ヘブンズフラワーメール                  天国の花通信

83号                 〒822-0002福岡県直方市頓野2284

                            原 田 康 次

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     私もその方を知らなかったU

 

エホバの証人の人たちは、自分たちは正しい聖書の読み方をしていると自負している。マインドコントロールの元で私も頑固にそう信じていた。

しかし組織にいる間中、何かもやもやしたものが絶えず胸の中にくすぶっていた。というのも、キリスト教とは何の接点も持たない生い立ちであったのだが、証人になる前にGS(ガソリンスタンドではなくグループサウンズの略)をやっていた頃がある。そのメンバーに自称クリスチャンがいて、なぜか胸にクロスをぶらさげ、口語訳聖書を持っていた。仕事もなく、彼の家に居候を決め込んでいた頃に暇に飽かして読み耽ったことがある。もちろん、教会に行ったこともなく、聖書を読む素地のない者にとっては難解であったが、それでも、山上の説教などは新鮮な感動をもって読んだ。ごく一般的な読み方であったと思うが、しかし、これが、証人として10数年の歩みの間、私を悩ます棘となった。

 

私が研究を始めた頃はまだ、文語訳聖書を使っていた。エホバという神の名が使われており、格調の高い聖書であった。しばらくして、新世界訳なるものが組織から発表された。これによって私の持っていた違和感はより増幅されていくことになった。小学生の頃から、勉強の方はともかく、「世界文学全集」で育ってきた私にとってこの聖書は「妙な本」だった。ちゃんとした日本語とは思えない個所がいくつもあった。神学的素養も、語学的な知識もない素人でも、さすがに決定的に躓いた個所はあの有名な個所である。「今日あなたに真実に言いますが、あなたはわたしと共にパラダイスにいるでしょう。」(ルカ23:43)

ちなみに、口語訳では「よく言っておくが、あなたはきょう、パラダイスにいるであろう。」であり、新共同訳では、「はっきり言っておくが、あなたは今日わたしと一緒に楽園にいるとなっている。さらに新改訳でも「まことに、あなた告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。という訳を採っており、「今日あなたに言う」という訳を採っているのは新世界訳だけである。「今日言う」のと「今日共にいる」というのではまるでその意味するところが違う。

さすがの私もこの改悪には違和感を持ったが、真相の追究にまでは至らなかった。しかし、75年の前年に、私の司会者である主催監督が「ハルマゲドンは来年です」と言ったのを聞いて私の心に沸き起こったのは強い反発であった。いくらマインドコントロール下にあるにしても、「その日、その時がいつであるかは、だれも知りません。天の御使いたちも子も知りません。」(マタイ24:36)という聖句くらいは知っていたからである。「キリストも知らないことをなぜ、あなたが知っているのか。」というのが私の心の叫びであった。

お人好しの私たちは「その時がいつか」などということに関心を抱かない方が良いのだという確信を持って、75年が過ぎても、なおも組織に留まった。

 

聖書通読は証人時代もやっていた方だと思うが、日常はまさに、聖書は道具と化していた。伝道で使う、奉仕会や神権宣教学校で使う、公開講演で引く、ものみの塔研究で引く、兄弟姉妹を戒めるために引く。聖書は読むものではなく、辞書のように引くものになっていた。また聖書は、まず選ばれた人たちのためのものであり、自分で解釈してはならないということは聖書にも書いてあることでもあるので、もっぱら組織の解釈に頼らざるを得なかった。


キリストもまた、物分りの良いセールス上手な会社の副社長という、巡回監督のイメージを出ない人物であった。(これは完全に私的なものであって、証人たちがすべてそんな風に理解しているわけではない。)

 

やがて組織を離れて長い間、神や聖書の問題を棚上げにしてきた私も、人生の破綻を目の当たりにして、祈り、神を求めなくてはならないところまで来た。

祈り、倉庫の奥に眠っていた聖書を引っ張り出して読んだ。もちろん相変わらず自己流の読み方であったが、時間の所為か、聖霊の働きか、そこにいたイエスという人物はまったく違った方として感じられるようになった。

