天国の花通信                        No.80        
  ヘブンズフラワーメール

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私もこの方を知らなかった。(ヨハネ1:31)

 

 最近の情報では、ものみの塔協会は何とかカルトとの汚名を払拭しようと躍起になっているらしい。ものみの塔誌やめざめよ誌に、恐ろしい終末が迫っていることを強調するような記事がなりをひそめ、大会でも新しい光(啓示)の発表を待ち望む信者たちの期待を裏切るように、霊の実の話しや「良いクリスチャンになりましょう」というような教訓話しがもっぱらであると聞く。より洗練された、限りなくキリスト教に近い形態にソフトランディングしたいかのような動きを見せている。

 しかし、そのためにはカトリック教会のようなスキャンダルはまずいと考えているようである。ものみの塔は特別な委員会を作り、ある問題をこれまでのように会衆レベルではなく、組織を上げて処理しようとしている。つまり対社会的に最も問題になる幼児虐待、特に性的虐待である。

(詳しくはJWICのホームページ参照)http://www.jwic.com/home_j.htm

 もし彼らが、本気でプロテスタント教会のようになろうと志し、偽預言をやめ、子供に鞭を当てることをやめ、虐待というような不健全なものを組織から遠ざけようとしているのなら、これほど喜ばしいことはない。セブンスデー.アドベンチストも今でこそ異端と考える人は少なくなってきたが、ものみの塔と同じ祖父を持つルーツからの脱却は大変な努力を必要としたはずである。

 

 世間ではよくあることであるが、新聞などに、ものみの塔は<キリスト教の一派>と紹介されることがある。モルモン教もそうである。本家アメリカでさえ、キリスト教の一宗派だと思っている人は多いそうである。世界に名だたる宗教音痴のこの国ではなおさらそうだろう。

 ものみの塔が、性的虐待や幼児虐待を排除し、偽預言を止め、輸血拒否の教えを取り下げて普通のプロテスタント教会のようになってしまったらどうなるのだろう。

 王国会館建設反対はナンセンスなことになる。反対者は逆に、寺社や教会を社会から排除しようとする危ない団体になってしまう。また、妻の信仰に反対する夫は、人権意識のないただのエゴオヤジということになってしまう。

 

 ご存知のように、政教分離がアメリカで成立したのは独立戦争(1776-83)以後でその歴史は長いが、わが国がそれを獲得したのは第二次大戦後であり、同時に信教の自由という制度を獲得することになるのだがその歴史は浅い。

 皮肉なことにこの政教分離や信教の自由は、キリスト教会からの解放を目指した思想であって、何人も国家や宗教組織から思想信条を押し付けられないことを保証するものである。私は別にこの制度を礼賛しているわけではないが、ともかく私たちは現在この制度の元にいるわけであり、信じる自由、信じない自由、何を信じてもいい自由というものが与えられている。

 

 私は被害者家族からのご相談を受けたとき、まずこの話しをすることにしている。

 信仰を持つことに反対しているなら、あなたも仏壇や神棚を家から除き、交通安全のお札を車からはがしなさい。そして正月に初詣に行くことを辞め、盆にお寺や墓参りに行くのをやめてください。もちろん、クリスマスを祝うなどということはもってのほかだと申し上げると大半のご家族は当惑されているようである。これらのことが宗教的であるなどと考えたことがないかのようだ。

 つまり事の本質がどこにあるのか分かっていない、あるいは何が問題なのかがよく認識していない方がほとんどと言ってよい。

 

 ここが分かっていないと、ものみの塔ではなくてもあなたはただの迫害者、人権侵害者になってしまうということである。信教の自由は、たとえイワシの頭を拝んでいても保証されなくてはならないものだから。親父が牧師だから、自分もキリスト教だと考える必要はないし、家がお寺だから自分も坊主にならなくてはならないということもないのである。

 私は宗教的多元主義を信奉する者ではないが、この信教の自由というのは曲者であると思う。信教の自由というのは裏返せば「自分で選べ」ということだからである。

 自分で考え、判断し、責任を負いなさいということである。これは実に厳しい話しであって、私たち日本人は何を基準に選べば良いのかという手がかりさえ持っていないと思えるからである。

