
2008/07/31 THU![]() |
小川一水『フリーランチの時代』 『老ヴォールの惑星』に続く短篇集です。 五篇収録されています。 印象に残ったのは「Live me Me.」ですね。 乙一の「失はれた物語」を思い出しました。 SF仕立てにするとこんな風になるのかな。 「アルワラの潮の音」は『時砂の王』のスピンオフなので、本作を読んでないと意味が通じにくいかもしれません。 全体的には、面白くないわけではないけれど、ちょっと物足りないかな。 『老ヴォールの惑星』の方がインパクトありましたね。 やはり小川一水は長篇の方が得意なのかな。 |
2008/07/27 SUN![]() |
50冊読破達成! 広瀬正『マイナス・ゼロ』 SFを読み漁っているとこの作品に辿り着きました。 かなり評価が高い作品らしいけど、既に絶版になっていて入手は困難だった。 しかしタイミング良く集英社文庫から復刊されたので、書店へ買いに行きました。 タイムマシン、タイムパラドックスが大好きなので興味を惹かれた作品です。 数十ページ読んだだけで、これは凄いと思いました。 時代背景の古さはありますが、そんな事は全然感じさせません。 現在でも充分読ませる作品です。 日本のSFも捨てたものではありませんね。 過去未来という構成はなんとなく最後の展開が読めてきそうなのですが、この作品は予想を遥かに超えました。 読み終えてからタイムパラドックスの謎を考えたけれど、ただ頭が混乱するだけでした。 鶏が先か、卵が先か…そんな感じです。 SFでありながらかなり広い範囲の人が読んで楽しめると思いますので、興味のある方は復刊記念に読んでみたらいかがでしょうか。 お薦めです。 |
2008/07/26 SAT![]() |
納涼!花火大会! 各地で真夏の夜空に花火が打ち上げられています。 夏の大きなイベントですね。 自分も昨日ですが、花火を見てきました。 会場まで行って花火を見たのは、何年ぶりかな。 久々に夜空を見上げながらの観賞です。 流石に迫力があって綺麗ですね。 けれど会場となる堤防は、少し風が吹いて夜になると気温も下がり肌寒く感じました。 これも流石北海道ってことでしょうか。 夜空に咲く花火を見て色々考えてしまいました。 自分もまだこうやって花火を見ることができるんだな。 また来年も行きたいな。 色々な意味で良い花火大会でしたね。 携帯で撮ってみたけど上手く取れないですね。 少しだけ編集してシャープを強めてみました。 |
2008/07/23 WED![]() |
今野敏『宇宙海兵隊 ギガース』 宇宙空間で戦闘機やロボットが活躍するSFの王道的作品です。 ロボットと言い切ってしまうのは少し違うと思いますけど、イメージ的にはガンダムに近いです。 しかしガンダムよりもずっと初期段階のヒュームス(ガンダムで言えばモビルスーツ)が登場するので、かなりリアルな感じで楽しめるんじゃないでしょうか。 これは大好きな分野です。 中学生の時にはこんな小説のシリーズを読み漁ってた記憶があります。 SFのアイディアが新鮮でなくなった今でも宇宙空間で大活躍の作品を読むとわくわくします。 シリーズ作品なので今後の展開に期待しながら読むつもりです。 |
2008/07/21 MON![]() |
マイクル・コーニイ『ハローサマー、グッドバイ』 新訳で復刊となり少し話題になっていたので読んでみました。 SFでありながらSFを意識しないで読める青春恋愛小説です。 面白かった。 しかし、この翻訳が辛い。 どうしても馴染めないですね。 日本語訳なのだから、もう少し日本人流に訳して欲しかった。 原作に忠実なのはわかるけど…。 それでも後半はかなり良かった。 終盤の場面は何かで見たことがある気がするけど、思い出せない。 何だったのかな。 |
2008/07/17 THU![]() |
オーエン・コルファー『アルテミス・ファウル 妖精の身代金』 コンピュータを駆使し「妖精の書」を解読した天才少年。 ハイテク武装した妖精。 子供から大人まで楽しめるクロスオーバー・ブック。 これは自分好みかなと思い期待していました。 しかし少し期待外れに終わってしまいました。 設定は面白いのですが、主人公が犯罪者側の少年で、しかも天才と謳っているのにそう感じさせる場面が少ない。 妖精側もいまいちで、どちらにも共感出来ずに終わってしまった。 もう少し何かがあれば良かったのですが、本読みには物足りない感じがすると思います。 シリーズ作品なのですが、次は保留にしときます。 でも映画化されるみたいですね。 そうなればある程度ヒットするんだうな。 |
2008/07/15 TUE![]() |
