
ロマ・ゲン♪
BY KEN
今日は、私の誕生日・・・
ふっ、問題無い・・・
だが、私を祝ってくれるものはいるだろか?
いつも、私は「ああ」とかしか言わないしな・・・
だが、ユイは・・・私を「可愛い人」と言ってくれている・・・
私のそっけなさはただの恥ずかしがってやっていることをユイは知っている・・・
だから、ユイだけは、私の誕生日を祝ってくれるだろう・・・
だが、私にも期待したいことがある・・・
そう、シンジだ・・・
シンジは今年、アスカ君に交際を申し込んだらしい・・・
ふっ、身の程知らずが・・・
私の予想はフラレルだった・・・
だが、その予想はまったく当たらなかった・・・
そう、アスカ君はシンジのことを好きだったのだ・・・
近頃、シンジは家にあまり居なくなった・・・
うぅ・・・シンちゃん・・・パパは悲しいよ
ハッ!
ご、ゴホン!スマン、ちょっと昔の私に戻ってしまった・・・
だから・・・今日くらいは私の相手をしてくれ・・・シンジ・・・
「ハックション!」
「大丈夫?シンジ」
「えっ?ああ、大丈夫だよ。それより、父さんの誕生日どうしよう・・・」
「これなんかどう?」
「これは・・・結構いいかもね・・・」
「でも、本当にいいの?ウチは別にかまわないけど・・・」
「まだ・ね。少し緊張するのよ・・・もう少したったらしてくれない?」
「分かったよ・・・もう少し待つよ・・・でも、早くしてね、あんまりにも遅くなったら、僕が引っ張って行くからね。早く、両親に結婚するってこと伝えたいんだから」
「分かったわよ」
おいおい、君らもうそんな話までいってるのか(^^;
夕方・・・
「アナタ、お誕生日おめでとう!」
ユイは奇麗な笑顔で私に「おめでとう」と言う・・・
悪くないな・・・人に祝われるのも・・・
「ああ、ありがとう・・・ユイ」
「ただいま〜」
どうやらシンジが帰ってきたようだ・・・
頼む、シンジ!私を祝ってくれ・・・
これが、私の願いだ・・・
今日は誕生日なのだから少しは我が侭を言ってもいいだろう・・・
「父さん!誕生日おめでとう!」
私はシンジの言葉に涙が出そうだった・・・
だが、私は父の威厳をなくしてはいけないと思い・・・
「ああ、ありがとう・・・シンジ」
と、そっけなく言った・・・
私も笑いたいのに・・・
「あ、そうそうプレゼントなんだけど・・・ハイ!これ」
シンジはなにやら小さな封筒を私に渡した・・・
それは・・・レストランの食事券だった・・・
「母さんといってきなよ!来週の日曜日までだから忘れないでね」
そういって、シンジは席につく・・・
「ああ、ありがたく行かせてもらうよ・・・」
「うん」
「それじゃあ、始めましょうか!アナタの誕生日を」
『ハッピーバースデー!(父さん!)アナタ!』
「ありがとう!二人とも!」
そう、今日は誕生日・・・
年に一度しかない・・・
そして、その日はみんなが私をこう呼ぶ・・・
ロマンチック・ゲンドウと・・・
ふっ、問題無い・・・
Fin
後書き
リクエストSS完成?
ゲンドウ難しいぞ〜!!
少し、危ない人になっている気がする・・・
まぁ、そこは騙し騙しということで〜(^^;
ではでは〜
KENより