組織に抵抗するためのひとつの方法


 組織には在籍していても、以前のように組織に対して魅力を感じず、チャンスがあれば「辞めたい」と考えている証人もいるはずです。そういう人たちにとっては、集会や奉仕など「宗教活動」に参加すること自体が苦痛であり無意味だと感じることでしょう。しかし家族の事情や辞める勇気の不足、親しい友人が組織にいるなど、さまざまな理由により多くの人がやむなく組織に滞在しているのも悲しい事実です。

 すでに組織への未練は失せ、あるいは信仰もほとんどなくなっている状態であるのに、それでも「組織にはとりあえずとどまっていたい」と考えている現役証人の皆さん。しかし、何の抵抗もせずにいるのは、ある意味自分の身を組織に捧げているのと同じです。そんな人たちはこれから挙げる方法を提案したいと思います。

 それは金銭的な寄付を辞めてしまうという方法です。

 いったい誰のために自分の貴重な財産を切り崩しているのでしょうか?組織が神に導かれていないのなら王国会館維持や出版物印刷のための費用のために協力する必要はないはずです。寄付額が少なくなればなるほど、組織の将来性も危うくなります。所詮、この組織も「金」がなければ成長しなかった組織です。寄付を辞める人が多くなればなるほど、組織にとっては大きなダメージになることに間違いありません。特に、裕福な日本人信者からの「寄付放棄」は組織にとって深刻な問題となるはずです。

 ある人は、寄付を辞めてしまうことである種の不安と罪悪感を抱いてしまうかもしれません。しかし元来、これは「自発的」な種類のものです。それに、誰がどの程度の寄付をしたのかは誰にも分かりません。神が別の組織を導いているなら、寄付放棄は正しい行為になりますし、神が存在しないなら悩む必要すらなくなります。

 毎月1万円の寄付をしている信者がいたとしましょう。そして大会ごとに同額の寄付をしていたとします。そうすると年間で約15回分、計15万円の寄付をしていることになります。これは、その信者が寄付を辞めるだけで「組織の収入」は年間15万円減ることを意味しています。では、そのような寄付放棄の信者が100人に増えたとすればどうでしょうか?驚くことに、組織にとって年間で1500万円の減収というとんでもない事態になってしまうわけです。

 たしかに「あなたひとり」の行動はわずかな抵抗にすぎないかもしれません。ところが、そのような行動が広がっていけば、組織にとって大きな脅威となり得ます。

 繰り返しますが、何も心配する必要はありません。組織は誰が寄付を辞めてしまったのか確かることはできないからです。それに神がこの組織を導いていないのであれば、寄付は意味のない行動です。それでも組織の存在についてまだ迷っている方はとりあえず寄付を「停止」してみてはいかがですか?「組織が正しい」という結論が出た時に再開すれば良いことでしょう。

 組織に対して未練のない方、辞めたいと思っている方は無駄かつ無意味な出費を防いでください。世の中は不景気です。将来のために蓄えておくことも大切です。年金を払っていなかった人は年金にまわすことができます。(寄付ができるのに年金は未納というのはもともとおかしい話ですが・・・)

 とにかく「寄付放棄」という単純な手段により組織に抵抗してみてください。エホバの証人組織も「金」あっての組織です。「論理」を持ち出してもなかなか崩れない頑強な「塔」も、思わぬ所から崩壊に向かっていくのかもしれません。


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