
〜ドキッ!〜 最終話 BY KEN
シンジが守ってくれた・・・ 嬉しいな・・・ それに、勢いで言っちゃったけど・・・自分の気持ちも言えたし・・・ 「ねえ、シンジ・・・何処行こうか?」 アタシは聞いてみる・・・ 本当はアタシから誘ったんだけど、何も案が浮かんでこなかった ダメね・・・アタシってば・・・ 「う〜〜ん、何処がいい?」 シンジが聞いて来る そうよね・・・すぐには思い付かないわよね・・・ う〜〜ん・・・ ! あ、そうだ! あそこに行こう! 「ねえ、シンジ、水族館に行こう!」 「ほえ?水族館?・・・いいけど、ここから遠いよ?」 「いいわよ!少しでもシンジと一緒にいたいし・・・あ!」 いっけない!つい、本音が・・・ でも・・・いいよね? 別に本音を言っても・・・ だって、シンジはアタシの大切な人なんだから・・・ 「うん。行こうか!・・・その代わり!」 「その代わり?」 何かしら?その代わりって? 「夕飯は一緒に作ってもらうよ!」 「うん!」 嬉しいな・・・ アタシも手伝えるんだ・・・ こうなったら、手伝いまくるわよ〜〜! 「じゃあ、行こうか?」 「そうね!全は急げよ!」 アタシたちは駅に向かう・・・ 第三新東京都市には娯楽施設はあまりないから、少し田舎のほうに行く・・・ 「ここなら、確かあったはずだよ」 シンジは切符をアタシに見せながら言う それは・・・シンジの前住んでいた場所が明記されていた・・・ 「ここは、僕がお世話になった先生が住む街・・・緑がたくさんあっていいよ」 「そうなんだ!じゃあ、そこ行きましょう!」 そういって、アタシは切符を買った・・・ さぁ、待ちに待ったデートの始まりよ〜〜!! ガタンゴトン、ガタンゴトン・・・ 電車が揺れる音が聞こえる・・・ なんか、静かに聞いてみると子守り歌みたいに聞こえるのは僕だけかな? トサッ!・・・ 僕の左肩になにか重いモノが乗りかかる・・・ それは・・・アスカの頭だった・・・ フフフ・・・やっぱりアスカにも子守り歌みたいに聞こえたんだ・・・ そして、ちょうど日が少し傾きかけてきた・・・ 日の光がアスカを照らす・・・ 眩しく奇麗に感じた・・・その様子が・・・ ドキッとしたよ 君が眠る太陽の下輝く・・・か・・・ 本当に魔法の歌に感じるな・・・ それに、出逢ったあの日から ずっと何かを感じていたね・・・もそっくりだし 予言書にまで見えるな・・・ 「ふわぁ〜〜・・・僕もなんか眠くなってきたな・・・駅は・・・ まだ、大丈夫か・・・あと、一時間くらい・・・あるし」 僕も眠りかけてしまった その時・・・分かり合えなくて もどかしい日も 傷付け合った日々もあるけれど 負けそうな時 挫けそうな時 気が付けば そっと支えてくれていた みんな各々の道を選んで 歩きはじめるけど いつまでもこうして 変わらずにいたいね クラッとしたよ 君がはしゃぐ太陽の下輝く いつもとびきりのその笑顔で 僕のそばに居て 君と一緒なら 何処までだって飛んで行けるから きっと叶えるさ 僕達の夢を・・・ ドキッとしたよ 君が眠る太陽の下輝く 出逢ったあの日から ずっと何かを感じていたね 辛い時はそっと思い出して いつもここに居るよ どんな風からも 君を守りたい 新しい夏が 今はじまる・・・ 電車のスピーカーから流れるこの歌も僕を安心させる子守り歌となった・・・ 多分・・・アスカもだろう・・・ 僕は・・・眠りの世界へと旅立った・・・ 「ここは?」 僕は辺りを見回した・・・ 場所は・・・海だった・・・ 浜辺には、アスカが眠っていた・・・ フフフ・・・夢でも寝てるなんて・・・ 「ねえ、アスカ・・・起きてよ」 僕はそう言いながら、アスカを揺すって起こす・・・ 「う、う〜ん」 ここは? アタシは目を覚ますと目の前にシンジがいた・・・ アタシ・・・いつのまにか寝てたのね・・・ 「起きた?」 「うん・・・ここは?何処?」 どうやら、電車の中ではない・・・ ここは・・・海だった・・・ 「海?」 「うん・・・そうだよ・・・。どうやら、僕達は夢で海を見ているようだね」 「夢なの?」 「うん。アスカったら夢でも寝てるんだから!可笑しい!」 シンジはそう言うとクスクスと笑い出した 「いいじゃない!寝る子は育つのよ!」 アタシは少し顔を赤くしながら言った 「はいはい。でも、せっかく奇麗な場所の夢を見ているんだから・・・ ね?・・・遊ぼうよ」 「そうね!思いっきり遊ぶわよ!」 アタシたちはいろんな楽しいことをした・・・ 水の掛け合い・・・ それに・・・お、追いかけっこまで・・・ ちょっと、恥ずかしかったけど・・・ 「面白かった・・・。ねえ、あの歌みたいにさ・・・ 僕は君を助けていきたいんだ・・・いい?」 「バカ・・・当たり前じゃない!・・・こっちからお願いしたいわ」 「うん・・・ありがとう・・・」 アタシたちは微笑みあった・・・ 「そろそろ・・・元の世界に帰らなくちゃね」 「そうね・・・夢の世界は心地がいいけど。やっぱり現実世界の方がいいわ」 「じゃあ、また」 「またね」 アタシはそう言うと、ふっと、意識が遠くなった・・・ 「う、う〜ん・・・ここは?」 アタシは目を覚ました・・・ ここは、電車の中・・・ どうやら本当に目が覚めたのね・・・ 「あ、起きたんだ・・・アスカ・・・」 隣にはシンジがいた・・・ やっぱりシンジは寝起きがいいね・・・ 「うん、シンジも?」 「うん」 「ねえ、シンジ」 「ん?なに?」 「夢で言った事・・・本当?」 これは、確認・・・不安を取り除くための・・・ 「うん・・・本当だよ・・・アスカ」 僕は・・・彼女の不安を取り除くように、優しく言う 「アタシも・・・シンジを支えていくからね」 「うん・・・ありがとう」新しい夏が・・・今始まる・・・ 僕たち(アタシたち)はそう感じた・・・ 「さあ!着いたよ!」 「行きましょう!シンジ!」 僕たち(アタシたち)の夏が始まった・・・ FIN 後書き どもKENです 最終回なので今回は少し長くしてみました・・・ うぅ・・・みなさん!ここまで読んでくれてありがとうです!! 続編は暇になったら書きます! 私はFIELD OF VIEWの歌に感動を受けた一人なので、 こんな作品に仕上がってしまいました・・・ そして・・・二人とも・・・これからは仲良くやっていってほしいです でわ!短い間でしたが! 最後にもう一回・・・ みなさん!最後まで読んでくれてありがとうございます! KEN