さんの短歌(17)
BGM=toroimerai

11月の歌

2002.11.30 339

月めくり早々剥がれ残りたる一枚に識る時の重みを

2002.11.29 340

小春日に誘われ窓を開け放ち冬日を一杯浴びてまどろむ

(俳句)
天気図に見え隠れする雪だるま

2002.11.28 341

道端にはらはらと舞う落ち葉あり見れば半分枝は透けおり

2002.11.27 342

北風が木々を揺らせる音を聞き四時もまわりてカーディガン着る

2002.11.26 343

冬の陽をいっぱい浴びて散歩する風に煽られふらつきながら

2002.11.25 344-345

寒々と庭に置かれし鉄棒に小雨は降りて雫連なる
 
(俳句)霜焼の辛さ覚えず児は育ち

2002.11.24 346

緑葉の中に黄なる夏蜜柑たわわに枝にぶら下がりおり

2002.11.23 347

指折りて歌をば詠めど歌は出づただわが指の曲がるを見つむ

2002.11.22 348-349

会議にて資料の失せて焦るわれに冷たき視線浴びる夢見し
定年退職から八ヶ月が経つというのに、現役の夢を良く見る。遅刻そうになって焦ってもなかなか足が進まない夢など。

(俳句)大根と烏賊の仲良き夕餉かな

2002.11.21 350

人影の無き公園に散る黄葉は風に吹かれて渦を巻きおり

2002.11.20 351

早や十年父が逝かれしあの時は大雨の降る寒き日の朝
今日父の命日

2002.11.19 352-353

湯に浸かり今日一日を振り返る三度の飯を食(は)むだけのわれ
 
(俳句)時代(とき)流れパンジーの咲く火鉢かな

2002.11.18 354

コツコツと秒針眺め只ボーッと過ごせる時の何と空しき

2002.11.17 355-356

紅葉を待たで切られしハゼの木よ街路樹故の宿命なるか
ハゼの木は紅葉が終わると葉を落とし白く可愛い実を残すのに街路樹のハゼの木は枝が切られていく。葉が落ちて困るという近所の家からの苦情でも有ったのでしようか。惜しい気もする。

(俳句)
小春日やまどろみながら児等の声
この日、フラワーパークに遊ぶ。

2002.11.16 357

弟が足肩腕と揉み呉るゝ週末の午後は待ち遠しかな

2002.11.15 358-360

髪を上げ晴れ着をつけて得意気にくるりと回るあどけ無き児よ
 
(俳句)三つ児には丈の余るや千歳飴
今日は萌々子の三歳祝い。数え三歳で無理かなと思ったが無事終えてホッとする。

姫路より久々に来し親友の酒好きだけは衰え居らず
久し振りに姫路の穂積君が来る。やや太り皺が多くなった感であるが酒は相変わらず好きだ。

2002.11.14 361

北鮮に子等を残して帰国せし人等の心如何なるものや
拉致被害者の帰国から一ヶ月が経過した。一向に進まぬ日朝交渉。この一ヶ月帰国者はどんな思いで24年振りの祖国での生活を過ごされたであろうか?北朝鮮に残して来た子等の事を考えると居た堪れない。

2002.11.13 362

朝イチにハローワークを訪ぬれば求職画面に向かう人、ひと

2002.11.12 363

部屋隅にドングリの実の転がりてドングリの歌思い出す宵

2002.11.11 364

あれこれと賀状の図柄考えるこのひと時がわれの幸せ

2002.11.10 365

緊張し笑顔作れぬカメラ前頬を赤らめ佇つ児凛々しき
出海の三歳お祝いの記念撮影で

2002.11.9 366

寒風は終日吹きて落ち葉舞い出歩く気にもならず篭りぬ

2002.11.8 367

真直ぐなる幅広き路の街路樹も黄色を増して散り初めしかな

2002.11.7 368

例年は立冬とはいえ暖かき日も有ったろうに今日の寒さは

 2002.11.6 369

病む身には朝の寒さは辛きもの冬の在らざる国に行きたし

 2002.11.5 370

陽はかげり部屋には冷気サッと来て足元寒し立冬の前

2002.11.4 371

窓越しに見ゆる笹葉は強風に折れんとばかり首を振りけり

2002.11.3 372

ステージで無心に演技す孫達の成長を観る今日文化の日
今日は、孫達の幼稚園のお遊戯会でした。noriさんは会場には行けませんでしたがビデオを見せて貰った。無心に演技する姿には感慨無料である。

2002.11.2 373

蝿ひとつ追えども去らず悠々と叩けばスイッと身を翻し

2002.11.1 374

朝寒にマウス持つ手に息を掛け手と手擦りてキーボード打つ


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