さんの短歌(14)
BGM=toroimerai

  2002.9.16 288

嫁ぐ日の写真はみんな笑えども夫々思う心は写らず
 
パソコンの前に娘が嫁ぐ日に撮った親子四人の写真が飾ってある。夫々の気持ちはどんなだったかな、ふと考えてしまった。

2002.9.17 289

夜もすがら声高らかに鳴く虫の行く末思へば哀しかりけり

2002.9.18 290

拉致されて帰国も絶たれ死し人は真実語る術なき哀れ

2002.9.19 291

初めてのネット歌会控えし夜は未知の世界に怖さ覚ゆる

2002.9.20 292

病床の母を見舞いて帰る道あの日の月は心凍らす

2002.9.21 293

名月は雲のカーテン引かれ居り そを開けろとふ虫の音高し

2002.9.22 294

ネットに乗り寄せらる歌に感謝しつ夜更け忘れてkey board打つ

2002.9.23 295

中日に墓前に供花のなき哀し主は何処か遠くに住むらむ

2002.9.24 296

朝まだきバイクの音は聞こえ来て新聞受けにカチャッと音する

2002.9.25 297

デパートの優勝記念売り出しにそそくさと行くわれもミーハー

2002.9.26 298

われの非を素直に認めぬ性格は亡き父に似て頑固者なり

2002.9.27 299

(俳句) 雨の夜は虫の音もなき侘しさよ

2002.9.28 300

郵便を配りくれたる局員の顔に秋雨の雫垂れたり

2002.9.29 301

(らち)開けぬお国相手の拉致交渉解決の道混沌として

2002.9.30 302

(俳句) 日めくりの痩せた身体や秋の風


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