
『光の中に』、『玄海灘密航』、『荷』、『故郷を想う』。印刷A4用紙19枚、400字詰原稿換算89枚。 朝鮮の作家。平壌生まれ。1932年に渡日。東京帝国大学独文科卒業。『朝鮮日報』学芸部記者を経て東京帝大大学院へ進む。39年『文芸首都』に発表した『光の中に』が第10回芥川賞候補となり文学的出発を行う。『天馬』『草深し』『無窮一家』などを次々に発表、植民地下朝鮮の悲惨な現実や在日朝鮮人の苦難に満ちた生活を直視するなかで自由への道を模索した。41年12月検挙、翌年2月釈放と同時に帰国。日本での作品集に『光の中に』(1940・小山書店)、『故郷』(1942・甲鳥書林)がある。朝鮮にて長編『太白山脈』(日本語)、『海への歌』(朝鮮語)などを発表。45年春、中国抗日地区へ脱出、朝鮮義勇軍に参加。解放直後に帰国し、小説、戯曲、ルポルタージュなどを発表。作品集に『風霜』(1948・朝鮮人民出版社)がある。50年朝鮮戦争開始時に従軍作家として人民軍に従軍、同年秋に戦死したとみられている。 「折々の随想」読者サービス本。 |
