
梶井基次郎著。『桜の樹の下には』、『檸檬』、『泥濘』、『愛撫』、『ある心の風景』、『蒼穹』、『橡の花』、『冬の蠅』、【年譜】。印刷A4用紙22枚、400字詰原稿換算108枚。「青空文庫」より。 明治34年2月17日、大阪市に生まれる。第三高等学校理科を経て1924年(大正13)東京帝国大学英文学科に入学。三高時代すでに肺結核にかかっていた。25年、中谷孝雄、外村繁らと同人雑誌『青空』を創刊、『檸檬(れもん)』『城のある町にて』などを発表し、病んだ心身についての自覚と健康回復への願いとを、鋭敏な感覚的表現に託した。26年末から伊豆の湯ヶ島に転地療養。『蒼穹(そうきゆう)』『冬の蠅』(ともに1928)などを発表、自ら「リヤリスチック・シンボリズム」とよぶ手法によって、死を予感する自己を冷静に凝視した。この間、病状が進み、28年(昭和3)秋、大阪の両親のもとに帰る。大学のほうは同年3月に除籍された。帰阪後は療養に努めながら、『桜の樹の下には』(1928)、『愛撫』(1930)、『交尾』(1931)などの詩的散文を発表した。31年、創作集『檸檬』を武蔵野書院より刊行、翌32年1月、文壇の登竜門といわれた『中央公論』に『のんきな患者』を書き、病者である自己と他者との関係を主題とした新しい作風を示したが、3月24日永眠した。今日では20年代後半の正統的芸術派の作家として高く評価されている。 「折々の随想」読者サービス本。 |
梶井基次郎著。『ある崖上の感情』、『のんきな患者』、『城のある町にて』、『Kの昇天』、『交尾』。印刷A4用紙38枚、400字詰原稿換算185枚。「青空文庫」より。 「折々の随想」読者サービス本。 |
