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新しき始まり・・・ BY KEN 「僕は今の捨てる!新しい僕になるんだ!」 使徒戦、そしてゼーレとの戦いが終った後シンジはこういった。 「僕は今まで何もしなかった・・・だからこれからは色々なことに挑戦するつも りだ・・・」 シンジは自分自身に大きな決意を持った。 シンジの決意は、ある少女のためだ・・・ その少女の名は惣流・アスカ・ラングレー・・・ シンジが一番身近な異性・・・そして最もシンジに遠き人・・・ シンジはなんとか彼女に近づこうとこの決意を決めたのだ・・・ そして、シンジがこの決意を胸に秘め、すでに3年がたった・・・ 彼は、自分が言ったとおり、何事にも挑戦、そして立ち向かっていった・・・ それが、こうをせいしたのか、彼はとても逞しくなった。 何事にも立ち向かう勇気がシンジには今ある。 そして、彼の目には輝かしいなにかが秘めている。 シンジのクラスの皆はこう漏らしている。 いい奴、頼れる奴、そして何よりも優しく、思いやりのある奴。 そう、彼は誰からも好かれていた。 そして、シンジが想い続ける彼女も・・・ だが、シンジはまだ知らない・・・ 「さて、今日はなにをしようかなぁ。・・・うん!そうだ!久しぶりにチェロをひこ う!」 今日は日曜日・・・ 今日のシンジは予定がなく、暇をもてあましていた。 シンジは暇なのでチェロをひく事にしたようだ。 「家の中じゃ、近所迷惑だから公園でも行ってひこう」 シンジはチェロを持ち、公園へと向かった。 公園には結構たくさんの人がいた。 そして、そこにいた女性たちはシンジの姿に引き付けらていた。 そう、シンジは容姿端麗のモテモテマンに生まれ変わったのだ!(鈍感は治 っていないが・・・) 「このベンチがいいかなぁ」 シンジはチェロをひく場所を決めた。 日当たりのよさそうな暖かな席だった。 「まずはベートーヴェンの第九でも・・・」 シンジは目を瞑り、弦をひきはじめた。 ベートーヴェンの第九はシンジの親友が好きだった曲・・・ だが、彼はもういない・・・この曲はシンジと彼の思い出の曲・・・ シンジは完璧な演奏を奏でた。 そして、その演奏が終了した・・・ パチ、パチ、パチ、パチ、パチ・・・ 幾人もの拍手が聞こえた。 シンジは立ち上がり一礼をして、この場を去った。 そう、シンジはこういう場が苦手なのだ。 「あれ?シンジじゃない」 帰り道にアスカがいた。 そう、彼女はシンジの想い人・・・ そして、彼女もそうである・・・ 「ああ、アスカか」 「どうしたの?チェロなんか持って」 「ん?ああ、公園でひいてたんだ。そしたら皆が拍手してくれてね、ちょっと逃 げ出してきたんだ」 シンジは頬を掻きながら言う。 「まぁ、アンタの演奏は結構いいからね」 「ありがとう」 シンジはアスカが素直ではないことぐらい知っている。 だからこれがアスカなりの誉め言葉だと知っている。 シンジはアスカに誉められて嬉しいのだ。 「じゃ、僕は家に帰るね」 「ちょっと!待った、アタシもアンタの演奏聞きたいから公園に戻るわよ!」 「ええ!・・・分かったよ」 シンジは嫌だと言おうと思ったが、アスカが睨みをきかせて無理矢理うんと言 わせた。 シンジはアスカと一緒に公園に逆戻りした。 「じゃあ、バッハベルのKANON・・・」 シンジは弦をひきはじめた。 さっきとは違う感じの曲がながれた。 『違う感じ』という意味は曲のタイプの違いではない。 いまシンジがどう思っているか、と意味だ。 先ほどは気楽にひいていたが、今は好きな人に想いを告げるような奇麗なそ して切ない音色だった。 パチ、パチ、パチ・・・ アスカが一生懸命に拍手をしている。 そして、少し涙ぐんでいる 「最高だったわ・・・シンジ」 アスカは奇麗な笑顔で言う。 「うん。ありがとう、アスカ」 シンジも笑顔で返事を返す。 「ねぇ・・・シンジ」 シンジとアスカの話が少し沈黙したあと、アスカが不意に話し掛けた。 少し、なにか思いつめているような顔だった。 「シンジってかっこよくなったね・・・どうして?」 アスカがシンジに質問する。 「ん?僕が色々なことに取り組むことにしたのはある女の子のためだよ・・・」 「それって、レイのこと?・・・」 アスカは少し悲しそうな瞳でシンジを見る。 「え?なんで?」 「だって、アンタはレイと話すときいい顔するから・・・アタシ、レイがうらやまし いと思った」 「レイじゃないよ・・・僕の・・・目の前にいる人のため・・・」 「えっ?!」 アスカは驚き、目を見開いた。 「君に近づける人になるために頑張ったんだ」 「アタシのため?」 アスカは恐る恐る聞く。 「そう」 「なんで、アタシに近づこうとしたの?」 「・・・君が好きだから」 「本当?」 アスカは不安げに聞く。 「本当だよ・・・君が好きだ」 アスカの目に涙が溜まる 「・・・アタシでいいの?」 「君じゃなければいけない・・・」 「!・・・アタシも好き!」 アスカはシンジに抱き着いた。 アスカ以前からこの少年が誰かにとられるとでも思うと、とても嫌な思いをし たのだ。 理由は簡単、好きだから。 この少年は変わった・・・いい方向に・・・だから不安だった。 自分は素直ではないから絶対に結ばれないと思っていた。 でも、諦められなかった。 だが、今自分はこの少年に選ばれた。 最高の幸せだ。 今、二人の個々の想いは互いに通じた。 彼らはこれから幸せな日々を送って行けれるだろう。 この世界を守った少年と少女のささやかなプレゼント・・・ それは、新しき恋人たちの物語の始まり・・・ FIN 後書き どうもはじめましてKENと申します。 初めてここS3機関に来たとき、面白そうだなと思い、思い切って投稿してみ ました。 僕はこの作品を見たとおりLAS作家です(時たまLASではありませんが・・・) これからも投稿するので頑張ってください! |