絲山秋子『ニート』 著者の作品を読むのは4冊目ですが、何故か出版社が全て違います。 『ニート』は短篇集ですが、「ニート」と「2+1」は連作になっています。 読んでいて面白いなと感じたのもやはりこの二篇でした。 絲山秋子の作品は短篇中篇が多いのですが、読んでいてしっくりきます。 気軽に読めるのも良いですよね。 最近は欲しい本が書店に売っていない事が多いです。 やはりネットで注文するのが早いのでしょうか。 実際に手に取って本を選ぶって時代じゃないのですかね。 変わりますね、色々と…。 |
2008/07/12 SAT![]() |
安部公房『箱男』 再び苦手分野の安部公房です。 これは『砂の女』の前に読まなくて良かった。 もし『箱男』を先に読んでいたら、次の安部公房はなかったと思う。 面白いけれど理解したかといわれると、ほとんどわかってないだろう。 文学を不得意とする人がいきなり『箱男』を読むと躓くと思う。 amazonの書評を見ると星が多い。 けれどそれは文学を得意とするプロが評価したものだと思う。 大袈裟だけど…。 自分がお薦めすると迷わず『砂の女』です。 でも自分が未熟なだけで決してつまらない作品ではないですよ。 |
2008/07/11 FRI![]() |
有川浩『空の中』 図書館戦争シリーズで有名になりましたが、こちらは自衛隊シリーズです。 『塩の街』『空の中』『海の底』と続きます。 続くといっても独立した作品です。 自分の好みだと『塩の街』の方が上位なのですが、『空の中』も充分読み応えがあり面白いです。 嵌ってしまうとどこまでも嵌るのが有川作品ではないのでしょうか。 夏の文庫フェアも新潮2冊、角川2冊、集英社1冊読んだので、とりあえずそれぞれのグッズの権利は確保しました。 後は気が向いたら読んでみるくらいかな。 |
2008/07/07 MON![]() |
安部公房『砂の女』 新潮文庫のラインナップを眺めて、あらすじを読み、モノトーン調の表紙が気に入り読んでみました。 CDでいうとジャケ買いみたいなものです。 純文学は難しいという観念があって、ほとんど手に取ることもなかったのですが、一念発起して挑戦しました。 これほど有名な作品に対してハズレというのも失礼なのですが、もしハズレだったらと多少はドキドキしていました。 ところが驚くほど面白い。 どんどん物語に惹きこまれていきます。 砂穴の一軒家に閉じ込められて、そこから脱出をもくろむというストーリーが単純で分かりやすかったのかもしれません。 もちろん難しいことは理解していないと思いますが、ハンミョウという虫がキーポイントですね。 |
2008/07/04 FRI![]() |
橋本紡『流れ星が消えないうちに』 文庫化を待っていた作品です。 気になっていた作家だったので去年『毛布おばけと金曜日の階段』を読んでみました。 ライトノベルですが良い雰囲気があったのでチェックしていた作家です。 『流れ星が…』も雰囲気を失うことなく良かったです。 自分的にはかなり好きな作品ですね。 夏の文庫フェアの小冊子をもらってきて眺めているのですが、どうも読書意欲をそそられる作品がありません。 圧倒的に未読の作品ばかりなのですが、読みたいと思えるものがない。 本を読むのも文庫を集めるのも趣味なので、フェアにこだわる必要もないかな。 |
2008/07/02 WED![]() |
村山由佳『夢のあとさき』 この時期おなじみになった『おいしいコーヒーのいれ方』シリーズです。 ナツイチでもすっかり定番ですね。 10冊目にして第一シーズン終了です。 10年です。凄いですよね。 しかし物語は3年半しか進んでません。 JUMP JBOOKSでは既にSecond Seasonが2冊発売になっています。 いったいどこまで続くのでしょうか。 惰性だけで読んでいるわけじゃなく、それなりに面白いのですが、そろそろ終わって違う作品をという気もしないでもないのですが。 勝利とかれんが結婚するまで続くのかな。 何年後ですか。 |
2008/07/01 TUE![]() |
雫井脩介『クローズド・ノート』 読み進めていくと小さな疑問が湧いてきた。 このノートを開くと異次元へ行くのはいつなんだろう。 SFとかミステリー関連の作品だと思ってた。 著者のことはよく知らないが、ミステリーとかホラーの人だった気がする。 ラブストーリーだったとは途中で気づきました。 冗談のようですけど、予備知識ないまま薦められるままに読んでいました。 内容は半分過ぎまでは、面白いと思わないかもしれません。 後半になって異常なほど勢いがありますが、物語を固めるまでは時間が掛かると思いましたね。 しかしあの終盤で評価はぐっと上がりました。 物語は最後まで読めって事ですかね。 しかし途中で展開が読めてしまいました。 本を読み慣れていない人には多少辛いかもしれない。 でも頑張って読むと心がハッピーになれます。 |
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