 日本人に支配的な「宗教そのものがうさんくさい」という姿勢を取っているなら、先ほど述べたような家に仏壇や神棚を置くことや、寺社参りという行為はうさんくさいということを超えた自己矛盾である。めちゃくちゃなアイデンティティである。

 ウイリアム・ウッド師は、私の教会でのメッセージで「『あなたは私を誰だと言うか?』というキリストの問いにどう答えるかが人の救いを決定づける」と言われていたが、生涯に一度確かめないでよいものだろうか。おそろしいのは<確かめないでいる自由>もまた保証されているということである。

 

 南米で元巡回監督をしていたドン・ネルソン氏は、クリスチャンになってから、エホバの証人に会うと一つの実験をしたそうだ。証人に「とにかく、何でもいいから『イエスは主です』と言ってみてください。」と頼んだが、何度もそれを拒否されたそうだ。なんとそのやりとりは3時間続いたという。

 

 私もエホバの証人のときは、この方を(神として、メシアとしては)知らなかったが、たとえものみの塔がプロテスタント化したとしても、「イエスは主です」、「私の主、私の神」と告白しないかぎり、私たちの仕事は終らないのである。

 

   INFORMATION

★福岡地区のセミナー。
 2002・11・9(土)福岡市民会館。Am10:30.
 講師は、マインドコントロール研究所代表で、「信仰という名の虐待」の著者パスカ
   ル・ズィビィ氏。参加費:支援会員¥1,000、一般¥1,500.

★異端セミナ−:富津教会。9月22日PM2時から
 中澤啓介先生が担当で行います。
 お問い合わせ:0439−87−9867。牧師は坂口師です。

★中澤啓介先生の「マタイの注解書」(中巻)が完成。ご注文は恵友書房まで。
Fax042−748−8680

★草刈先生の裁判は8月末に結審。控訴棄却で、上告しない予定です。
関連ホームページhttp://www.nishimaiko.org/ho/ehoba/kusakari4.htm

★ウイリアム・ウッド先生のカルトリハビリセンターのために。
また、出版予定の「霊的識別力」のため。「救いは無償の贈り物」を無料で
プレゼントします。(フラワーメールまでお申し込みください。)
  

ヘブンズフラワーメールは、元証人やそのご家族に、聖書の真理や、真の神様、救い主イエス・キリストの恵みを知り、幸福な人生を送っていただきたいという願いをもって発行している私的エッセイです。

★郵便振替01700-1-31876

 



九州福岡地区

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日 時  2002年11月9日(土)Am10:00
場 所  福岡市民会館


講 師   パスカル・ズイヴィ氏
パスカル・ズィヴィー(Pascal Zivi)
 1957年にフランスで生まれました。15才から柔道を始め、80年に来日。
講道館の門を叩き、筑波大学柔道部で練習を続けてきました。
 それまではクリスチャンではありませんでしたが、筑波でバートン・ルイス宣
教師、稲垣守臣牧師に出会い、その方たちの影響でクリスチャンになりました。
 その後、札幌のアジア聖書学校で数ヶ月、聖書を学んでいましたが、当時通って
いた日本基督教団札幌十二使徒教会で初めて破壊的カルトの問題に直面し、救出カ
ウンセリングに携わるようになりました。
 94年、札幌にマインド・コントロール研究所を設立しました
●著書に「マインドコントロールからの脱出」「親は何を知るべきか」などがあり、最近の
著書「信仰という名の虐待」は現在品切れ状態である。

★エステル会へ来ませんか!

・統一協会やものみの塔などのカルトから抜け出た方、心の癒しや暖かい交

わりの場所を必要としている元信者の方。

・カルトや異端の人々とどのように対応してよいのか学びたいと思っておられ

る方、キリスト教会のクリスチャンの方、共に学びましょう。

・家族が、統一協会やものみの塔などのカルトに入信して困っておられるご家

族のみなさん、ご相談に乗ります。遠慮なくお問い合わせください。

毎月第三水曜日Pm 1:00(ご相談は、日時を問わずいつでも応じます)

直方クリスチャンセンター 生武 のぞみ

福岡県直方市溝堀1−2−2
рO949−24−8942
電子メール アドレス :
nozomi-i@msj.biglobe.ne.jp

ホームページ
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hioki/5205/


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