夢の蜜柑王國旅行記 
〜タオルとカブトガニのワンダーランド〜

それは思い起こせば去年の話でしたか・・
愛媛の家庭の水道の蛇口は、水道水用ともう一つ、
ポンジュース用の蛇口があるのだという言い伝えを耳にしたのは・・
やはり、吉田戦車の「ぷりぷり県」にもある通り、愛媛県人は
最終的に地球そのものをみかん果汁10%入りにする野望を抱いているのか!?
恐るべしみかん県民め・・!
ということで(どんなわけだ)、あらゆる未確認情報をこの目で確かめるべく、
お船に揺られてドンぶら子(どうしてこの変換・・)もといどんぶらこと
かのみかん国に行ってまいりました!
同行者はみかん県民の同士・AZ3嬢。それでは2人の果汁まみれの珍道中を御覧あれ。

(文責・管理人 イラスト・A嬢)


A嬢・・  愛と感動の1日目〜愛媛ってこんなとこ〜 管理人・・


 2002年3月22日、ところは大阪南港フェリーターミナル、
 とうとう出発の時刻がやってまいりました・・
 21:00大阪発→松山寄港別府行きのお船にのって。
 いざ愛媛・松山に!

 写真はフェリー・さんふらわあ号。(だった。確か・・)
 ちょっとピンぼけはいってます。ていうかこの旅行の
 写真ほとんどボケてます。すんまへん・・
 



さて、9時に無事フェリーは出港しまして・・何しろ初めて目にする大型船の
中・・。一人異様に興奮して、デジカメ片手に船内をうろちょろし、甲板の
吹きっさらしにたたずむこと15分、せっかくお風呂に入って温まった身体も
すっかり冷えたところでふと、この旅最大の難関が迫っていることに気付いた・・!
このフェリーは21:00に大阪を出て、松山に朝6:15に着く。
朝の6時15分・・・とてもこの寝坊大王が自力で起きれるとは思えない。
何か早急に手を打たないと、朝起きたら別府に着いていたという過去をもつ
AZ3嬢を笑えなくなってしまう。いかん・・どうすれば・・。

そこでふと思いつく。私が取っている部屋は2等寝台の8人相部屋。
当然松山で降りる人もいる筈。
そう・・・だったら起こしてもらえばいいじゃないか!
旅の恥は掻き捨てと、賢い先人も言っている。ならば頼もう!恥は捨てて・・
と一大決心をし、見るからに人のよさそうな年配のご夫婦連れに
そっと乙女の恥じらいを含ませて頼んでみる・・
「あのっ松山着いたら私を起こして下さいませんか・・?」
そんな恥らう私の様子にうたれたのか(うたれていない)ご夫婦は
大天使のごとき笑顔でご快諾くださいました。旦那さまはにっこりと
「何時におこしたらいいのかな?」と優しく聞いてくれて・・
ア・・あんたジェントルマンだ!渡る世間は鬼ばかりではなかったよ・・かあちゃん・・



 さて、親切なご夫婦のおかげで無事朝は
 起きれまして、(お出かけになるとき、「よい旅を!」
 といって爽やかに去っていかれました。
 なんという爽やかさ・・!
 ノックアウトだぜ・・爽やか夫婦に乾杯・・!) 
 松山の地に上陸いたしました。  
 ウルトラマンに出てくる基地のようなターミナルの
 なっがい通路を抜け、前方を見ると、いましたいました
 こんな朝っぱらから私を出迎えてくださった
 AZ3嬢が・・!
 「いやあ久しぶり〜」と語らいつつ、お車で一路
 AZ3嬢の自宅まで。ありがたやありがたや・・
 (ちなみに写真は通路から写した松山港です)

  



お車で着きました、AZ3嬢の(もうこっから「A嬢」にします。←なんかいかがわしい感じが・・)
ご自宅。あっ、これが噂の金魚60匹・・でも全然出てきてくれない。ヒロもいない・・
後でチャンスをうかがうことにしよう。

そしてA嬢お手製の朝ご飯を食べさせて頂くことに。いやっほう。
優しい彼女は「なんか食べれないものってある?」と聞いてくださる。
私:「お漬物は食べれないや!」
A嬢:「うちは朝パン食!」
・・・・・。

出てきた朝ごはんはとっても美味しゅう御座いました。ありがたや。
んで、お茶を飲みながら今日の予定を決める。
ここに行きたいかも〜ああでも遠いしな〜ここはたいしたことないよ〜
などと言いつつまっぷる見ながら決めかねていると、A嬢が

「カンカンカンカン晩餐館の日○食研とかどう〜?」

ん・・・?日本○研って愛媛の名所なのか・・?
と危うく誤解しそうになりましたが、実はこれは単にA嬢の趣味であることが判明。
どうも彼女は食品サンプルにただならぬ執心を抱いているらしく、
そこに行くと世界の食べ物のサンプルが云々と目を輝かせて
語るA嬢・・どうも初手から愛媛らしくない旅になりそうな予感がしたが気のせいだろうか。

んで結局1日目はどこを回ることになったかというと
@「タオル美術館ASAKURA」〜世界初のタオル美術館〜
A東予市立郷土館〜生きたカブトガニに会える〜
B時間があったら野間馬ハイランドで馬に乗ろう!

