
田畑修一郎著。『石ころ路』、『南方』。印刷A4用紙11枚、400字詰原稿53枚。青空文庫より 小説家。本名修蔵。島根県生まれ。少年時、父河野弥吉が事業の失敗から自殺したため、継母田畑キクの養子となる。この養母との確執や孤独感が田畑文学の基調となった。1927年(昭和2)早稲田大学英文科中退。翌年の養母の死を契機に、遺産を整理して創作活動に専念。32年、少年時の体験に基づく短編『鳥羽家の子供』(1938年作品集として刊行し、芥川賞候補となる)や『父母系』(1932)で文壇に出たが、おもに『街』『雄鶏』『世紀』などの同人誌を中心に活動。三宅島を舞台とする『南方』(1935)あたりから注目された。著書には長編『医師高間房一氏』(1941)、『郷愁』(1944)、紀行『出雲・石見』(1943)、童話『さかだち学校』(1942)などがある。【本】『田畑修一郎全集』全三巻(1980・冬夏書房) 「折々の随想」読者サービス本。 |
