-エンカルタから見る-
レビ記
レビき Leviticus


旧約聖書のモーセ五書の第3の書。

幕屋(仮神殿)の建設をしるした「出エジプト記」のあとをひきつぎ、レビ人の祭司とその役割について記述する。「主はモーセに仰せになった」という句がくりかえされるなか、祭儀に関する規則、道徳規範、社会規範がさだめられていく。

1〜7章は、神へのささげものに関する2つの規則をあつかっている。前半(1〜5章)はイスラエル人に、後半(6〜7章)はアロンとその子ら、すなわち祭司にあてて書かれたものである。8〜10章では祭司の叙任の儀式、11〜15章では食物と衛生について規定している。食用に適する潔(きよ)い動物と不浄な動物のリストをあげ(11章)、産婦の清めの期間をさだめ(12章)、体から漏出するもの(15章)にふれている。16章は、贖罪の日についての記述である。

つづく17〜26章は、儀式の神聖さを強調し、神が頻繁に1人称で登場するため、「神聖法典」とよばれている。

聖書学者によると、祭司たちは前5世紀にエルサレムの神殿で、「レビ記」の規律をまもっていた。「神聖法典」の言葉や精神が「申命記」と似ていることから、この部分は前7世紀に書かれたとする説がある。

Microsoft(R) Encarta(R) Encyclopedia 2000. (C) 1993-1999 Microsoft Corporation. All rights reserved.

やはりこの書もモーセが書いたとは考えないようにしましょう。


聖書研究デスクへ戻る