マングローブについて

最近、学者・研究者だけでなく、一般の人も興味が深いものになっているようです。
今日、マングローブというと、植物群落を表したり、構成する樹種のことを言ったり、
それらを、混同して使っているようです。本来は、群落につけられた名のようです。
熱帯ではよく普通に見られ、亜熱帯にかけて、海岸近くの河口や河岸に発達する
常緑植物群落のことを、マングローブと呼んでます。
構成する植物は、紅樹の種類のメヒルギやオヒルギ、オオバヒルギ、のほかにも、
たくさんの種類があります。海水あるいは汽水域で、影響・発達しています。

太平洋域で最北限の喜入町生見のメヒルギ群落は、国の天然記念物に指定され
ていますが、最近の環境悪化で、その存続が危ういと見ている、学者もいます。

また、この生見より数キロ北にも、メヒルギの群落が見られます。ここは国道から
離れて、人の侵入が簡単でなく、生存環境がこの特異な植物にあっているのか、
順調な発達をしています。このマングローブの林の中には、特殊な甲殻類とかも
 沢山生存しています。小さいながら干潟などを含んで、マングローブらしい所です。
絶滅が危惧される、レッドデータブックに載っている動植物も、生育しています。

国道226号沿い生見のメヒルギ 右手山は桜島

メヒルギの花 メヒルギの支柱根

ハマボウの花

三浦半島から南の暖帯の河口・海浜に極普通に分布しているが、近年は、絶滅が危惧されている種。庭木として植えられてもいるが、静かな砂丘の川辺にあってこそがふさわしく、この世のものかと、見入ったという、植物学者もいるほど。
このハマボウも、生見・愛宕川の両方に生え、メヒルギの中に紛れ込んで植生を作っている。

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