<> <> 公園めぐり

公園めぐり

 

 

門暮一号公園には

ぶらんこがない

 

門暮二号公園には

すべり台がない

 

門暮三号公園には

シーソーがない

 

門暮四号公園には

ベンチがない

 

あたしたちの家には

なにもない

 

あたしたち母子3人は

一日中

公園をさまようのだ

 

朝早くから

日が黄昏れてしまうまで

 

果てしなく続く

あたしたち母子の

 

公園めぐり

 

 

創作について

 

 

希望の糸を

くるりと輪にして

その中に失望の糸を通す

 

その糸を

またくるりと輪にして

今度はそこに

希望の糸を希望の糸を通す

 

そうやって

何度も何度も

同じ作業を繰り返して

編んでいく

 

いったい何を編もうとしているのか

何が編みたいのか

何のために編みたいのか

 

ほんとうのところは

よくわからない

 

なのにわたしは編んでいく

せっせせっせと編んでいく

 

編み続けていく

どこまでもどこまでも

果てしなく

 

もしかしたらそれは

永遠に

 

未完成のまま

終わってしまう

もの

 

なのかもしれないのに