新明解
名古屋名物

事典



B級グルメ天国・名古屋の名物を紹介するページ


名古屋旅行(実地調査)により、「あんかけスパゲティ」「手羽先」に用例を追加、
「イタリアンスパゲティ」「小倉トースト」「きしめん」の語釈を修正、
「鬼まんじゅう」「カレーうどん」「抹茶小倉スパ」を追加しました。(03/3/28)

(なお、今だから言いますが、バックの黄色は金鯱のイメージです)




[50音順]


あんかけすぱげてぃ【あんかけスパゲティ】
 太いスパゲティに辛口のとろみのあるたれ(あん)をかけたもの。サラリーマンに人気がある。昭和36年にヨコイが商品化。「−の犯罪的なクドさと麻薬的にクセになるテイスト」

いたりあんすぱげてぃ【イタリアンスパゲティ】
 小さくて黒い鉄板の上にケチャップで味をつけたスパゲティをのせ、周りに溶き卵を流しこんだもの。じゅうじゅう音をたてて運ばれてくる。喫茶店メニュー。〔イタリアにはないとされる名古屋のオリジナルメニュー。喫茶ユキが発祥とされる。〕 

ういろう【外郎】
 米の粉に砂糖を加えて蒸して作るモチモチした食感の名古屋の代表的な和菓子。外見は羊羹に似ている。おみやげ用。〔新明解国語辞典では、「山口・名古屋の名産」とあり、山口が先になっている〕 [かぞえ方] 1本

えびふらい【エビフライ】〔エビフリャーは訛り〕
 エビに小麦粉、とき卵をつけ、パン粉をまぶして油で揚げたもの。〔タモリが有名にするまで特に名物ではなかったとの説が有力〕 「私の家では、ご馳走といえば−でした」「クラスの1/3はお弁当に−が入っていた」 [関連]しゃちほこ丼。

おぐらとーすと【小倉トースト】
 トーストにバターを塗り、つぶあんをはさんだもの。喫茶店メニュー。〔松つ葉という喫茶店が発祥とされるが、平成14年ごろ閉店した。〕

おにまんじゅう【鬼まんじゅう】
 角切りのさつまいもに、小麦粉・砂糖などで練ったつなぎをかけて蒸した生菓子。〔中に餡子の入っているいわゆるお饅頭とは別物〕

かれーうどん【カレーうどん】
 どろっととろみのあるカレールーをかけたうどん。「名古屋は他の地域と比べて−がメジャーで美味しい」

きしめん 
 名古屋名物の平たいうどん。幅4.5mm以上、厚さ2.0mm(日本農林規格)。ほうれんそう、油揚げ、削り節をのせて食べる。〔ただし、理想と現実は異なる。〕  「−は花かつおがないとどうにもならない」

こうらいけいらーめん【好来系ラーメン】
 →薬膳系ラーメン

ころうどん
 冷たい麺に冷たいだし汁をかけた夏向きのうどん。〔うどんのメッカ香川県の某有名うどん店では「ひやひや」という。なお、熱い麺に熱いだし汁は「あつあつ」、冷たい麺に熱いだし汁は「ひやあつ」と呼ばれている。〕

しゃちほこどん【しゃちほこ丼】
 エビフライにハヤシライスをかけた丼もの。[関連]エビフライ。

すがきやのらーめん【スガキヤのラーメン】
 東海三県を中心に約400店舗存在するといわれるラーメン店。和風とんこつと呼ばれる白いスープが特徴。安い。女性・子供に人気。名古屋で最も古いファーストフード。「−は名古屋人の心のふるさとだ」 [表記]寿がきや、SUGAKIYA。

たいわんらーめん【台湾ラーメン】
 唐辛子、にんにく、ニラ、ひき肉入りの激辛ラーメン。〔台湾にはない名古屋のオリジナルメニュー。〕

てばさき【手羽先】
 鶏の胸から羽にかけての肉の先の方の部分を唐揚げにしたもの。胡椒をきかせたスパイシーな味付け。ビールのつまみ用。「−の両端を持ってポキッと割り、ガブリと食い付いてすーっと抜くと、白い骨だけが残る」

