シンジ・アスカの事情

BY KEN

 

アタシ、惣流・アスカ・ラングレー。

先月から高校二年生になったわ。

そのとき、気になる奴が現れた・・・

別に好きとかじゃなく、アタシと同じくらい勉強ができる奴が現れたからだ。

そいつの名前は碇・シンジ・・・

アイツは部活に所属しながらも高二で二番目の成績をもっている。

もちろん、一番はアタシ・・・

 

 

最近、アイツはアタシに近寄ってくる・・・

「ねぇ、惣流さん、この問題どうやって解くの?」

アイツは奇麗な笑顔を見せながらアタシに聞く・・・

 

 

アタシはその笑顔が気に食わなかった・・・

こんな軽い奴がアタシと互角の知力を持っているから・・・

でも、ここで答えを教えないわけにはいかない・・・

だって、そんな意地くその悪い事をしたら、アタシのみんなに対する評価が下がるから・・・

アタシは、この高校に入って、ずっとこの学校のアイドルとなっている・・・

だから、こんなことで点数を落したくない・・・

だからアタシは仕方なしに教える・・・

 

 

「えっと・・・これは、この公式を使えば簡単に解けるわ」

アタシは嘘の笑顔を向けながら、アイツに言う・・・

「ああ!成る程、さすが惣流さん。頭いいね」

アタシの嘘の笑顔を知ってか知らずかアタシに笑顔を向ける・・・

「それほどでもないわ・・・またなにかあったら聞いてね♪」

よし・・・これでまた点数が稼げたわ・・・

 

 

『碇く〜ん』

アタシの後ろから女の子の声がした・・・

アタシはいつものことだと思った・・・

 

 

アイツは正直言って、格好いいと思う・・・

そして、スポーツも万能だ・・・

だから必然的にモテる・・・

 

 

『お弁当作ってきたの食べて〜』

「うん。ありがとう、感謝するよ。ウチの両親あんまり家にいないからお弁当なんて滅多にないんだ」

 

 

アイツは笑顔を見せながらお弁当を受け取った・・・

もう嫌!アタシは思う・・・

だけど、ここで本当のアタシをさらけ出すときじゃない・・・

そうよ、我慢よ・・・

我慢すればそれ相応の価値をアタシは手に入れれるのよ・・・

 

 

 

 

 

「たたいま〜」

アタシは家に帰宅した

今日も本当に疲れた・・・

これも全てアイツのせいだ・・・

『おかえり〜』

だけど、この疲れを癒してくれるものがいる・・・

そう、それは家族・・・

アタシを裏切らない・・・大切なもの・・・

 

 

「ねぇねぇ、お姉ちゃん!」

妹のアヤメがアタシに話し掛ける・・・

アタシは妹がうらやましい・・・

自分を包み隠さずみんな見せれる勇気があるから・・・

「なによ、アヤメ」

「明日さぁ、デートなんだけど何着てけばいい?」

「ええ!?知らないわよ・・・まぁ、今の時期は少し肌寒いから・・・これかな・・・」

「これかぁ・・・うん!そうだね、これにしよう!・・・あ、そうそうお姉ちゃん、夕飯もうすぐでできるからね」

「分かったわ」

アタシはアヤメと話を終え、自分の部屋へと行き、机の前に座った・・・

いつもの習慣だ・・・

もっと頑張れば、もっと位が上がる・・・

それを、考えながらアタシは勉強する・・・

 

 

『おねぇちゃ〜ん!ご飯だよ〜』

アヤメがアタシを呼ぶ。

「分かったわ!いま、行く!」

アタシも返事を返す・・・

 

 

今日は二人だけの食事・・・

別に珍しくもない・・・

ウチの両親は両方とも共働きだから・・・

あんまり一緒に夕飯を食べたことはない・・・

「あ、そうそうアヤメ」

「なに?お姉ちゃん?」

「明日は雨降るらしいから傘持っていきなさいよ」

「うん、分かったわよ」

「分かればよろしい、じゃあ、ごちそうさま」

「あれ?また勉強?」

「うん」

「あんまり勉強のしすぎは身体に毒だよ・・・ちゃんと休んでね」

「分かったわ。ありがとうアヤメ」

 

 

アタシは部屋に戻り、勉強を開始した・・・

 

 

そして、12時の鐘が鳴った・・・

「そろそろ・・寝ますか・・・明日日曜だし・・・」

アタシは寝床に入った・・・

いつもより、一時間はやく・・・

 

 

 

 

 

「もう、アヤメったら、傘忘れていったじゃない・・・まったく物忘れの大い子なんだから・・・」

アタシは手に持っているピンク色の折り畳み傘を見ながらそう言った・・・

その時・・・

 

 

ピンポ〜ン

 

 

ドアの呼び鈴が鳴った・・・

「アヤメだな・・・」

アタシはアヤメだと感じた・・・

急いで傘を取りに来たくちだろう・・・

「今日はちょっとおしおきを含めて新必殺技でアヤメを懲らしめなきゃ」

アタシはドアに向かい、ダッシュした・・・

 

ダダダダダ・・・

 

 

ドアを開けるとともに強烈な蹴りを対象のモノに繰り出した・・・

「くらえ!アスカストライク!」

ドカッ!

見事対象物に命中した・・・

「グエッ!」

あら?なんかアヤメの声と違うわね・・・

良く見たら・・・そこには・・・

碇・シンジがいた・・・

続く・・・

後書き・・・

どもKENです〜

久しぶりに連載・・・かな?

でも、これ結構長くなるな・・・

まぁ、一話一話が長くなれば話数は少なくなると思うけど・・・

それと、この連載(?)は結構知っているネタだと思う・・・

でも、話の進みは結構オリジナルにしたいな〜・・・

元ネタの主人公もシンジとアスカに少し似ているから書き安いはず・・・

催促メールが来ない程度に頑張ります〜

 

 

それと、某A嬢、頑張りますので〜・・・絶対、LASにしますから・・・ボソッ・・・