
二人の関係
BY KEN
「シンジ!起きろ〜!」
僕の一つの楽しみである睡眠を妨害するものがいた・・・
まぁ、誰かは想像つくけど・・・
「・・・おふぁよ・・・アスカ・・・」
そう彼女の名は惣流・アスカ・ラングレー・・・
僕の幼馴染だ・・・
昔もよく二人で遊んでいた・・・
「ようやく起きたの?バカシンジ!」
「うん・・・起きたから・・・もう一度寝かせて・・・」
僕はまた布団をかぶろうとする・・・
だが、紅き魔物は僕の布団を・・・
「なにいってんのよ!」
僕の布団を剥ぎ取る・・・
そして、沈黙の間が流れる・・・
いつもなら『きゃー、エッチ、変態〜!』となるのにまったくそういう雰囲気ではない・・・
「ほら、行くわよ!」
今度は僕の手を掴み、起こす・・・
「うん・・・分かった・・・どうしたの?アスカ?」
「えっ?な、なんでもないわよ!」
「ふ〜ん、じゃあ、準備しなきゃな・・・」
そのころ、下の階では・・・
「あら?今日は騒がしくないのね・・・」
「問題無い・・・」
ユイとゲンドウが会話をしていた・・・(会話として成立していないが・・・)
シンジはなにかアスカがおかしいなと思いながら、学校へと行く準備をした・・・
そして・・・
『行ってきま〜す!』
二人は元気良く登校した・・・
「今日はゆっくい歩いていけるね」
「そうね、誰かさんが珍しく早く起きてくれたから・・・いつもこうだといいわね」
「ちぇっ、分かったよ、なるべく努力します」
二人は何気ない話をしながら学校へと登校した・・・
昇降口・・・
「シンジ・・・」
アスカがシンジにいきなり話し掛ける・・・
「え?なに?アスカ?」
「これ・・・」
アスカがシンジに手紙を渡す・・・
ピンク色で可愛らしいものだった・・・
「僕に?」
「そうよ!じゃね」
アスカはそう言うと、急いで靴を履き替え教室に向かった・・・
「なんだろう・・・この手紙・・・」
シンジよ・・・お前は何故そんなに鈍いのだ・・・
普通そんな手紙を見たらラブレターだったことくらい分かるだろう・・・
「昼休みにでも読もうかな・・・」
昼休み・・・
「えっと、なになに・・・」
『今日の放課後、学校の屋上で待ってます・・・
アスカ』
「なにか僕に言いたい事があるのかな〜」
鈍感シンジここに極まり・・・(^^;
そのころ女子がお弁当を食べている場所では・・・
「こちら野之原二等兵、対象が手紙を読んだのを確認」
「ご苦労、野之原二等兵」
その中で司令をだしているのはアスカだ・・・
そう、今日はシンジをモノにするために、思い切ってラブレターを出したのだ。
「でも、好きなら好きって早く言えばいいのに・・・アスカも結構可愛いとこあるんだから」
ヒカリがアスカに言う・・・
「しょうがないじゃない・・・不安なんだから・・・もし断られたらどうしよう?ってアタシ思うのよ」
「そんなことないって!頑張ってきなさい、アスカ」
「うん」
女子群は熱い視線をアスカに送る・・・
そう、今日は女子たちにとって熱き戦いの日・・・
だが、対象のモノはまったく気づいていないが・・・(^^;
各々の意志を秘め、放課後への時間は刻々と近づいていった・・・
ギィィ・・・
屋上の錆びかけているドアを開ける者がいた・・・
そう、彼の名は碇・シンジ・・・
「来たよ・・・アスカ・・・話ってなに?」
「シンジ来てくれたんだ・・・ありがとう。今日はアタシがアナタに言いたい事があってアナタを呼びました・・・」
シンジは少し驚いている・・・
理由はアスカがお礼を言った事、そして敬語を自分に使ってるのだ・・・
普段ではありえない・・・
そのため、シンジは今日、自分がなんのために呼ばれたかが分かった・・・
「シンジ・・・アタシはアナタのことがす『ちょっと、タンマ!』・・・」
アスカは少し驚く
「アスカ・・・僕は君の事が好きです・・・心から・・・僕と付き合ってください」
アスカは目を見開く・・・
そして
「アタシもアナタの事が好きです・・・心から・・・アタシと付き合ってください」
アスカも涙を流しながら言う・・・
「「はい」」
そして、アスカはシンジに抱き着く・・・
ちょっと前まで自分のほうが少し大きかったのに、今はシンジのほうが頭一つ分、高い・・・
それが、少し嬉しかったりする・・・
そして、顔を上げ、シンジの目を見る・・・
黒い奇麗な目だった・・・濁りもない・・・
そして、キス・・・
その瞬間は二人にとって永遠のときのようだった・・・
今日から二人の関係は・・・生涯の恋人となった・・・
「アスカ・・・なんで僕なんかと付き合おうと思ったの?」
シンジは暗くなってきた空を見ながら、そして片手でアスカの髪を梳かしながら聞く・・・
「だって、シンジがかっこよくなってきたから・・・誰か別の人に盗られると思ったから・・・」
アスカはシンジの片手の温かさを感じながら言う・・・
「僕が?」
「そうよ、気づかなかったの?」
「うん。僕ってかっこいいのか・・・」
「そうよ、天才美少女のアタシが言うんだから!」
「そっか、自信でたよ。アスカと少しは釣り合えると思った」
「アタシこそ・・・本当にアタシでいいの?」
「いいよ。僕は君が一番好きだ・・・」
「ありがとう・・・」
アスカはシンジの胸に顔を埋め、また涙を流した・・・
「僕もありがとう・・・アスカ・・・」
「よかったね、アスカ・・・次は私だから!待ってなさいよ鈴原!」
乙女の戦いは続く・・・
後書き
ふぅい〜
やっと、書けたよリクエストSS・・・
学園モノなんてほとんど書いてないから少し困った・・・
まぁ、後は皆様がどう思うか?ですね・・・
それと、みなさん投票の部屋にどんどん投票してください〜
お願いします〜
ではでは〜
KENより