またキリストを誰だと告白すべきかということが、聖書を解く鍵だという気がしてきた。そこにいたイエスは、心優しく、慈愛に満ち、権威のある方であった。

罪を赦すなど、神でなければなし得ないことをしておられることが分かるようになった。キリストを主として崇め、祈ったとき目から鱗が落ちた。

聖書が慕わしい、よく分かる本になっていった。もちろんこの頃はまだ、自分に起きていることの意味が十分分かっていたとは言えない。

 

聖書は不思議な本で、まさに生き物のようである。私は3通りの読み方をしてきたことになる。一般的に聖書を世界の良書として、読んでいく仕方。もう一つは自分が言いたいことを保証させる道具として利用する読み方である。

異端の読み方はすべてこれであり、真義はベールに包まれたままである。

そこには真のキリストもいなければ、真の福音もない。

 

もう一つの読み方は、全人格をもって対峙し、聖霊による理解をいただくことである。元証人の友人に福音を証しすると、「解釈の違いを説明されてもね〜」と取り合ってもらえなかったことがある。

その時私はまだ、聖書が「自分勝手に解釈するものではなく」(つまり聖霊によって奥義は知らされる)、同時に(聖霊の注ぎがあれば)「だれからも教えを受ける必要もない」ことを彼に説明する力量はなかった。

私は友人家族を巻き込んで、お祭り騒ぎのようにエホバの証人になった。

しかし真の救いを受けたとき、妻を除いて友人たちは誰も耳を傾けようとしなかった。私は教会へ行かず、誰からの誘いも受けずにキリスト者となった。それが何より真実な求めであり、真実に実存的選択であったという確信を私にもたらすこととなった。家に来た伝道者からでもなく、友人の誘いでもなく、牧師の説教からでもない、神からの救いを経験したのである。

そして何よりもそれは知識からではなく、実生活に神がその御業を現してくださったという実体験を通してもたらされた。それがまさに神を識る(知るは体験的に関係を持つことを意味する)ことである。

「神の御霊によって語る者はだれも、『イエスはのろわれよ』と言わず、また、聖霊によるのでなければ、だれも、『イエスは主です。』と言うことはできません。」(コリント12:3)

 

長い長い間、私はイエス・キリストという名を知りながらその方を知ることがなかった。組織を離れた皆さん。神と聖書について棚上げにせず、救い主であるイエス・キリストを知ってください。ものみの塔のような面倒な手続きは要りません。「神様、今私はあなたを必要としています。私の心に来てください。」とお祈りしてください。何かの変化があなたやあなたの回りに起きるはずです。イエス様は必ず、あなたが組織から受けた傷を癒し、正しい理解へと導き、平安を与え、あなたを愛しておられることを示してくださいます。

 

   クリスマスおめでとう!                           主イエスの生誕を喜び、十字架の恵みに感謝いたします!。

    

 

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               エホバの証人救出支援の会

                   桝 和博

                  090-1314-3257

          Eメール masu-k@crocus.ocn.ne.jp

 


      Information 

タ ン ポ ポ の 会

名古屋地区の援助グループ

元証人のサポート、当事者家族のための自助グループ。2001年9月に発足し、すでに4回の勉強会、講演会を開催している。2002年11月2日には、代表磯崎由美子さんの尽力で「エホバの証人全国被害者集会」第8回の集会が開催されました。

 暖かい手書きの「タンポポ通信」を発行。ぜひエールを送ってあげてください。

 

п@& Fax  0572−23−9813

振替      12460−21677331

   エホバの証人全国被害者集会

                     
上記のような多くのグループと

幅広い協力関係を持つ被害者家族中心の告発グループ。

 

今年11月2日には名古屋で集会を開きました。元証人の体験談、被害者家族の話し、JWTC(エホバの証人をキリストへ)の中澤啓介師の講演などが

盛り込まれた熱い集会になりました。

 

 

 

      


       
今回のCDプレゼント

 

 

 


今回の無料プレゼントは、北野耕一師の3枚のアルバム。

「神の愛を受けて」

「十字架の力」

「真の自分を見出す」です。

(北野耕一:アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団、中央聖書学校                         校長、宣教師)

 

●お申し込みは、お手紙、Fax、Eメール、お電話で受け付けています。ウイリアム・ウッド師、中澤啓介師のCDも引き続き受け付けています。

ヘブンズフラワーメールまでどうぞ。


新作ビデオテープのご紹介




元証人健康度チェック


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