
フィリップ・K・ディック書籍リスト データ館へ
注:表内では「創元SF文庫」としてあるが、元々は「創元推理文庫」である。表記の統一のため、
「SF文庫」の方を採用した。
形態で特に表記がない場合は、国内は全て単行本。海外はハードカバー・ペーパーバックの区別なく、全て無表記。
同一出版社・同一形態の掲載順は発行年順。
解説(あとがき)が複数人の場合、収録順に記した。
データは全て蔵書に基づく。そのため、版による違いは不明。
最終更新日 2006年10月5日 東京創元社版『最後から二番目の事実』追加
| 出版社 | シリーズ | タイトル | 訳者 | 解説 (あとがき) |
一言(私見、解説、備考など) |
| 早川書房 | ハヤカワ文庫SF | アンドロイドは電気羊の夢を見るか? | 浅倉久志 | 浅倉久志 | 「ブレードランナー」の原作だが、個人的には原作の方が面白い |
| 偶然世界 | 小尾芙佐 | K.I. | 処女長編。なんとなく「非Aの世界」を思い出すが、わかりやすさはこちらが上 | ||
| ユービック | 浅倉久志 | 浅倉久志 | 異能力者がテーマのSFの名作 | ||
| 火星のタイムスリップ | 小尾芙佐 | 川又千秋 | 代表作なのに、あまり評価されず。過去の修正問題のディック的解法 | ||
| 逆まわりの世界 | 小尾芙佐 | 神林長平 | 死者が墓から蘇り、生きている人間は赤ん坊へと戻っていく世界を描く。 | ||
| 高い城の男 | 浅倉久志 | 浅倉久志 | ナチスが勝利したら?という、ありきたりなifをディック的な世界で再構築。傑作。 | ||
| パーマー・エルドリッチの三つの聖痕 | 浅倉久志 | 浅倉久志 | ディックのドラッグ小説の最高峰。途中で世界を見失いかねない | ||
| 流れよわが涙、と警官は言った | 友枝康子 | 大森望 | 目が覚めたら、自分のことを誰も知らない。現実というテーマに尽力した作品 | ||
| パーキー・パットの日々 (ディック傑作集1) |
浅倉久志他 | (なし) | 短編集。「ザ・ベスト・オブ・ディック1」の改訳・新版 | ||
| 時間飛行士へのささやかな贈り物 (ディック傑作集2) |
浅倉久志他 | ディック 浅倉久志 |
短編集。「ザ・ベスト・オブ・ディック2」の改訳・新版 | ||
| ゴールデン・マン (ディック傑作集3) |
浅倉久志他 | ディック 浅倉久志 |
短編集。「ザ・ベスト・オブ・ディック3」の改訳・新版 | ||
| まだ人間じゃない (ディック傑作集4) |
浅倉久志他 | ディック 木村重樹 |
短編集。「ザ・ベスト・オブ・ディック4」の改訳・新版 | ||
| マイノリティ・リポート (ディック作品集) |
浅倉久志他 | 浅倉久志 | 短編集。有名な「追憶売ります」など含む | ||
| シュビラの目 (ディック作品集) |
浅倉久志他 | 浅倉久志 | 短編集。「ヴァリス」に関連する表題作含む | ||
| ユービック:スクリーンプレイ | 浅倉久志 | 飯田譲治 高橋良平 |
『ユービック』の映画化が持ち上がったときにディック自身が書いた脚本 | ||
| ペイチェック (ディック作品集) |
浅倉久志他 | 浅倉久志 | 短編集。各年代からバランスよく収録 | ||
| スキャナー・ダークリー | 浅倉久志 | 浅倉久志 | 三度目の日本語訳。全体的に落ち着いた訳になっている | ||
| ハヤカワ文庫SF | フィリップ・K・ディック・リポート | 早川書房編集部編 | (なし) | ディックの評論、短編、インタビュー、作品解説、年譜などを収録 | |
| ハヤカワ文庫NV | 地図にない町 | 仁賀克雄 | 仁賀克雄 | 短編集。「薄明の朝食」などを含む | |
| ハヤカワSFシリーズ | 太陽クイズ | 小尾芙佐 | 福島正実 | 後に邦訳題『偶然世界』というタイトルに変更される | |
| アンドロイドは電気羊の夢を見るか? | 浅倉久志 | 浅倉久志 | 「ブレードランナー」の原作だが、個人的には原作の方が面白い | ||
| SFマガジン 1982年7月号 |
ディック追悼特集 | 短編の訳や追悼文・文献リストなどを掲載 | |||
| SFマガジン 2000年6月号 |
ディック特集 | 短編の訳や文献リストなどを掲載 | |||
| SFマガジン 2003年1月号 |
フィリップ・K・ディック原作映画の世界 | 『ユービック』のシナリオ・映画「マイノリティ・レポート」に関する記事など掲載 | |||
| 東京創元社 | 創元SF文庫 | 去年を待ちながら | 寺地五一 高木直一 |
寺地五一 | (未読)ディック自身による長編の解説付き(大森望訳) |
| ザップ・ガン | 大森望 | 大森望 | ディックの中では読みやすいSF。ディック自身による長編の解説付き(大森望訳) | ||
