用語集

-初心者の方は予備知識として必ず把握しておいてください-


・イエス・キリスト
神ではない。あくまでも「神の子」。王という立場でまもなく地球の悪を成敗し、ハルマゲドンを生き残った人間や復活してきた人間たちを支配する。一般のキリスト教では三位一体説から「神=イエス」という考え方があるため、真っ向から対立する。

・エホバ
全能者なる神。全宇宙を創造した方。エホバの証人にとって唯一の崇拝の対象。イエスの「お父さん」ということになる。

・王国(神の国、神の王国)
心の状態ではない。イエスを王とする、天にある実在の政府を意味する。共に王となる14万4000人という数の人間が最終的に選ばれる。まもなく実現する地球上の楽園で住む人間たちがこの政府の支配を受ける。

・王国会館
エホバの証人の集まる建物の呼び名。集会場所。

・大いなるバビロン
エホバの証人以外の宗教全体を指す。「啓示の書」から抜き出した言葉。自分たちの宗教を「真の宗教」と考えるために、その他の全宗教は「偽りの宗教」と考える。しかし、聖書そのものを読むとよく分かるが、この語は当時の「ローマ帝国」を表しているだけに過ぎない。

・会衆
エホバの証人の組織の基本的な集合体の呼び名。日本全国で約3500の会衆が存在する。全国に約22万人の信者がいると仮定するならば、単純計算で一つの会衆に約60人強の信者が身を置いていることになる。

・開拓者
ひと月に70時間を布教時間を充てることをノルマ(強制ではない)に活動する信者の呼び名。正規開拓者とも呼ばれる。日本では約6万人が開拓者となっている。この下に50時間をノルマとする「補助開拓者」というクラスも存在する。

・「兄弟」
エホバの証人男子に対する呼び方。苗字や名前を上につけて「○○兄弟」と呼ぶことが多い。名前を省き「兄弟」と呼びかけるだけでも十分通じる。伝道者の資格を得る者に対して用いられる呼称。女性には「姉妹」という言葉が使われる。

・「姉妹」
女性信者に対する呼び方。この語の使用方法は「兄弟」の場合と同じ。

・集会
エホバの証人が定期的に開催している会合。原則的には週に3日集まり、合計計約5時間ほどの時間があてられる(前後の時間も含めると合計8時間程度であると思われる)。集会には5つの種類があり、それぞれ、ものみの塔研究、公開講演、神権宣教学校、奉仕会、書籍研究と呼ばれている。

・巡回監督
自分の受け持つ(巡回区)複数の会衆を励ます目的で巡回する男子。自分のテリトリー約20近い会衆を半年間で網羅する。夫婦で活動するケースが多い。さらに広範囲を受け持つ地域監督と呼ばれる男子も存在する。彼らがある会衆を訪問する場合、かなりのVIP待遇を受ける。

・大会
集会よりも大規模な集まり。それぞれ年に一回開催される「特別1日大会」「巡回大会」「地域大会」がある。「地域大会」が最も大きい規模。他にも「特別大会」や「国際大会」といった国境の枠を越えた集まりもある。

・大群衆
「啓示の書」から取られた言葉。まもなく起こるハルマゲドンを通過する者たちの総称。

・注解
集会において聴衆席から発言すること。挙手を行い、演壇の上にいる代表者から指名されてはじめて発言権(注解の権利)を得る。

・長老
会衆の指導的立場に属する男子。会衆あたり1名の場合もあれば、10名近くいる場合もある。最近は長老数の減少および責任の分散化のため、若年層や低能な人材も登用するケースも多いと聞く。

・伝道者
布教活動を許された信者を指す。正式には「バプテスマを受けていない伝道者」と言う。この資格を得ると「兄弟」「姉妹」と呼ばれるようになる。信者数イコールこの伝道者の数と思って間違いない。

・統治体
エホバの証人を統括する法的ではない機関。10数人の男性信者により構成。組織上の運営方法や教理などはここを通して発生、変更される。一般信者は統治体によって決まった方針や教理に対して、原則として一言も文句は言えない。ちなみに聖書中に「統治体」という言葉はない。

