碇シンジは困り果てていた。
 
幼なじみのアスカの元気すぎる行動に。
 
 
 
僕が一体何をした!?
 
夢幻の戦士
 
「シ〜ン〜ジーー。買い物一緒に行こ(ハート)」
 
いつものように、アスカが帰り際に誘ってくる。
 
断ろうとするが。
 
「ねーねー、行こーよー」
 
可愛い笑顔に迫られて断れない。
 
「う、うん」
 
「やったー!・じゃあ最初はショッピングで、その次はこの間見つけたレストランでしょ・・・その次は・・・・」
 
この様な事が毎日のように続き、僕が帰るのはいつも夜の八時を過ぎてからだ。
 
「はーーーーーー・・ただいま〜〜〜〜〜」
 
「よう。遅かったな」
 
ルームメイトのケンが、テレビを見ながら語りかける。
 
そう、語りかけてくる。無表情で。
 
(眠ーーーーーーーい)
 
そのままバタンとベットに倒れ込む。
 
(アスカ・・・元気なのは良いんだけど・・・・・・元気すぎてつかれる)
 
「・・・・・・・」
 
(アスカがもう少しお淑やか・・・だったらなぁ)
 
ハァーーー
 
「男の夢だな」
 
なんだ?
 
「おとなしく従順で、綺麗なメイドの様な女の子!!」
 
誰もそこまで言ってないと思うけど?
 
・・・・・って、ねぇ?心読めるの?
 
「そこまで思ってないよ。それじゃまるで僕が変態みたいじゃないか」
 
シンちゃんは気にしてないのね。さすがルームメイト。
 
「実は此処だけの話がある」
 
(ケン)無表情のズームアップ。けっこう怖い。
 
「いかがわしいステッキ一振りで、ヒトの性格を変えてしまったりと色々なことができることを発見した」
 
「そ・・・・」
 
シンちゃんは見てしまった。テーブルに乗っているビデオのタイトルを。
 
 
 
彼方にもできる簡単な魔法♪ 見るだけで憶えられる
(影響を受けるにも限度がある) 「もういいよ。ケンにつきあうとろくな目に合わないから」 「試しに誰を変えても欲しい?」 普通は頼まない? 「じゃあ、ミサトさんのがさつな性格」 ミサトさんっていうのは、二人の保護者(自称)なんだけど、 家事をシンちゃんに全部押しつけて、自分は遊び歩いてるって人。 ちなみに三十路前(後?) 「そういう事だから、おやすみ」 〜翌朝〜 ジリリリリリリリ(目覚ましの音) 「大変だ。朝食の用意がまだ」 「お早うシンジ君。早いのね」 そこに居たのはエプロン姿のミサト。 「ご飯の用意はできてるから早めに食べてね☆」 「・・・・・・・・・・」 「マハリクマハリタ★」 「・・・・・・・ケン・・・・・・・」 「いかがわしいステッキで一振りッス」 (まさか・・・) 「そのステッキって・・・どこ?」 手を差し出すケン。そこにあったのは シャーペン? 「まるでシャーペンのようだが」 「って、シャーペーーーーーーンッッッッ!!!」 絶叫するシンちゃんをよそに、食卓に朝食が並ぶ。 それを見たシンジは思った。 (ミサトさん。まるで女性みたいだ) シンちゃん。なにげにエグい事、思ってない? 〜学校〜 学校の教室の中。 二人は今、机を挟んで向かい合っていた。 「それにしてもすごいね、そのステッキ。僕にも貸してよ」 「ダメ。これはケン専用だ」 「っって、デザインが変わってますーーーーー!!」 「室町時代の斬馬刀だからな」 そう言うとケンは、教室の中で斬馬刀を振り回し始めた。 ここ教室よ! 「よし、さっそくアスカを大人しくさせに行くか」 ある意味ホントにおとなしくさせちゃいそう。 ホントに。 「ね、ねぇ。もう一人くらい実験してからの方が良いんじゃない?」 「そうだな・・・・お。トウジとヒカリか。よし」 「待ってよ。お願いだから暴走だけはしないで!!」 「せやから委員長、なんやねん話ゆうのは?」 「だ・だからね鈴原、あ・あのね……」 どうやらヒカリがトウジに、告白しようとしているところらしい。 「ふむふむ」 (どうする気だ) 「神出鬼没♪」(シャララン) (チチンプイプイのつもりらしいな) 「せやから委員長、話はなんやねん」 「鈴原!・もうこのさいだから言うけど、私のこと好き?嫌い?どっち??」 「えっ!?」 突然のことに、しどろもどろしてます。 「私は好き!!世界で一番好き!宇宙一大好き!!」 「ちょっ」 「鈴原のためなら毎日美味しいご飯作るし、浮気だって一時の気の迷いって事で許してあげる」 「あの」 「もうこれ以上ないってほど好きなの!!だ・か・ら」 「付き合えってんだよ!」 「は・・はい」 この話は、この学校の伝説になったとかならないとか。 「大成功」 (大成功かもしれないけど、これはこれでやだな) 「よしアスカだ」 「ねぇ、もう止めよう。やっぱり有りのままのアスカが一番良いよ」 やっと気付きましたね。でもそれじゃ面白くないわね。 「・・・こんな愉しい事が、途中で止められますか」 「(この顔はマジだ)やめろケン!」 「っさいのー。神出鬼没♪」 「アスカよ、もっとハデにシンジを使いまわすのだ〜」 「い、いやだーーーーーーー」 この後の展開は、ご想像にお任せします。 付け加えるとするならば、シンちゃんが自宅に戻ったのはそれから5日後の事だそうです。 終了
書き上げてしまいました。 駄作ですが受け取って下さい。 初めての投稿でこんなのを送ってしまって、どうもすみません。 それでは。 感想をくれる優しい人、居るのでしたら感想を下さい。
KENとEVAキャラの座談会!! KEN:ふふ・・・ふふふふふ・・・・くふふふふ・・・ ヒカリ:ビクッ!? KEN:ついに、ついに、俺の時代だ〜!・・・(バタ) ヒカリ:あら?・・・倒れちゃった・・・知恵熱出てるわ・・・ 夢幻の戦士さんへの感想はこちら