てんむす【天むす】〔天ぷら入りおむすびの意〕
 小さいおむすびに海老の天ぷらをのせ、海苔で巻いた食べ物。

どてやき【どて焼き】
 豆味噌のたれで肉、大根、こんにゃくなどを煮込んだ屋台料理。「どて飯」「どて丼」

ところてん【心太】
 さらして煮たテングサから作る、透き通ったぷりんぷりんの食品。「ところてん突き」で突き出し細長くしたのを、名古屋では三杯酢(=砂糖、醤油、酢)をかけ、割り箸を割らずに・(箸一本で)食べる。夏の食べ物。〔凍らせて、かわかしたものが、寒天〕 [かぞえ方] 一本。

なごやこーちん【名古屋コーチン】
 名古屋の高級な地鶏。

ひつまぶし【櫃まぶし】
 小さく切ったうなぎの蒲焼をおひつに入れたご飯にまぶし、茶碗によそって食べる料理。一杯目はそのまま、二杯目はネギとわさびをのせて、三杯目はお茶漬けにして食べる。「−を注文する際に、「ひまつぶし(=暇潰し)下さい」などと言っても、しゃれにもならない」

まっちゃおぐらすぱ【抹茶小倉スパ】
 スパゲティに抹茶シロップをからめ、生クリームと小倉あんをたっぷりのせたもの。喫茶マウンテンの名物料理。

みそおでん【味噌おでん】
 豆味噌で煮込んだおでん。

みそかつ【味噌カツ】
 トンカツに豆味噌ベースのソースがかかっているもの。 [関連]味噌カツ丼。

みそかつどん【味噌カツ丼】
 味噌カツをのせた丼もの。ご飯の上にキャベツをのせ、その上にトンカツをのせて豆味噌ベースのソースをかけることが多い。学食の定番。 [関連]味噌カツ。

みそにこみうどん【味噌煮込みうどん】
 きしめんと並ぶ名古屋名物の麺料理。八丁味噌などの豆味噌仕立ての煮込みうどん。鍋焼きうどんに似ているが、麺はわざと芯を残していて、固い。ぐらぐら煮立ちながら運ばれてくる。生卵をおとして食べるとうまい。

もりぐちづけ【守口漬】
 守口大根(直径2,3cm、長さ2m)の漬物。円形の容器にぐるぐる巻きにして入れている。

やくぜんけいらーめん【薬膳系ラーメン】
 朝鮮人参酢を入れて食べる名古屋独特の地ラーメン。豚骨・鶏ガラ・野菜を煮込んだ白濁スープ、やや太目の麺が特徴。名古屋市の「好来」が元祖であるため、好来系ともいう。

れいめん【冷麺】
 冷やし中華。マヨネーズを添えて食べる。〔いわゆる韓国風冷麺、盛岡冷麺とは別物〕 「名古屋の−には驚いた。第一にからしの代わりに大量のマヨネーズが添えられていたので驚いた。次にコンビニの−にさえ、ミニサイズのマヨネーズがセットで付いてきたので驚いた」




[あとがき] 自分でこういったものを作ってみると、見出し語の選定、語釈・用例の決定など、辞書・事典作りの難しさがいろいろ理解できます。 これ作るの、一見簡単そうに見えますが、けっこう調べたり確認したりするのに時間がかかりました。 一応名古屋名物とされるものはすべて網羅したつもりですが、何か抜けているものがあれば、教えてください。(管理人より)



Mitchy さんの書き込み(02/12/01)等により、「シャチホコ丼」「味噌カツ丼」の語釈を修正しました。
パパ嫌鈴木さんの書き込み(02/12/4)により、「ころうどん」の語釈を修正しました。
「きしめん」の「たまり醤油」が「ためり醤油」になっていたので訂正しました。(02/12/4)
いとりんさんからのメール(02/12/5)により、「エビフライ」「スガキヤのラーメン」を修正、「冷麺」を追加しました。
・以前「ぷりんぷりんした食品」の補足その4に名古屋風ところてんについて書いたのを思いだし、「ところてん」を追加しました。(02/12/5)

・「ひつまぶし」の補足説明を削除し、新たに用例を追加しました。(02/12/5)
・「好来系ラーメン」「薬膳系ラーメン」を追加しました。(02/12/24)
・名古屋旅行(実地調査)により、「あんかけスパゲティ」「手羽先」に用例を追加、「イタリアンスパゲティ」「小倉トースト」「きしめん」の語釈を修正、「鬼まんじゅう」「カレーうどん」「抹茶小倉スパ」を追加しました。(03/3/28)

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