
Christmas!
1st
BY KEN
クリスマス・・・
それは、神秘的な日・・・
その日は、あらゆる願いが叶う・・・
クリスマス・・・
その日は、とても、素晴らしい日である・・・
だって・・・
あの二人がお互いの気持ちを言い合った日でもあるのだから・・・
12月の初め・・・
「アスカ〜!起きてよ!寒いからって、ずっと寝てないでよ」
今日もシンジはアスカを起こしていた・・・
二人とも、補完計画が終わった後、親を亡くした・・・
ゲンドウは、帰ってこなかった・・・
リツコがシンジに言った・・・
『二度とあの人は帰ってこないわ・・・』
寂しそうな微笑みを見せながら・・・彼女は言った・・・
リツコは、生への希望が強かった・・・
だから、自我を保てたようだ・・・
人として、なったのだ・・・
そして、彼女の親友である、葛城・ミサトも・・・
彼女も、人として生きていきたかったようだ・・・
だが、彼女の彼氏である加持・リョウジは帰ってはこなかった・・・
自分の死に場所を見つけていただけなのかもしれない・・・
今では、ミサトも笑顔を見せるようになった・・・
だが、寂しさを持っていた・・・
他に、あの世界から帰ってきたネルフ関係者は、青葉・シゲル、日向・マコト、伊吹・マヤ・・・
そして・・・
碇・シンジ・・・
惣流・アスカ・ラングレー・・・
あと、何も知らなかったネルフの職員であった・・・
綾波・レイ、冬月・コウゾウは・・・
何処かに行方を晦ました・・・
帰ってこなかったのではない・・・
だれかが、見たという証言があった・・・
レイと冬月は忽然と消えてしまったのだ・・・
「分かったわよ!」
部屋の中から、アスカの大きく、機嫌の悪い声が聞こえる・・・
「はぁ・・・じゃ、早く、着替えて来てね・・・」
シンジは溜め息をつきながら、台所へと戻って行った・・・
「ふぅ・・・なんで、アタシ・・・素直になれないんだろ?」
先日、自分の誕生日があった・・・
みんな、自分の誕生日を祝ってくれた・・・
その時、思ったのだ・・・
素直になろうと・・・
だが・・・
何一つかわっていない・・・
「いきなり・・・自分をかえるのは、難しいって分かっているけど・・・。少しでも変わらないのかしら?」
さらに、溜め息・・・
「ふぅ・・・。今日も・・・シンジに八つ当たりしちゃったな・・・。こんなんじゃ、アタシの事なんて好きになんかならないじゃない・・・」
素直になる・・・
何故、彼女がなりたいか?
それは、シンジに好かれたいから・・・
今の状態では、嫌われていると言う、感じであろう・・・
本人に確かめたわけではないので、確証はないが・・・
「さ、着替えないと・・・これ以上、シンジに悪い思いをさせたくないし・・・」
人がいないと、素直なアスカであった・・・
「ほんとに・・・なんで、アスカはちゃんと起きてこないんだろう?」
シンジは、アスカの寝起きについて、考えていたりした・・・
何故、起きてこないのか?
それに、何故、自分が起こしに行くときは機嫌が悪いのか?
「ミサトさん・・・にでも頼もうかな?」
あんまり、アスカの不機嫌な声は聞きたくない・・・
それに、自分に矛先を向けられているのは尚更嫌だ・・・
「でもなぁ・・・。ミサトさんは起きないから・・・」
この家の主である、ミサトも寝起きが悪く、いつまでたっても起きてこない・・・
結局、自分が起こすしかないようである・・・
「おはよう」
「あ・・・うん、おはよ」
何時の間にか、アスカが着替えてこっちに来ていたようだ・・・
そして、お約束のように、牛乳パックを取り出した・・・
だが、前間でとは違い、コップを使い牛乳を飲んでいる・・・
シンジにとっては良い事であると感じた・・・
アスカ専用の牛乳パックを買う必要がなくなったから・・・
結構、前の時ネチネチ言われたから・・・
自分がアスカの飲んでいる牛乳パックの牛乳を飲んだとき・・・
「あ、そうだ・・・アスカ、今日、僕遅くなるから・・・」
「え?なんでよ?週番もないし・・・アンタは委員会なんか出ないし・・・」
「ん・・・まぁ、ちょっとね・・・」
シンジは何か訳アリのような顔をしてアスカに言った・・・
「まぁ・・・なるべく帰ってきなさいよ・・・」
「うん。・・・だから、今日の夕飯は店屋物にしてね」
「分かったわ」
ここまでならいいのだが・・・
うっかりアスカは口を滑らせてしまった・・・
「ま、別にアンタの手料理が絶対食べたいって訳じゃないけどね」
一瞬、アスカは失言だったと感じた・・・
今すぐ謝ろうと思うが・・・
口からその言葉が出てこない・・・
「あ・・・そうなんだ・・・。ま、いいよ・・・食べたくないなら食べなくていいからさ・・・。じゃ、先に行くね」
シンジはそう言うと、荷物をまとめ、学校へと行ってしまった・・・
いつもは、二人で一緒に登校するのに・・・
「あ!ちょ、ちょっと!」
だが、アスカの声は虚しく、シンジの耳には届かなかった・・・
いや、届いていたとしても、無視されたのであろう・・・
「アタシって・・・最低・・・」
アスカは、少し肩を震わしながら、言った・・・
何故、自分の口は相手の気分を悪くする言葉しか出ないのか・・・
学校でも、二人の会話は皆無に等しかった・・・
それに、今日は、シンジからお弁当を渡してこなかった・・・
どうやら、朝の事のせいで・・・
「はぁ・・・今日は、最悪な一日だわ・・・」
シンジはまだ家に帰ってきてない・・・
そして、ミサトも・・・
今日は、一人で夕飯を食べている・・・
こんな事は久しぶりだった・・・
ドイツの頃の自分を思い出してしまう・・・
嫌な時でもあった・・・
シンジは、日付がかわる五分前に、帰ってきた・・・
こんな日が・・・今日から続きだした・・・
To be continue・・・
後書き
さぁ!
ついに、始まりました!
さて、いつ完結できるでしょう(汗
みなさんにも予定がありますから・・・(ボロボロ
自分も書けるのかな?
KEN