透析導入が決まって


2003.9.23更新


私の透析導入が決まったのは、23才の時でした。
いつものように病院へ行き、採血、そして診察室へ。
先生が採血の結果をご覧になり、『そろそろ透析の準備をしましょう。』と言われました。
21才迄、私自身も病院勤務をしていた中で、透析の患者さんも何人か見てきました。
「とうとう自分も透析になる。」と決まった時は、とてもとてもショックで辛かったです。
しかし看護婦さんや先生方の前ではニコニコと平気な顔をしていました。
そんな私を見て「なんでそんなに平気な顔で笑っていられるの?」
と聞かれた事もあります。平気なはずはありません!
「人前で辛い顔を見せるのが嫌だ。」と言う気持ちも ありました。でも一番は、「私は平気よ。」と強がる事で、人前では自分を隠していたんだと思います。
友達にも言えず、外で強い子ちゃんを気取っていた分、家に入ると親に当たる日々だったような気がします。
今でも私の病気の事を知ると「なんでそんなに笑っていられるの?」と聞く人がいます。
平気ではないけれど、8年経った今、病院へいく事が生活の一部になり、
この生活にも慣れてきたので普通に「大丈夫」と言えます。
たま〜に大丈夫じゃない日もありますけどね・・・(笑)
 5月に入り、シャントの手術が行われました。シャントの手術は日帰りでできるもので、 この日は2時間程で終わり、家に帰りました。
そして次の日、なんと、せっかく作ったシャントが、すでに音が聞こえなくなっているのです。 急いで病院へ電話をかけ、後日再手術をしました。
私の血管は細いようで、なかなかやりにくいらしく、この日は3時間程かかりました。
お陰様で8年経った現在もこのシャントで透析をしています。
 シャント手術の後、透析に慣れる為の入院生活が始まりました。
そして始めて透析をする前日。
かなり緊張していたのを覚えています。
なぜなら、先生から、『始めは頭が痛くなったり、気持ち悪くなったりするよ。』と言うことを 伺っていたからです。
 透析当日の朝、歩いて透析室まで向かい、ベットへ・・・ 先生が針を刺しに来て下さいました。透析の針は普通の採血の針より長く、太いのです。 針を刺してもらう瞬間の事は覚えていません。が、 透析時間(ベットで横になっている時間)が長かった事は覚えています。
透析中後の頭痛、吐き気の症状は出ず、無事に透析初日が終了しました。
始めの2,3日は3時間透析だったのですが、4日目くらいから 4時間透析になりました。こうして私の透析が始まったのです。
(本当は週3日の透析なのですが、私はデータがあまり悪くないとのことで、 週2日(火・土)でのスタートとなりました。)


      【この頃悩んでいたこと】(透析導入当時・・・)

@血管が細いため、針刺しがうまく行かない日が続いた。
A自分が透析になった事を友達に言えない。
B親に当たってしまう。

もっといっぱい悩んだことがあったはずなのですが、やっぱり 8年も経つと思い出せない・・・
この当時の日記もたくさん付けていたのですが、今読み返すのが怖くて、 開くことができません。(なんで怖いのかなぁ?)

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