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4/19 泣きっぱなしジャーマン
 「お前は存在自体にデリカシーがない」と言われるほど痩せている。身長が170ギリギリ無いくらいで体重が一向に50kgを超えないので、その辺をうろついている野生の女の子と体型を比べても結構いい勝負になるのである。大体いつ計っても47〜48kgを行ったりきたりで、その上なで肩薄っぺら体型なので2×10cmの空間があればどんな箱からでもヌルリと脱出できてしまって困ってしまう(看守が)。銭湯とかプールとか半袖半ズボンのときにガリ具合が露呈してしまって結構恥ずかしいのです。もっと大きく強くなりたいでごわす!と泣きながらちゃんこを詰め込めば太れると思うんですが、元々食が細いので量もそんなに食べれないんでごわすよ。そんな僕にとって、最近の食品のカロリーを表示する傾向はちょっとありがたい。メタボを気にする人はカロリー制限ができるし、僕のようなカロリー原理主義者にとっては「どれだけ少ない量でカロリーを安く大量に摂取できるか」という真理を追い求めることができるんです。実際にこの表示を見ながらカロリーを円で割って注文の参考にすることもある(春巻きとかコロッケとかがKcal/\が高くてよい)。しかしこのシステムは元々メタボ人を対象にしたものなので、カロリーの低さを売りにしているものが多く、コンビニなどでも「おいおい!こんなに味が濃そうなのに400Kcalねーじゃねーか!」と細い体を怒りに震わせることもままある。飲み物に到ってはほとんどが0カロリーしかアピールしない始末。じゃあどうすればいいのか?こんな骨皮のままでビーチに行こうものなら、浅黒マッチョに3つ折にされてポストに投函されるか、流木と間違えられてアートの材料にされてしまうのが末路である。やはりここはマッスルメニューを自炊するしかないのではなかろうか?この脱メタボ風潮の強い世の中では太ろうとする奴に手を差し伸べるものはいねェ!信じられるのは自分のみ!俺はこの細い腕一本でのしあがってやるんや!そのとき、これまで青年を陰から見守っていた少女が突然飛び出してきた。「あ、あの、よかったらコレ!」頬を赤らめ差し出したその手には一瓶のオリーブオイル。「飲んでください!」こうして二人の交際は始まり、彼女の作るマッスルメニューによって青年は無事に一般男性並みの肉体を得たのだった。自信を得た青年は彼女への恩を忘れ、次第に二人の間の溝は広がっていった。ある日青年は突然の別れを告げる。
うつむいて背を向ける青年に彼女は泣き叫ぶのであった。
「私のカロリーだけが目当てだったのね!」

4/12 よく見ると下半身裸のマスコットキャラ
 お久しぶりです。こう見えても僕、中学・高校とずっと野球部に所属してなくて、伝説の右腕を振りながらすみやかに下校してたんですよ。ちょっと前、そんな右肩に違和感を感じるようになったときの話。腕を挙げようとすると痛みが走り、どうにもうまくないので僕も病院へ走る。ガラガラガラすいませーん。おう、兄ちゃん、肩が痛えのか、まぁとりあえずひとっX線浴びてきな。いやーやっぱりいいねぇ、レントゲンは日本の心だね。カポーン。どうです先生。うーん骨に異常はないね、つーかぶっちゃけよくわかんないね。そんなぁ。しかし、ここで番組からビッグなお知らせです!なんです急に大声で。この病院MRIあるからそれで見たら分かるかもよっていう。でもお金かかるんですよね。うん5千円くらい。うーんどうしようかな。じゃ今日はとりあえず注射だけ打っとく?あ、じゃあそれで。じゃあ痛み止め打つから、コレで痛み無くナルヨ、3日クライキクヨ、ゼンゼンコワクナイヨ。いや、その片言が怖いです。ところで君はなぜそんなに針先を凝視するのかね、そんなに見つめられちゃ打ちづらいじゃないか。いや、目をそらしてると怖がりっていうか臆病者っぽく思われるかなぁって。ははは馬鹿だなぁ、そんなことを言ってる間に注射は終わったぞこの自意識過剰野郎が。あ、なんか酷いこと言われてるけど肩は痛くなくなった!(心ズタズタ)ありがとう先生。いやいやまた痛くなったら来て下さい。
 という話。このとき肩に打たれた注射の感覚が今までに経験したことの無い、いや〜な感触だった。肩の空間(?)に異物が入ってく感じは普通に生活してたら経験しないですよね。きゅうりやチーズを無理やり入れられるチクワの気持ちが分かった気がします。これからは安易に空間をうめない、穴があっても入らない。そんな男になりたい。テトリス棒なんてもってのほか!