| 死の迷路 | 山形浩生 | 山形浩生 | 「そして誰もいなくなった」のSF版 | ||
| タイタンのゲーム・プレイヤー | 大森望 | 大森望・牧眞司 | (未読) | ||
| ヴァリス | 大瀧啓裕 | 大瀧啓裕 | ディック最大の問題作 | ||
| ジョーンズの世界 | 白石朗 | 鳥居定夫 | 50年代SFらしい作品 | ||
| 聖なる侵入 | 大瀧啓裕 | 大瀧啓裕 | 「ヴァリス」の続編だが、続編でない作品 | ||
| 虚空の眼 | 大瀧啓裕 | 大瀧啓裕 | 個々の理想や想像の世界が現実化したら?という「現実」問題を解く作品 | ||
| 暗闇のスキャナー | 山形浩生 | 山形浩生 | 反ドラッグ小説とされるが、どうみてもドラッグ小説 | ||
| フロリクス8から来た友人 | 大森望 | 森下一仁 | (未読) | ||
| いたずらの問題 | 大森望 | 大森望 宮部みゆき |
SFサスペンス。情報操作問題もからむ | ||
| アルベマス | 大瀧啓裕 | 大瀧啓裕 | 「ヴァリス」の原型とされるが「ヴァリス」とはかけなはれた作品 | ||
| ティモシー・アーチャーの転生 | 大瀧啓裕 | 大瀧啓裕 | 救済をメインテーマにした普通小説だが、宗教的色合いが強い。「ヴァリス」とテーマは同じ | ||
| ライズ民間警察機構 | 森下弓子 | 牧眞司 | 「テレポートされざる者」の完全版。移住もののSFがディックの手にかかると・・・ | ||
| あなたをつくります | 佐藤龍雄 | 牧眞司 | サンリオ「あなたを合成します」の新訳。(未読) | ||
| ドクター・ブラッドマネー ―博士の血の購い― | 佐藤龍雄 | 渡辺英樹 | (未読) | ||
| 最後から二番目の真実 | 佐藤龍雄 | 牧眞司 | 新訳(未読) | ||
| 筑摩書房 | ちくま文庫 | 人間狩り | 仁賀克雄 | 仁賀克雄 | 短編集。「パパそっくり」など含む |
| 宇宙の操り人形 | 仁賀克雄 | 仁賀克雄 | 中短編集。ソノラマ版に一編追加されている | ||
| ウォー・ゲーム | 仁賀克雄 | 仁賀克雄 久間十義 |
短編集。「ジョンの世界」など含む | ||
| 単行本 | メアリと巨人 | 菊地誠 細美遥子 |
菊地誠 | (未読) | |
| ニックとグリマング | 菊地誠 | 巽孝之 菊地誠 |
ジュブナイル小説だが、ディックらしさは健在 | ||
| 新潮社 | 新潮文庫 | 悪夢機械 | 浅倉久志 | 浅倉久志 | 短編集。「少数報告」など含む |
| 模造記憶 | 浅倉久志他 | 浅倉久志 | 短編集。「不屈の蛙」、「逆まわりの世界」の原型、「追憶売ります」などを含む | ||
| 永久戦争 | 浅倉久志 | 浅倉久志 | 短編集。「地球防衛軍」などを含む | ||
| 朝日ソノラマ | ソノラマ文庫 海外シリーズ |
宇宙の操り人形 | 仁賀克雄 | 仁賀克雄 | ディックお得意のアイデンティティ・クライシスの秀作。 |
| サンリオ | サンリオSF文庫 | 時は乱れて | 山田和子 | 山田和子 | 珍しくゆっくりとしたペースで日常の崩壊が描かれている。 |
| 暗闇のスキャナー | 飯田隆昭 | 山田弘美 | 訳が少々硬いのが難点だが、これなら、反ドラッグ小説と呼べるかもしれない | ||
| ヴァリス | 大瀧啓裕 | 大瀧啓裕 | ディック最大の問題作 | ||
| 聖なる侵入 | 大瀧啓裕 | 大瀧啓裕 | 「ヴァリス」の続編だが、続編でない作品 | ||
| 怒りの神 | 仁賀克雄 | 野口幸夫 | (未読):ゼラズニィとの共作 | ||
| ザ・ベスト・オブ・ディック1 | 浅倉久志他 | (なし) | 短編集。「彼処にウーブ横たわりて」「変種第二号」などを含む | ||
| ザ・ベスト・オブ・ディック2 | 浅倉久志他 | ディック 浅倉久志 |
短編集。「電気蟻」「人間らしさ」などを含む | ||
| ザ・ベスト・オブ・ディック3 | 浅倉久志他 | ディック 日野啓三 |
短編集。「ふとした表紙に」「融通のきかない機械」などを含む | ||
| ザ・ベスト・オブ・ディック4 | 浅倉久志他 | ディック | 短編集。「CM地獄」「まだ人間じゃない」などを含む | ||
| 最後から二番目の真実 | 山崎義大 | 川本三郎 | (未読) | ||
| あなたを合成します | 阿部重夫 | 阿部重夫 | (未読) | ||
| アルファ系衛星の氏族たち | 友枝康子 | 池澤夏樹 | (未読) | ||
| 悪夢としてのP・K・ディック | 短編1本と国内外の評論13本を収録 | ||||
| 青土社 | ユリイカ 1987年11月号 |
P.K.ディック以後 | テレビドラマ「インベーダー」用のシノプシス「警告」を掲載 | ||
| ユリイカ 1991年1月号 |
P.K.ディックの世界 | 短編・エッセイなどを収録している | |||
