さんの短歌(35) 過去の短歌indexへ

2004. 五月の歌

2004.5.31 975

「天気予報は嘘つき」と言う孫の傘を使えぬ悔しさ滲む
子どもは何故か雨が好き。

2004.5.30 974

夕餉あと涼しき風を招き入れナイターを観る楽しみの有り

2004.5.29 973

蒸し暑き今日の天気は異常なり九州四国は梅雨入りとなる

2004.5.28 972

夏蜜柑高き所に忘れられ若葉の中に輝き浮かぶ

2004.5.27 971

夕暮れの近付く頃にカーテンを揺らして入りぬ初夏の風涼し

2004.5.26 970

遊び終へ蚊に刺されたる跡を見せ「痒い痒い」と薬ぬる児等
目イッパイ外で遊ぶ孫達、蚊に刺されても平気だ。

2004.5.25 969

夏日受けトマトの茎も逞しく花をつけむ日待ち侘びている

2004.5.24 968

爽やかな青空に向く松の芽は真直ぐな心持てと示せり

2004.5.23 967

成功と不満の満ちた一夜明けなお収まらぬ討論続く

2004.5.22 966

不安気に未だ見ぬ国に出立す子等の胸中察して余る
子等待ちし親の心は如何なるや喜び見せつ来ぬ子等思へば
拉致被害者の二家族五人の子ども達は帰って来たが、曽我さんのご主人と子ども二人は複雑な理由で日本に来る事を拒んだ。

2004.5.21 964

台風はかなたに去りて久々に心洗わる五月晴れぞや

2004.5.20 963

雨音の激しき夜半に目覚むれば朝まで冴えて六つの鐘聞く

2004.5.19 962

独り居の時はなかなか過ぎ難くパソコン前に午睡とるなり

2004.5.18 961

カーテンを揺らして入りぬ風寒し空眺むれば梅雨の気配す

2004.5.17 960

喜びて妻の布団に泊まり来る孫等の気持ち愛しく思ふ

2004.5.16 959

囲われしゾーンに入れば蜜を吸う蝶は集(たか)りて花の如くに
「浜名湖花博」大温室で。

2004.5.15 958

日替わりの如く天気は変わりたり梅雨の走りか雲低く垂る

2004.5.14 957

湯に浸かる麻痺の手足は軽くして暫しの自由楽しみて見る

2004.5.13 956

耳遠き老女は妻に内緒だと声高々に愚痴云い去りぬ

2004.5.12 955

妃殿下の容態案じ飛び立ちぬ殿下の笑みは無念さ隠せり

2004.5.11 954

夏日なる陽射しを浴びし柿若葉風に吹かれて涼し気に見ゆ

2004.5.10 953

初摘みの香り豊かな茶をば飲み生くる幸せ味わいている

2004.5.9 952

年金の未納問題責め立てしその人も又未納なりとは
福田官房長官辞任、民主党管代表窮地に。

2004.5.8 951

陽に映える無垢の若葉を眺むれば優しくそよぐ初夏の風見ゆ
愛犬を連れ海浜公園を訪ねる。

2004.5.7 950

久々にデイケアー為せば何となく疲れし身をば如何ともせむ
1週間振りのデイケアー、疲れる。   

2004.5.6 949

街中の祭り賑わい嘘のよな一夜明くれば常の営み

2004.5.5 948

児等の脱ぐ法被を見れば裾上げも伸びて成長嬉しく思ふ
惜しむよな囃子も何時か止みている静かに過ぐる立夏の夜は

2004.5.4 946

朝よりの雨の祭り日寂しけれ今は現役去りし身なれど

2004.5.3 945

練りの音の近付きくれば児等はみな浮かれて外に飛び出して行く
天気予報外れ

2004.5.2 944

夏近し八十八夜は肌寒く明日には雨の予報出ており

2004.5.1 943

窓を開け皐月の風を招き入れ茶を啜りつつ想い巡らす

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