あれ・・・愛媛・・・これで正しいのかな・・・
        ↑A:いいでしょう。(きっぱり)



 道中、A嬢が車を止める。

 私:「あれ、何でとまったん?」
 A嬢:「ダム」
 私:「・・ダム」

 ということで、ダム。


  (A:そうだよね、ダム見たって面白くないよね…スマン)
  (俺:いや、いいんだよ・・ダムもなかなかおつなものさ・・)



 
 これはタオル美術館にて。
 前方のケーキも後方のアイスもタオル地で出来てる
 らしい・・!なんか不自然に画面が赤いのは気のせいか。
 


このタオル美術館、キャシー中島さんの特別展(サブタイトル:春を待ちきれなくて)が開催されてまして。
でも有料だったからはいらなかったという。そして実は肝心メインの
美術館の展示室にも入ってないんだよね〜(爆)それも有料だったからさー。
しみったれてる私ら・・?
でもすっごく綺麗なとこでしたよ。辺鄙なとこでしたが。

 ちょーっと不鮮明ですがタオル美術館内の
 フォションのティールームです。ナプキンもおしぼりも
 食器もすべてフォション。ああ・・・優雅・・・
 店内も綺麗だったし。
 写真のメニューはスコーンのティーセットです。
 お茶も30種以上から選択できました。
 私はフルーツとアールグレイのブレンドされたやつ 
 とか頼んでた。おいしかった!


さて、タオル美術館でまったりとした一時を過ごしたあと(ていうかこのとき私たち下ネタ喋ってなかった?)
・・・・・・そう!!!!!お待たせしましたこの日のメイン!東予市立郷土館:別名カブトガニの館。
まっ○るでこれを見た時私の目は光った・・。愛媛にこんな素晴らしいスポットがあったなんて!
ここに行かずして愛媛を堪能したといえるだろうか。いやいえない(反語)
行かねばなるまい。何億も前から生き続ける健気なアイツに会うために!
振り向くとA嬢も大層カブトガニへの興味が募ってきた様子。錯覚か?(錯覚です)(A:錯覚です)
耳をすますと奴の鳴き声(そんなものはない)が聞こえてきそうだぜ・・・・!!さぁ行こうか相棒!


えー辿り着きました郷土館に。まっぷ○、地図アバウトです(怒)
警察署の向いにあるように書いてあるのに・・・ないじゃん!
めっちゃ車でぐるぐるさせてしまった・・ごめんようA嬢・・
しかも最終的には警察にまで道を聞くという・・にしても
とっても親切なおまわりさん達でした。玄関前でまだまっ○る広げて
迷ってる私達を見てわざわざ出てきて、もっかい教えてくれて、中に戻っていきました。
ありがとうございました。

んで、やっと辿り着いたカブトガニの館。あぁーす・て・き・・・
そして人がいねぇ!やりぃ見放題だねっ★


 そして念願のカブトガニに邂逅。
 あぁ〜手前の影は何なんだぁー!
 この影は気にせずにじっくりと水槽の中に
 写ってるものをみてくれ!
 写ってるだろう・・キュートな奴が!
 かすかに尻尾も写ってる。
 この水槽内には大体6匹くらいおりました。
 専用の飼育ハウスにて。
 資料室にてカブトガニ分布図。
 小さくて見えないとは思うのですが、
 ここに描かれているカブトガニは
 ・・・電話機に酷似しています。
 昔の黒電話ね。尻尾がコードに見えます。


さてこの飼育ハウス、確実に客は私たちしかいない・・・・と思っていたのになんと先客が!!
しかも手元の時刻表を気にしつつ、キュートなやつらを凝視している・・・
そ・そんな情熱を持ったやつが私以外にいたなんて・・!!
同志よ
と、ねっとりと熱い視線を見知らぬ彼に絡ませていたのだが、そんな俺の熱いシンパシィを知ってから知らずか
そそくさとハウスを出て行く彼。もう時間なのかい・・?ギリギリまで見ていたかったんだね・・?
今夜はカブトガニの夢を見るかもしれないね・・?
アディオス!同志よ。

さて、私たちも舐めるようにやつを堪能したので
「そろそろいこうか」とカブトガニの館を後にすることに。
おっとその前に展示物も見にいかないと。
と、気味の悪いカブトガニの卵の写真を見てから、
そして入り口にあったカブトガニの生態に関するレジュメと
切り取って組み立て、かつぬりえまでして遊べるカブトガニの
模型(?)の原紙もゲットして(私限定)ホクホク顔で館を後にしましたとさ。


