
責任
何だろう?
この気持ちは
最近、シンジの優しい笑顔を見ていると
ドキドキする。
今まではこんなことはなかったのに
この気持ちは何なんだろう?
わからない。
わからない。
わからない。
どんな公式も計算も何もかも当てはまらない。
この気持ちには当てはまらない。
私がベランダでそう悩んでいると
シンジがベランダに来た。
「アスカ、ベランダで何してるの?はいこれ。」
そう言ってシンジは私に紅茶を渡してくれた。
何でシンジはこんなに優しいのだろう。
そう思って、シンジに聞いてみた。
「何でシンジはそんなに優しいの?」
私がシンジに訊ねると
「う〜ん何でかな?
人が喜ぶ顔が好きだからかな、それと昔ね
人が喜ぶこと、人に親切にする。
そうして人が喜ぶこと嬉しいと思えることをすると
その行為は自分にかえってくるって聞いたことがあるんだ。」
シンジは一息つくと
「だから僕はアスカが思っているほど優しくないよ。」
そう言うとシンジは微笑んだ。
私はシンジがそんな事を言っていてもシンジが優しいと思った。
人に優しく、親切にしたからって自分がそうなるわけではない。
その行為が自分に戻ってくるわけでもない。
なのにそれができるシンジはすごく優しいんだ。
それを理解すると私のこの気持ちも何だか分った。
―シンジが好きなんだ―
そうか。だったらバカシンジに『責任』とってもらわないとね。
「ねぇ、シンジ♪あたしね・・・・・・・・・・」
あとがき
アスカ視点で書いて見ました。作中でシンジが言っている事は
私が誰かに言われた事があるんです。
実際は難しいですね。人に優しくすることは。