| おこげノススメ | 小谷真理著。ディックの評論「ジェンダーの子守歌」を収録 | ||||
| 社会思想社 | 現代教養文庫 | ウォー・ヴェテラン | 仁賀克雄 | 仁賀克雄 | 中短編集。「生活必需品」などを含む |
| 北宋社 | 顔のない博物館 | 仁賀克雄 | 仁賀克雄 | 中短編集。「パパそっくり」「消耗品」などを含む | |
| あぶくの城 | 27人の執筆者によるフィリップ・K・ディックの研究書。短編1本含む | ||||
| 晶文社 | 戦争が終り、世界の終りが始まった | 飯田隆昭 | ポール・ウィリアム(齊藤健一訳) 飯田隆昭 |
ディックの青春小説だが、日常の中に狂気が入り込む、というパターンにもちこまれる | |
| 小さな場所で大騒ぎ | 飯田隆昭 | 飯田隆昭 | 第二次大戦後のアメリカの市民生活をディック的描写で赤裸々に描く | ||
| 論創社 | ダーク・ファンタジー・コレクション1 | 人間狩り | 仁賀克雄 | 仁賀克雄 | 「ちくま文庫」版から2編外し、改訳した書籍 |
| ジャストシステム | フィリップ・K・ディックのすべて | 飯田隆昭 | 飯田隆昭 | ローレンス・スーチン編 抄訳 ディックの公演やエッセイなどを収録 |
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| ペヨトル工房 | P・K・ディックの最後の聖訓 ラスト・テスタメント | 阿部秀典 | 阿部秀典 | グレッグ・リックマン編著 1981年4月から1982年2月まで編著者とディックとの間で行われた会話の記録。ディックの神秘体験を中心に多くの事項について語られている |
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| フィリップ・K・ディックの世界 消える現実 | 小川隆 大場正明 |
小川隆 大場正明 |
ポール・ウィリアム著 1971年の住居侵入事件などについてのインタビュー録。長編リスト・年譜付き |
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| 銀星倶楽部12号 | 特集 フィリップ・K・ディック | 評論・パワーズやティプトリーJr.などによる評論・データベースなどを収録 | |||
| 書苑新社 | トーキングヘッズ叢書10 | PKD博覧会 | ディックの評論や短編2本の訳、サンリオ文庫の後書の再録などを収録 | ||
| 新時代社 | SFの本1号 | 特集 P・K・ディックにくびったけ | ディックの評論、討論会、ブックレビューなどを収録 | ||
| アスペクト | 我が生涯の弁明 | 大瀧啓裕 | 大瀧啓裕 | ローレンス・スーチン編。「釈義」を中心として、後期以降の思想をディック自身の言葉などでつづった書 | |
| 洋泉社 | 映画秘宝 vol.36 | 総力特集 フィリップ・K・ディックの世界 | 映画「ブレードランナー」「マイノリティ・レポート」の紹介と分析、及び、ディック紹介 | ||
| 国書刊行会 | スワニスタフ・レム・コレクション | 高い城 | 沼野充義・巽孝之他 | 芝田文乃 沼田充義 |
スワニスタフ・レム著 評論「フィリップ・K・ディック―にせ者たちに取り巻かれた幻視者」を収録 |
| 學燈社 | 國文学 第41巻第9号 | 世界そして日本の現代幻想小説の読み方101 | 植島啓司氏による『ヴァリス』の紹介及び解説を収録(2ページ) | ||
| Vintage Books | VALIS | 「ヴァリス」の原書 | |||
| THE DIVINE INVASION | 「聖なる侵入」の原書 | ||||
| RADIO FREE ALBEMATH | 「アルベマス」の原書 | ||||
| THE SHIFTING REALITIS OF PHILIP K.DICK | 「フィリップ・K・ディックのすべて」の原書。邦訳されなかったが、重要な遺稿を含む | ||||
| Kensington Publishing Corp | THE PHILIP K. DICK READER | 短編24本収録(1本未邦訳)(未読) | |||
| Carol Publishing Group | DIVINE INVASIONS A Life of Philip K.Dick | ローレンス・スーチンによる伝記(未読) | |||
| OVERLOOK | What If Our World Is Their Heaven? The Final Conversations of Philip K.Dick |
1982年1月に行われたGwen Leeとの会話の記録。ブレードランナーや1974年の神秘体験などについて語っている。序文をティム・パワーズが書いている。(未読) |