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ヨエル
ヨエルしょ Book of Joel


1.プロローグ 

旧約聖書の十二小預言書のひとつ。ヘブライ人の預言者ヨエルが書いたとされるが、この人物については名前しかわかっていない。本文から判断して、ユダヤ人のバビロン捕囚後(前538年以降)に書かれたものと考えられている。

2.内容

 「ヨエル書」は、前半と後半にわかれている。前半(1〜2章)は、イナゴの大軍による被害をえがいている。預言者ヨエルは人々を「主の神殿」(1章14節)へよび、断食をして救済をいのるよう強くせまる。ヨエルは、災厄を「主の日」(1章15節)すなわち裁きの日の前兆ととらえ、心からくいあらためなければその日にすくわれないと警告する。

後半(3〜4章)でヨエルは、救済を預言している。神は「霊をすべての人にそそぎ」(3章1節)、「天と地に、しるしをしめし」(3章3節)、裁きのために「裁きの谷」(4章14節)に「諸国の民をすべてあつめる」(4章2節)。ユダの人々の敵は、「ユダの人々への暴虐」のためにほろび、「ユダはとこしえに、エルサレムは代々(よよ)にわたって民のすむところとなる」(4章19〜20節)

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