
| 自分自身を・・・ | |||
|
BY KEN 僕はシンジ・・・ 碇・シンジだ・・・ 僕は皆が嫌いだ・・・ 特に父さんが嫌いだ・・・ 僕を捨てたから・・・ そして、母さんが嫌いだ・・・ 父さんをあんな風にしたのは母さんが死んだせいだから・・・ だけど・・・本当に嫌いなのは・・・ 僕・・・自身だ・・・ 僕は、昔よくいじめられた・・・ 僕は誰かに問う、なんで僕ばかりいじめるの!・・・ だけど、僕に返ってくるのは沈黙・・・ 僕には、話をしてくれる相手もいないのか・・・ 僕は、ある女の子と同居している・・・ 彼女はとても眩しかった・・・ そして、嫌いだった・・・ だって、僕にはないものをたくさん持っているから・・・ だけど、その子は壊れた・・・ 僕が彼女より、突出したものを見せたから・・・ 僕はその時、いい気味だ!と思っていただろう・・・ だって、彼女はなんでもできるのだから僕にも少しは花を持たせてほしかった・・・ 絶対この時から僕は彼女に嫌われていると思った・・・ だけど、彼女はいま、僕を好きだと言っている・・・ 僕は彼女に問う・・・ 何故僕のことを好きなのか?と・・・ そしてら・・・ 『好きになることに理由なんかいらいの!アタシも知らないうちに好きになったんだから!』 その時の彼女の笑顔はとても眩しかった・・・ 僕もその笑顔につられて、少し微笑んだようだ・・・ 多分、微笑んだんだろう・・・だって、彼女の目が優しい目になったから・・・ 彼女と付き合い始めてから、彼女は僕が微笑むと目元が緩む・・・ きっと、僕が感情を出し始めたからだろう・・・ 今、僕は高校に入ろうとしている・・・ 新しい、人たちと出会うのは少し恐い・・・ だけど、彼女はずっと側にいてくれると言った・・・ だけど、彼女に頼ってばかりだといけないと僕も思う・・・ だから、少しずつ・・・少しずつだけど、頑張って自立していくつもりだ・・・ だから、それまで少し待ってね・・・アスカ・・・ アスカ・・・それは、僕の大切な人・・・ 彼女は今、僕を支えてくれる人・・・ だけど、僕も彼女を支えて行きたい・・・ 彼女にそういったら・・・ 『ありがとう!シンジ!でも、支えてくれるならもっといろんなことに頑張ってね♪』 僕はその時、力強く頷いたと思う・・・ だから、今僕は頑張っていると自分ではいると思う・・・ あと、少しかな?・・・あと、少しで君を支えて行けると思う・・・ だから・・・もう少し待ってね・・・アスカ・・・ 僕が僕自身を好きになるまで・・・ 僕の大切な人・・・ 「あ!これは・・・昔の僕の日記・・・これはアスカにはみせられないな・・・」 「な〜に隠してんのよ?シンジ!」 アスカが僕の背中から顔を出してきた・・・ 「え?えっと、なんにも・・・」 僕は慌てて日記を隠す・・・ 「あ〜、日記のこと・・・アタシ見ちゃったんだけどな〜」 アスカはニヤリと笑いながら僕を見る・・・ 「え?え〜!なんで人の日記を勝手に見るんだよアスカぁ〜」 「だって、アンタはアタシのダンナさまだもの・・・だから色々知っておかなくちゃ!・・・あとでアタシの日記も見せてあげ るから・・・」 「え?アスカも書いてたんだ・・・」 「そ、そうよ!アタシも不安だったんだから・・・」 「じゃあ、ちゃんと見せてね・・・僕の最愛の人♪」 僕は微笑みながらアスカに言う 「当たり前じゃない・・・バカなんだから♪」 碇・アスカ・・・それは、僕の・・・最愛の妻・・・ FIN |
|||