さて、ここで帰途につくとおもいきや。実は東予市にはもう一つお目当てがありまして。
それは・・・・おみやげの「カブトガニ餅」。すごいインパクト。
「カブトガニ餅」
なんていうか、すごい響きだ。あんまおいしそうじゃない。
ていうか積極的にまずそうだ。甲殻類の味がしそう。餅なのに。
でもこのお菓子、なんか名誉な賞を受賞しているそうな。
どどどどんなお菓子なんだろぉ〜どきどき・・・


 ・・・こんなかんじ。どうですこのインパクト・・
 ええ、本体の写真とり忘れてました・・
 もう食っちゃった。げふ。
 でもねえ、茶色いイメージに反して、
 シナモンがまぶしてあるとってもおいしい
 お菓子でした。結構好評で。
 さすが何とか賞受賞。


余談ですがこの犯し(ってなんで一発でこの変換なんでしょう。・・・ひどい。常用単語じゃないのに。うう・・)
もといお菓子は、帰ってから配ったところ大層怯えられまして・・・
みんな冗談抜きでカブトガニの成分が入ってると思ったらしく・・
天然記念物だろう。生きた化石だろう。そんなもん菓子の原料にしたらつかまるっつーの。
まあでも、美味しゅうございました。珍しいもん食ったぜ。

ここで懺悔を一つ。実はこのお菓子屋さんに向かう途中に
デジカメを館に忘れたことに気付いて、Uターンさせちゃいました。
超すまねえA嬢・・・

さて、この時点で4時くらいだったのですが、まだお昼食べてなかったので
(そんなにもカブトガニに時間を費やしてたのか・・)
遅い昼食を取って、本日の予定が終了したので帰途に。
はやっ。着いたら6時くらいでした。
そしてなぜかいきなり、夜ごはんまで昼寝を開始。
いやー、酔い止めのおかげでふらふらしてたので、A嬢が提案してくれたんです。
私はこんな時間に人んちで昼寝したのは初めてです・・・いいね、これ。
おやすみなさーい・・。

↓ZZZZZZZZ・・・。

・・むくっ。起きました。時計を見ると大体8時くらい。
A嬢が起こしにきてくれたのですが
(ここで説明すると、私は彼女のおうちのはなれみたいなとこに
通されてまして。決して人んちの居間で寝こけてたわけではないです)
部屋の電気をつけると、私は両手を頭の上にあげて
寝てたそうです。例えるなら・・両手首をひとまとめにされて
押さえつけられてるみたいなかんじで。
・・・わたしゃ一体どんな夢を見てたんでしょう。襲われる夢か?
(でも実際に見てた夢は零細企業の社長になって、支払い滞ってる夢でした。
ボールペンの芯作ってました。悲。)
ていうかA嬢はさぞ戸惑ったことでしょう。(A:悪夢だね/笑)

A嬢画

で、起床後むりやり夕飯に。だってここで食べておかんと夜腹減るし。
車で近所に行って、本屋寄って、かるーく食事したあと
酒のつまみを購入してまた家路に。


 酒盛りの様子。
 後ろの扇風機2台は気にしないで下さい。
 中央のお酒はタオル美術館にて購入の
 (as宿代)「ずーっと好きでいてください」
 ・・・思春期か。横に写ってるのは
 かのセ○ンスター・メンソール。
 ええ、内輪受けです。気にしないで下さい。
 そしてカブトガニパンフ。 しつこい。


しっとりと酒盛りをしつつお話タイム。
お泊りで楽しいのはやっぱここだねぇ〜
話の内容は・・・近代政治と経済発展・その概要について。
嘘です。腐った話を若干しつつ、夜も更けまくってまいりましたので
今宵はこのあたりにしとうございます・・・

A嬢は自室に帰っていき、(一緒じゃないのは別に仲が悪いからではないぞ。
ていうか私は人のうちだとかなり気を使ってしまって寝れないので、
この措置は非常にありがたかったっす)
私は先刻何時間か昼寝をしてるのですぐ寝れるはずもなく。
なんとなしに手にとった本棚の「エロイカより愛をこめて」をペラペラと
読んで、読んで・・・・なぜかはまる。
ていうかこれ、私は昔のお耽美ものだと思ってて、絵もかなり
特徴的だし、有名な作品だけど手にとったことなかったんだけど・・・
これって・・これって!お笑いだったのね!コメディだったのね!
知らなかったよ。ていうかすごく面白いよ〜!
あれーはまりそうな予感!

(注:この後その予感は的中。帰ってから古本で1〜20を500円でゲット。
足して27巻まで一気買いし、他の本もちゃくちゃくとそろいだす始末。
マイ青池保子ブーム。
そんな私の目下の心配事は、少佐の顔はどこまで長くなるのかってこと。
心配だわ・・・アア・・。)

おっと余談だったわね。
そんなこんなで就寝したのが大体3時半くらい。
お・おやすみなさーい・・・。


★これにて1日目終了。以下次号。むにゃむにゃ・・★