
基本その131〜
その131 その132
その133
その134
その135
基本その131:ギャンブル三題(大岡山越前さんからの投稿)
1、サイコロ博打は何時もうまくはゆかぬもの。カモられる相手が「チョウ」といえば「ハン」、「ハン」と言えば「チョウ」が出るのですが、その時は必ず「グニのハン」、「ピンゾロのチョウ」で在る場合がほとんどです。なんで〜?勿論被害者は「呉服問屋の若旦那」で。
2、サイコロでイカサマをする時は鉛の玉を入れますが・・・。一度だけ、壷をふっと上げる瞬間、指にたばさんでた別のサイコロとすり替えて、元あったのを壷振りの勢いで横に置いてあった花瓶まで飛ばしてさしてる植物に当てて、旗包みの様に中に落としてイカサマをする、と言う荒技を見た事があるのでご報告致します。(ズバットか!)
3、賭け事に大勝ちしても何分かは、賭場にリリースしましょう。さもないと後々恨みを買って大変です。そのまま大金を持って帰ったとしてもシラフで帰りましょう。記憶を無くすまで飲んでると、朝起きた時に「あの人が浪費するといけない」と優しい奥さんが屋根裏に隠すかも知れませんから。勿論長屋の人達と口裏合わせて・・・・。
(庵主コメント)それこそズバットじゃありませんが、自分の壺振りの腕前を披露するときの手段としては、5個くらいのサイコロをまとめて壺に入れて無造作に振り、ゆっくりと壺を上げると何とまあ!5個のサイコロが綺麗に重なっている…という荒技もよく見かけます。
あと、確かに賭場では『勝ち逃げ』はなかなか許しちゃくれませんよね。程よい辺りで帰ろうとすると「お兄さん。ちょうどツキ始めた頃じゃねーか。もう少し遊んでいきなよ!負けが込んでも心配要らねえ、うちの親分が銭は用立ててくれるってよ」なんて、怖いお兄さんに引き留められがち。
それから、賭場で遊んでいる遊び人から情報を得ようと主人公キャラが近づく場合、賭場から出てきたその遊び人に向かって馴れ馴れしく「…兄貴!さっきの賭けっ振り、見事でやんしたね。男だねえ〜」なんて、過剰にヨイショしながら近づく場合も多いものです(相手の遊び人は「何でぇ、てめえは…」なんて訝しんだりしますが、そんな事知ったこっちゃありません)。
基本その132:子供の情景(大岡山越前さんからの投稿)
子供がみんなで遊んでる時は大概@ラストシーンでカゴメカゴメA姉と弟で(兄と妹でも可)紙風船Bイジメラレテる子が持ってる人形で遊ぶCお寺の境内でせっせっせをやってる 等のパターンが多いです。
紙風船が風に流されて川に落ちてしまった場合新しいのを買って呉れる中年男性が居たらそれ、生き別れになってたおとうちゃんかも知れませんから要注意です。
(庵主コメント)イジメと言えば…、濡れ衣を着せられた挙げ句に改易となってしまった等の理由で、貧乏な家に引き取られている武家の子供などが町道場に通って健気に頑張っている場合、他の武家のドラ息子たち数名の恒常的なイジメに遭っている場合も多いです。
基本その133:秋刀魚のまんま(大岡山越前さんからの投稿)
大岡越前で良く合る基本です・・・。「上様」や「大藩のお転婆姫様」がお忍びで訪ねた長屋で秋刀魚なぞをご馳走になります。其処へ借金取りが押しかけて来たのを追い払った後「秋刀魚のお礼じゃ」と大金を置いて行きますが、それを今度は盗んだと行って知らぬ間に借金取りと結託した役人がしょっ引いてしまう事が在ります。勿論娘目当てで。勿論万事解決した後のオチは「秋刀魚は目黒に限る」で!
(庵主コメント)たかが焼き秋刀魚一匹に対して、一両もの大金を無造作に置いていってしまう吉宗…。自分の金銭感覚が庶民のそれと乖離してしまっている事に全く気付いておりません!せめて自分の取った何気ない行動が、庶民にどれだけの影響力を及ぼすのかを把握して欲しいものです。史実では経済政策にも尽力したとされる吉宗ですが、こんな事をしている様では、血税から成る2兆円もの大金をどっかの銀行にポンと投入してしまうどこぞの国の為政者を笑うことは出来ませんね。
基本その134:寺子屋噺(大岡山越前さんからの投稿)
寺子屋の師匠は何時も「しぃ〜のたまわく」を生徒に復唱させてます、壁には習字が張られ、先生が居なくなると子供達が暴れ出す事も多いですね。勿論師匠は訳ありの人物です。熱血漢か、世捨て人のどちらかに分類される事が多いですね。
(庵主コメント)そうした先生は、大抵の場合、子供たちの父兄が差し入れた青物や魚介類などで生活しています。ごくまれに「俺たち職人にはな、学問なんざ要らねーんだ!」なんてほざく無理解な親が現れて子供の寺子屋通いに待ったをかけ、ひと騒動持ち上がる事もあったりします。
基本その135:無礼奴ランナー(大岡山越前さんからの投稿)
水戸黄門で多い基本です。
時々「尚武の気風」を盛り上げる為に行われる「武者姿でのマラソン大会」。尚武を目的としているのに、最近は派手な鎧を身に着ける者が多くなったと嘆かれたりしてますが、大概それ、家老とか重役の息子です。あの手この手で優勝を狙いますが、勿論最終的に優勝するのは・・・・。後はご想像の通りです。
(庵主コメント)『あの手この手で優勝を狙う』って、チキチキマシン猛レースのブラック魔王みたいですね。『のど自慢』なんかでもよく居ます、無意味にケバケバしい装束に身を包み、調子外れの歌を歌ってゲスト歌手から「絶句ですね…」なんて、驚いたのか呆れたのか判らないコメントを賜って喜んでいる参加者が…。
江戸時代にも『盛り上げましたで賞』とかいうトホホな賞が存在していたら、家老や重役のバカ息子たちにも少しは立つ瀬があったのでしょうが、そうした特別賞が無かった…という部分がある意味彼らにとっての不幸だったのかも知れません。
基本その1〜10 基本その11〜20 基本その21〜30 基本その31〜40 基本その41〜50
基本その51〜60 基本その61〜70 基本その71〜80 基本その81〜90 基本その91〜100