さんの短歌(九)
BGM=toroimerai

  2002.6.16  195-196

デートした頃の町並み変われどもあの茶店あり妻と見て過ぐ
デートせし頃とは町並変はれどもかの茶店ありて妻と見て過ぐ(あおぎり先生指導)

町並みは若き頃とは変われどもデート重ねしあの茶店あり
「突入せよ!浅間山荘」の映画鑑賞をする。有楽街は、すっかり綺麗に生まれ変っていた。むかし良く行った「太陽」という喫茶店は残っていた。

2002.6.19  197-198

暇そうな海鵜は大きく羽根広げ微動だにせず梅雨空のもと

湖の色空の色とも分かぬほど浜名の湖は霞みたなびく

2002.6.21 199

梅雨晴れの今日が夏至とふ庭に出で清風来り節気を愉しむ

2002.6.23 沖縄慰霊の日 200-201

断崖より飛び降り自決する人の実写シーンを思い出す今日
 
子どもの頃、父に連れて行ってもらった映画のシーンに、米軍が撮影した断崖より飛び降り自決する人のシーンは今も尚まぶたに焼きついていて離れない。

腰を曲げ皺を集めしその面に四十七年の辛苦語らむ

2002.6.25 202-203

投稿歌のページ開けば訃報の文字友は従兄の逝くを詠みけり

知床に降雪告げる梅雨寒の日々の続きて縮こまり居る

2002.6.26 204-205

裏山に宵待ち草は咲き初めし蚊を追いつゝも暫し眺むる

梅雨空に月の姿はあらねどもりんりんとして月見草咲く

2002.6.29 206-207

ネットとは仕掛け知らねど愉しけれ痛み分け合い励まし合いて

一向に天道様は顔見せず梅雨寒続き文月間近に

2002.6.30 208-209

水無月もW杯に燃えて沸き梅雨も熱気で陰を潜めて

W杯過ぎて残さる競技場維持管理費の負担は誰ぞ


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