・特権
エホバの証人の中では「特別な立場」とか「特別な機会」という意味あいが強い。演壇の上で話すことも「特権」、長老になることも「特権」、大会でインタビューに応じるのも「特権」である。どんなに人が嫌がる仕事もこの言葉でうまくまとめようとする向きがある。(例)「○○兄弟、なに落ち込んでるの?あの会衆で奉仕するなんてすばらしい特権じゃないの!!」

・背教者
エホバの証人の組織から離れ、違う教えを持つようになった者。特に、以前の信者仲間に情報を与え、組織から離れさせようとする者がこれに該当。ただ精神的に弱った人や、疑問を持ったままなんとなく離れていった人たちには当てはまりにくい。むしろ、以前は信者でもなかったのに、批判的な情報を広めようとしている人たちのことも指す傾向がある。

・バプテスマ
水の中に身を浸し、これまでの罪を清め正式にエホバの証人となることを公に示す儀式。大会時に行なわれるのが一般的。

・ハルマゲドン
「黙示録」に登場する言葉であり、実際には戦争の起こる場所を表す。エホバの証人の中には、エホバ神の側とサタンの側との最終戦争、つまりこの世の終末と解釈している者が多い。

・必要の大きな所
信者数が少なかったり、急に減ったり、あるいは問題が発生するなど、活性化が必要とされる会衆のこと。特に独身で若い証人たちは親からの解放と自分の成長を願い、たとえ自分の会衆が必要の大きい所であったとしても「外」へ出ようとする傾向にある。

・不活発
集会や野外奉仕などエホバの証人の活動に参加していない状態。精神的、身体的にに弱ったり、仕事が忙しくて参加できない信者もいるが、最近では組織のおかしさに気付き故意に参加しなくなる信者が増えている。不活発な状態であれば、現役の信者たちの交流は可能。

・復活
死んだ人が生き返ること。エホバの証人は、将来実現する楽園で過去になくなったエホバの証人やエホバの証人になる機会に恵まれなかった人が復活してくると信じている。

・ブルックリン
ニューヨークの一地区の名称。ここにエホバの証人の総本部がそびえたつ。日本人の多くの信者たちも観光をセットにしてこの場所を訪れる。「ブルックリン」といえば、信者たちにとっては「聖地」というイメージがあるほど。「イスラエル」や「エルサレム」よりもこちらのほうがインパクトが強い。

・ベテル
エホバの証人発行の出版物を印刷、発送するための工場施設。ほんのわずかな賃金をもらうエホバの証人たちがそこで日夜働く。日本では神奈川県海老名市にある。

・奉仕
ほとんどの場合この言葉は「布教活動」を指して使われる。ただ布教活動は厳密に言えば「野外奉仕」という表現となる。その他、王国会館建設や大会の時の清掃活動なども「奉仕」という言葉に包含される。しかし、これらの奉仕は概して「自発奉仕」と呼ばれる。

・奉仕の僕
会衆において長老の次に位置するクラス。男子しかなれない。長老たちを補佐する役目を果たす。長老の数が不足する場合は、書籍研究の司会者も務める。公開講演や奉仕会のプログラムは当たり前のようにこなすのが普通。

・群れ
会衆よりも小さい集まりの単位。一つの会衆に平均3ないし4の群れがある。書籍研究と呼ばれる集会はその群れごとに行なわれている。

・目ざめよ!
月2回発行されるB5サイズ弱、30ページほどの雑誌。「ものみの塔」誌とセットで提供される。「ものみの塔」誌に比べると一般向け。

・ものみの塔
エホバの証人の宗教法人組織登録名。正式には「ものみの塔聖書冊子協会」。月2回発行される同名の雑誌もある。「目ざめよ!」誌よりも、信者向けであり難しい内容。

・楽園
まもなく発生するハルマゲドンの後に待ち構える理想郷。地球上すべてがまさにパラダイスになる。ハルマゲドンを生き残ったエホバの証人と復活してきた後エホバの証人になった人だけがここで生活できる。ここでは永遠の命が保障されている。

・ラッセル
C.T.ラッセル。エホバの証人の生みの親であり、初代ものみの塔協会会長。聖人のような扱いはされていないが、信者にとって特別な存在であることには違いない。

・RBC
地区建設委員会。証人独自の方法によって王国会館が全国各地で建設されている。その建設工事を取りまとめている機関。

 


エホバの証人Q&Aホーム