さんの短歌(36) 過去の短歌indexへ

2004. 月の歌

2004.6.30 1005

もくもくと威厳を誇る入道雲此方を睨み襲わん姿ぞ

2004.6.29 1004

蒸し暑き梅雨空の日も苦にもせで児等の足音歓声を聴く

2004.6.28 1003

麻痺の身も忘れマイクを握り締め唄う姿に胸熱くなりぬ
ケアセンター芳川、第一回のど自慢大会行われる。

2004.6.27 1002

玄関に訪ね来し呉る友有れど独り留守居は出るに出られず

2004.6.26 1001

候補者の名前もわかぬスピードで選挙カーは県道を行く

2004.6.25 1000

父の意思継ぎて始めし粗歌なれど千首重ねて気持ち新たに

2004.6.24 999

疼く足を何処に置きてもやり場なき三時四時五時時計を見つむ

2004.6.23 998

切実な思いを綴る短冊を笹に吊るせる片麻痺の人
ケアセンター芳川の七夕祭りに備えて思い思いの願い事を書いて吊るす。

2004.6.22 997

台風の去りてもたらす晴天に洗濯物も乾き良きかな

2004.6.21 996

台風の影響ありて雨風の激しき中を児等下校せり

2004.6.20 995

娘らの気持ちだけとふ贈り物照れながら受く夕餉の前に

2004.6.19 994

高波に若き命を奪われし親の心を子等は知らずに
静岡で大学生2人、高波に呑まれる。

2004.6.18 993

左手にペンを握れる主治医師は終始笑まいて問診を為す
聖隷浜松病院、循環器科原田明子医師の診察を受ける。

2004.6.17 992

夜になり涼し風の心地よくたまにカーテン揺らして入りぬ

2004.6.16 991

たっぷりと何処の田にも水は張り鏡の如く反射眩しき

2004.6.15 990

紫陽花とカサブランカは咲き誇りモネの池には睡蓮の咲く
3回目の「浜名湖花博」に行く。

2004.6.14 989

梅雨空は中休みとふ青空の広がる朝は元気湧くなり

2004.6.13 988

日は長し児等の遊べる表より泥んこ遊びの歓声止まず

2004.6.12 987

早々に夕餉を済ませ行かんとす蛍見物に児等ははしゃぎて
竜洋町、昆虫公園に孫らは蛍見物に行く。

2004.6.11 986

霧雨にしっとり洒落る紫陽花は色鮮やかな衣楽しむ

2004.6.10 985

湿りたる風に乗り聴くざわめきは国一をゆく車列の音ぞ
風の具合で、南に1.5`を走る国一の車両の騒音が聴こえる時と、遠州灘の海鳴りの聴こえる時がある。

2004.6.9 984

梅雨空に白鷺一羽飛び立ちて餌を求めしか南に向ふ

2004.6.8 983

妃殿下の笑顔再び見せらるる時の近きを日毎祈らむ

2004.6.7 982

筋書きは判りておれど悪党を懲らしめるその黄門が好き

2004.6.6 981

芒種なる頃ともなれば田に苗の植わりて水は満ちて光りぬ
芒種=6月5日。今は農業用水の完備で苗が植えられた田はたっぷり水を貯えて光っている。

2004.6.5 980

乱闘牛歩長演説茶番劇なる国の恥知れ
今回の年金改正法案の審議から可決までのプロセスは余りにも馬鹿馬鹿しく国の恥じである。

2004.6.4 979

学童の親の心は張り裂けて眠れぬ夜を過ごしおるらむ
1日佐世保市の小学校で発生した6年生女児の殺人事件、今当事者の親達は共に眠られない夜となっているだろう。

2004.6.3 978

梅雨入りを控へし頃と言うけれど晴れて湿気も無きぞ爽やか

2004.6.2 977

孫植えし胡瓜も育ち初摘みを今宵夕餉に酢もみ頂く

2004.6.1 976

田には早や早苗は植わり水無月の光りは満ちて眩しかりけり

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