものはなかったが「アンソロジー洋酒天国3」初版美品を400円で発見、購入、これで空振りはなくなった。そしてやっとサントリー博物文庫版全3巻が揃う、文庫では揃っていたのだが。
小一時間見て回ったが不調、出品店舗のマンネリで見たことのあるものばかり。しかたなく普段はめったに見ない1階の100円均一コーナーへ、通勤時に読む文庫でも探すことにする。ヒギンスとカッスラーを手に取り目を走らせると「開高健」の文字が。「青い月曜日」文春文庫初版。これはラッキー、これで文春文庫の開高本がすべて初版で揃った。わくわくして他にもと探したがこれだけ、本日は2冊の収穫。
2001年11月16日 13時26分02秒


10月20日 喜多嶋隆FUN CLUBパーティーにて
ファンクラブのパーティーに参加した。毎回、抽選で文庫本表紙の色稿やサイン本などがいただける。(先回は文庫ポニーテールで鈴木英人と著者のWネーム入りをGET!)
今回も「夏が終わり、愛が始まる」の色稿、そして、なんと生原稿(4点)がテーブルに展示してある。参加者の方々と話していても気になってしゃあない。その時スゴイ目つきだったに違いない。
まずビンゴで喜多嶋氏愛用のドラムスティックを抽選、あっさり外れる。そしてその後本命のビンゴ、日頃の行ないも忘れ神に祈り、超能力を駆使する。
次々ビンゴし景品が減っていくが奇跡的に色稿と生原稿が残っている。スタンドでも出せれば玉の数字をいじれるんだが、そこまでの力はない。 念じる。
そして”ビンゴ!”もう一人女性がビンゴしその方も生原稿を選んだ、でもまだ色稿と生原稿が残っている。当初、生原稿は今後も手に入れる可能性があるが色稿は1点もの、これしかないと思ったが原稿のブルーの文字を見ているとどうしても欲しくなり、泣きながら生原稿を選んだ。(なんとクソ贅沢な選択か)
またお宝が増えた、時々眺めてはニヤニヤしよう。たぶん古書市場にも出ないだろうし。
2001年10月22日 10時33分18秒


10月19日 古書市にて
最近不調の古書市だが、今日は朝一で並んだ甲斐があった。「七つの短い小説」「私の釣魚大全」と最近なかなか見ない本も並んでおり期待させられる。
そんな中で未蔵書の「人とこの世界」初版・帯・パラフィン完本を1500円で発見、監修書の「露伴の釣り」をこれも完本1000円で見つける。また「きのうの戦争、きょうの戦争」対談集を初版・帯付きで500円。時間がなかったため細かく探せず収穫はこの3冊におわったがとんでもないおまけがついた。
家にも戻り「人とこの世界」をめくっていると浅葱色のしおりのようなものがはさまっている。そこにはなんと開高さんの献呈の文字が!(献呈栞というべきか?)しかもその献呈者の名前が「伊地知 巧様」となっている。これには驚いた。
まさかこんなものを店主が見逃すはずがない。しかし価格に上乗せされた感じでもない。今まで自分自身開高さんのサインを所持しておらず、またYAHOOでもサイン本は万単位で取引されているため手が出なかった。
信じられないがこれが所持する初の開高さんのサインとなる。しかも自ら開高さんの特装本を作るほど熱烈なコレクターである伊地知さんに宛てたものとは・・・。
どういういきさつで紛れ込んだのか・・・。
またひとつお宝が増えた。
2001年10月19日 13時15分01秒


10月09日 熱田区BOOK OFFにて
仕事の合間を縫って熱田区のBOOKOFFへ、開高単行本は目ぼしいものは何もない。文庫も数冊ある程度。以前ここで「さまざまな邂逅」を100円で見つけたことがあり期待したのだが・・・。
喜多嶋本も単行本、文庫に関してはすべて蔵書してはいるが一応チェック、100円コーナーに「六本木サンセット」初版を発見。蔵書の状態が良くないのとまだ見ぬ探求者のために購入。
開高本は本当に少なくなった。ネット以外で初期本を見かけない。それもここ数年のことで、どこの古書店でも「以前は良くみかけたけどねえ・・」というのがほとんど。
2001年10月15日 13時18分48秒

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